トンボノート
No.727. 春のトンボたちの出現は意外と遅い.2020.4.16

薄曇りの午前,緊急事態宣言のため,自宅にほとんどずっといましたが,健康にもよくないので,今日は運動がてら近くの池に行ってみました.出かけてみた感じたことは,今年の春のトンボの出現は遅いということでした.冬が非常に暖かかったので,トン本出現が早いのではないかと思ったりして,3月に2度ほど池を訪れたこともありましたが,ちょうど羽化期に寒くなり,遅れたのかもしれません.

さて,今日見たトンボは,まずはオツネントンボ.2頭のオスが池面を飛んでいました.

▲オツネントンボのオス

場所を移動してシオヤトンボを見に行きました.ヒラヒラと羽化直後の個体が飛んでいました.これも遅い感じですね.去年など4月10日には産卵していたのですから.羽化してから少し日にちが経った個体が1頭だけいました.

▲未熟なシオヤトンボ.

最後にコサナエ属を見に行きました.こちらも羽化直後と思われる個体がヒラヒラ飛んでいましたが,羽化して少し時間が経った個体もいました.数はそこそこでした.

▲タベサナエのオス.
▲タベサナエのメス.

歩く中での濃厚接触はありませんでした.歩く途中会った人は一人だけ.バードウオッチングをしていました.写真がちょっと不鮮明なのは,ビデオの切り出しのためです.