トンボ歳時記
No.293. コフキトンボを確認に. 2011.7.31.

今日朝一番には,一昨年コフキトンボが大発生していた池に,今年の状況を見に立ち寄りました.

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▲観察池.加古郡播磨町.

しかし,結果はひどいもので,タイワンウチワヤンマと,コフキトンボが2頭見られただけでした.アオモンイトトンボが交尾をしていたのも観察しました.

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▲タイワンウチワヤンマのオス.

2年前はタイワンウチワヤンマよりはウチワヤンマが圧倒的に数多くいました.池の何が変化したのでしょうね.

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▲コフキトンボのメス.まだ複眼が透き通っていない未熟なメスである.

アオモンイトトンボは,朝早くから元気です.メスをしっかりと見つけて,朝の低い日射しを受けながら交尾をしていました.

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▲アオモンイトトンボの交尾.

ということで早々に引きあげ,第一の目的の池へと向かったのでした.


最後に今日のゲストを紹介.私はキリギリスが大好きで,これを見つけると必ずカメラを向けたくなります.もう一つはセミたち.今はクマゼミ,ニイニイゼミ,ヒグラシ,アブラゼミがあちこちで大合唱しています.ミンミンゼミは少ないのですけど...

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▲上:キリギリスのメス.下左:ヒグラシのオス,下右:アブラゼミ.