ヤマトンボ科 Macromiidae Needham, 1903

 国内に記録のあるヤマトンボ科は,2属6種1亜種である.国内に分布するヤマトンボ科は,幼虫の形態から見ると,オオヤマトンボ,キイロヤマトンボ・ヒナヤマトンボ,そしてエゾコヤマトンボ・コヤマトンボ・オキナワコヤマトンボ・タイワンコヤマトンボの3つのグループに分けることができる.しかし成虫の形態ではグループに分けにくい.幼虫の形態の違いは,生息環境の違いによる選択圧が強く作用した結果の適応放散現象と見るべきかもしれない.
  1. a.前翅の三角室 t は縦長で細い.後翅三角室 t の外縁は屈曲している.それぞれの三角室には通常1本の横脈がある.・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オオヤマトンボ属/オオヤマトンボ
    b.前翅の三角室は縦長であるが,それほど細くはない.後翅三角室の外縁は屈曲しない.それぞれの三角室には横脈があるものとないものがある.・・・・・・・・・・・・・・・コヤマトンボ属

図1.オオヤマトンボ属とコヤマトンボ属の三角室の違い.



ヤマトンボ科 Family Macromiidae

  オオヤマトンボ属 Genus Epophthalmia
130. オオヤマトンボ Epophthalmia elegans elegans

  コヤマトンボ属 Genus Macromia
NT 131. キイロヤマトンボ Macromia daimoji
NT 132. ヒナヤマトンボ Macromia urania
133a コヤマトンボ Macromia amphigena amphigena
133b エゾコヤマトンボ Macromia amphigena masaco
NT 134. オキナワコヤマトンボ Macromia kubokaiya
135. タイワンコヤマトンボ Macromia clio


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