No. 1087. ベニトンボの産卵観察に挑戦.2026.9.30.

先日ベニトンボの産卵を見ました.雨上がりの快晴の今日は産卵観察には最適の条件なので,半日へばりついて挑戦することにしました.


▲ベニトンボは今日もいた.さあ,うまくメスがやってくるだろうか.▲

朝9:00頃に現地に入りました.もうギンヤンマたちが水面を飛び回って活動しています.ギンヤンマもあと繁殖活動ができるのもわずかなので,みんななんか血走っているような行動に見えました.


▲水面を飛び回るギンヤンマのオスたち.▲

ギンヤンマの中にやたら腹部が黒く見えるオスが飛んでいました.腰の水色部分も青っぽく見えました.オオギンヤンマかも知れない,と思い,しばらく目で追っていましたが,どこかへ姿を消しました.確認できず残念です.

到着時,ベニトンボは2頭いました.しかし落ち着かず,いずれも池を出てすぐに姿を消しました.朝の9時では,ギンヤンマを除いて,まだこの時期トンボの活動は鈍いようでした.しばらく腰を下ろして待つことにしました.10:30頃になると太陽の日差しが熱く感じられ,そのころに,アカトンボたちが活動を活発化させました.


▲池岸で産卵するマユタテアカネ.▲


▲水面で産卵するコノシメトンボのペア.▲


▲リスアカネの単独産卵.▲

私の座っている池岸の近くで,産卵をしています.リスアカネはオスがいないのか,木陰で単独で産卵していました.池の中央付近でも単独で産卵をしているトンボがいました.写真に撮ってみるとネキトンボであることが確認できました.


▲ネキトンボがオオフサモの群落の上で単独産卵している.▲

池の周囲を歩くと,キトンボが出てきていました.トンボシーズンの最終ランナーの登場です.まだ腹部が赤くなっていなくて,橙色の個体でした.池岸でホバリングしていました.2頭いました.キトンボにはこの日差しはまだ暑いのでしょうか.日陰の木漏れ日の位置で飛んでいました.何か絵に描いたみたいな写真になってしまいました.


▲キトンボのオス.木陰の木漏れ日の中で産卵しているので,背景が真っ暗!▲

アオイトトンボも,あちこちでタンデムになったり産卵していました.ここでは交尾態を撮影しておきました.


▲アオイトトンボの交尾.▲

トンボたちは,まだまだ夏の名残があるような暑さの中でも,自分たちの出現すべき季節をきちんと読んで出てきているようです.でも夏のトンボたちはまだまだ元気です.チョウトンボだけはだいぶん衰退の兆候が出始めていました.


▲チョウトンボのオス.これ1頭しか見なかった.▲


▲ショウジョウトンボのメス.2回産卵を見た.彼らは数も多くまだまだ元気である.▲


▲シオカラトンボも複数の交尾・産卵を見た.オスの数はまだまだ多い.▲

さて,以前から気になっているイトトンボがいます.岸近くには全くやってこ来なくて,池の中央にばかりいるクロイトトンボ属です.今日割合近く,5mぐらいでしょうか,そんな葉の上に止まっている個体を見つけましたのでとりあえず撮っておきました.色合いから見ると,ムスジイトトンボのようです.


▲ピントが微妙にあっておらず拡大してもぼやけている.多分ムスジイトトンボ.▲

あとアオモンイトトンボとウスバキトンボがいましたが,写真に撮るチャンスがありませんでした.

さて,こんなことをしながら本命のベニトンボを待っていたわけですが,2頭目のオスが目の前に止まりましたので,パシャリ.腹部にまだ色のうすい部分があって,先の個体とは別個体です.


▲ベニイトトンボのオス.ベニイトトンボの胸部下半分は黒い.▲

そんなこんなしているとき,メスが止まっているのを見つけました.


▲ベニイトトンボのメス.池の畔にいたので,産卵をしていたのかも知れない.▲

近づくとすぐに池の向こうへ飛び去ってしまいました.リスアカネの産卵を撮影したあと,池のまわりを歩いていて見つけましたので,ひょっとしたら,産卵を終えたあとだったかも知れません.11:40でした.前回の産卵観察は11;15あたりでしたから,その可能性は高いでしょうね.オスがいなかったようなのでゆっくりと産卵したことでしょう.残念!

ということで今日は終わりです.今日出会ったトンボたちはほとんど写真に撮れています.数が++(2桁)なのは,ギンヤンマ,マユタテアカネ,シオカラトンボです.あとは+(1桁)です.

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