トンボノート
No.773. ドライブがてら兵庫北部へ.2021.4.23.

今日は薄曇りというか,霞のかかった晴れという感じでした.トンボの出現状況を見ようと,兵庫北部へ行ってきましたが,これといって変わったことはありませんでした.ニホンカワトンボがすでに成熟して縄張りを形成していました.もっとも,ほとんどは未熟状態でした.



▲ニホンカワトンボのオスとメス.いずれも未熟状態.
▲源流域で縄張りを形成しているニホンカワトンボの成熟オス.

関東の方では,ニホンカワトンボは河川の中流付近に生息しているという常識があるようですが,こちらでは,上の写真のように源流にまで生息しています.同所的にアサヒナカワトンボもいます.

▲アサヒナカワトンボのオス.

川面のぞいてみましたが,まったく何もいませんでした.池では,ホソミオツネントンボとホソミイトトンボが飛び回っていましたが,産卵は見られませんでした.

▲ホソミオツネントンボのオス.

シオヤトンボは,もう多くが成熟して,活発に飛び回っていました.あと,コサナエのオスが2頭,池に降りてきて飛びましたが,すぐに姿を消しました.なんとなく天気がすっきりせず,トンボたちの活動もすっきりしないものでした.北部も,まだ少し時間がかかりそうです.

トンボ観察には,あちこちの公園によく出かけるのですが,緊急事態宣言が出ると,県立の公園などは閉まってしまうのでしょうか...なんか気が重いですね.