トンボノート
No.732. アオハダトンボを見に行った.2020.5.22.

緊急事態宣言も解除され,今日は少し遠出して県内あちこちへ回りました.まず北の方に行こうと思ったら,昨日の天気予報とまったく違ってどんより曇り,霧雨まで降る始末.途中からすぐに転進して,ダビドサナエを見に行くことに.しかしダビドサナエはまったくいなかったのです,一昨年産卵を観察したところなのに,….仕方ないのでアオハダトンボを見にまた転進.結局5時間ぐらい車を乗り回して,やっと,トンボに会えました.

▲オス1頭が3頭のメスを囲っている.
▲3頭のメスのグループ産卵.

もうあちこちでメスが産卵していて,5月22日なのに,最盛期を迎えているような様相でした.ただ,上流で工事でもしているのでしょうか,水が濁っていて清流のイメージはありませんでした.





▲産卵するメスたち.

例によって,オスがメスに対しディスプレイを行って接近,交尾にいたるシーンも観察できました.一番上の3投下凝っている写真の3頭目のメスをゲットしたときのものです.









しかしアオハダトンボ以外のトンボの姿がほとんどありません.ヤマサナエもいないし,タベサナエもアオサナエもいません.ニホンカワトンボもいない.ホンサナエのオスだけが1頭水面を高速で飛ぶのを見ました.それと帰りに川の横の道路でタベサナエのメスが何かを食べているのを見ました.なんか,トンボが少ないです.

▲希少種のアオハダトンボだけがいる川って変な感じだ.

今年はどこへ出かけても,なんかトンボがいない,というか,求めて,出かけていったトンボに出会えないという感じです.うーむ.

ところで,ブログのテーマをバージョンアップしたら,過去の記事の画像のサイズが小さくなってしまったので困りました.