トンボ歳時記
No.210. 兵庫トンボ研究会調査会(2). 2010.9.26.

さて,今日はいろいろなアカネの産卵を見ることができました.一番数が多かったのは,やはりコノシメトンボでした.

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▲コノシメトンボの産卵.

マユタテアカネは樹林のそばにたくさん集まっていて,林縁の陰の部分で産卵を行っていました.

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▲マユタテアカネの産卵.

マイコアカネも産卵をしていました.こちらは,明るい場所で,例によって大きなストロークで打泥産卵をしていました.

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▲マイコアカネの産卵.下はパトロールするオスの停止飛翔.

ノシメトンボは,午後になってから産卵活動を始めました.今日はまだノシメトンボの産卵活動はあまり見られませんでした.時期的に少し早いのでしょうか...

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▲ノシメトンボの産卵.

そして今日嬉しかったのは,アキアカネの産卵を観察できたことです.以前なら全く嬉しくも何もない状況だと思いますが,なにしろ,アキアカネの数が兵庫県南部で激減していますので,産卵に出会うこと自体最近はほとんどありませんでしたから... 去年も結局兵庫県南部では写真を撮ることができませんでした.

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▲アキアカネの産卵.