川へは相変わらず行けそうにないので,今日はお盆の混雑も顧みず,淡路島南端,南あわじ市へベニトンボがやってきていないかの調査に行ってきました.
▲一番目の池(鳥取)
一番はじめに,海岸近くにある結構大きな池に行きました.雰囲気的には,一番ベニトンボがいそうな池です.しかしここはアプローチが悪く,植物は大繁茂し水位も上がっていて,近づけそうにありませんでした.入れるところと見える範囲を探索しましたが,結局ベニトンボを見つけることはできませんでした.
▲三番目の池(阿万)
二つ目は海岸近くの小さな池に行きましたが,ヒシが全面に茂っていて,どうもベニトンボの池という感じがしませんので,すぐに第三番目の池に行きました.雰囲気はありますが,水が濁っていて,車を置く場所がなく,簡単に見回って終わりにしました.ベニトンボは不発です.
▲五番目の池(灘)
次にある公的施設の敷地内にある人工池に行ってみました.ここは結構トンボがいておもしろかったので,次の項で紹介します.ここを後にして,灘の方にある小さな池に行きました.しかしヒシがほぼ全面を覆っていて,タイワンウチワやショウジョウトンボ,シオカラトンボ,チョウトンボ,ウスバキトンボといったトンボだけでした.突然ヤブヤンマらしいメスが飛び込んできましたが,すぐに池を出ていきました.
▲七番目の池(灘)
そろそろ帰ろうかというとき,道路の横にまた池が見えましたので,少し立ち寄ってみました.しかしながら,いわゆる夏のトンボがいただけでした.
▲赤いトンボは結局ショウジョウトンボだけであった
結局ベニトンボを見つけることはできませんでした.どの池を見ても同じ種類がいました.アオモンイトトンボ,タイワンウチワヤンマ,ギンヤンマ,シオカラトンボ,ショウジョウトンボ,チョウトンボ,コシアキトンボ,ウスバキトンボ,あとオオシオカラトンボが一部の池にいたのと,ヤブヤンマらしいのを2回見ました.タイワンウチワヤンマはこの時期の最優占種になっています.個体数が非常に多いのとどの池にも必ず入っていました.