神戸のトンボ広場の記録

  オオキトンボ  RONNIE  2019年11月5日(火) 20:42

私もオオキトンボを見に行くのは今年2回目でした。
前回よりも、日が照っていて天気が良かったので、徐々にトンボたちが姿を現しました。
健在そうで良かったです。
オオキトンボの交尾と連結産卵を観察することができました。

 オオキトンボ  管理者  2019年11月6日(水) 19:45

ご投稿ありがとうございます.

昨日オオキトンボを見に行ったとき,どこにもいなかったら最後には,と思っていた場所へRONNIEさんが行かれたのではないでしょうか.写真の感じからそう判断しました.そっちへ行っていたら鉢合わせしていたかもしれませんね.

こちらはゆっくりとオオキトンボと戯れました.あとはキトンボを残すだけみたいな感じです.こちらは11月の下旬くらいがいいので,次はそれくらいでしょうか.今年は11月中旬の日本トンボ学会の総会に参加しますので,11月はそちらに気持ちが向いてしまいます.

それでは失礼します.

PS.写真は着地寸前脚を伸ばし始めたところ.こんなギリギリのところで伸ばすんですね.

神戸のトンボ広場の記録

  タイリクアカネ?  umbr  2019年11月3日(日) 14:24

ホームページが変わりましたね。いきなりスナアカネの大きい写真でビックリしましたよ。スマホでも見ましたがとても綺麗です。ただスマホでは文字が小さくやはりPCで見るべきだと思いました。

久しぶりに海の近くの公園へでかけました。見つけたのはほとんどがアキアカネで、タイリクアカネやコノシメトンボもいましたがそのなかでアキアカネと同じくらいの大きさでよく見るとタイリクアカネ♂?というトンボがいました(2.3枚目)。過去に見たタイリクアカネは大きくてがっしりした体つきでちょっと違う印象を受けたのですがどうでしょう。写真4枚目は他の場所で撮ったタイリクアカネ♀、アキアカネより一回り大きい。

 アイコンが難しい  管理者  2019年11月3日(日) 20:01

ご投稿ありがとうございます.

2,3枚目の写真はタイリクアカネで間違いありません.

トップページですが,おっしゃるとおり,スマホでは字が小さいです.スマホを横向きにすればなんとかなりますが,縦では苦しいです.一目見て内容が分かるアイコンにしようと思案しましたが,納得いくものができないので,しばらくこのままにするつもりです.

なんかこの1週間ほど,トンボが少ないように感じています.ある池ではアオイトがぽつんと止まっているだけでした.いつもの池は水が落とされていなくてキトンボも集まっていませんし,今年は観察を早めに切り上げるかもしれません.

それでは失礼します

 今年のトンボ  umbr  2019年11月5日(火) 0:06

有難うございました。こちらでもトンボは少ないです。大阪の場合は去年の台風21号が大きな影響をもたらしたと思っています。そこら中で木は倒れ、池は干上がったりして景色がすっかり変わってしまいました。今でも倒木が残っている公園があったりして、かなりトンボたちにも被害を与えてしまったと思います。来年はどうなるんでしょうか?
写真はコノシメトンボ♂と、トンボではないが飛んでくるとつい追いかけてしまうオオスカシバ。

神戸のトンボ広場の記録

  50種目はタイリクアカネでした。  toranosanta  2019年11月3日(日) 0:26

ともかく確実なところで50・タイリクアカネ♂を確認する事ができましたので報告します。マイコアカネはこの間3か所回りましたが見つける事ができません。昨日はオオキトンボを探しに別の3か所へ行きましたが、確認する事ができませんでした。どうやら、50種で今年は終わりそうです。今月末までは、まだまだ探す予定ですがなかなか厳しそうな感じになってきました。

 50種いきましたね.  管理者  2019年11月3日(日) 19:50

ご投稿ありがとうございます.

50種いきましたね.この50の中にキトンボは入っていましたでしょうか? あと可能性が高いのはキトンボだと思うのですが.

こちらは昨日フィールドへ出てみましたが,不思議なくらいトンボがいませんでした.ブログに書くこともないほどでした.実際書いていません.昨年たくさんいたところへ3カ所回ったのですけど,風が吹いているだけでした.ちょっとだけいたのがマユタテアカネとアオイトトンボでした.

今年は気温が高かったので,トンボの消耗が早いかもしれませんね.

それでは失礼します.

 キトンボ  toranosanta  2019年11月3日(日) 21:28

残念ながらキトンボは49番目・10月16日付で報告済でした。
管理者様の北部の報告でも今年は厳しそうですね。11月2日は南西部の加西市・稲美町等走り回っていたのですが。いずれにしても原点の兵庫県南東部で最後まで探してみます。ありがとうございました。
権兵衛様、励ましのコメントいつもありがとうございました。今年は、忘れられない事が起こりました。池に向かって山を下っているときに後ろを若い猪が走っていたり、約2か月の空白期間を作ってしまいました。でも、今まで地元で見たことの無かった種も1種確認できました。トンボ同様に最後まで粘ります。

 祝い50種達成  権兵衛  2019年11月4日(月) 1:31

目標数の50種達成おめでとうございます。

タイリクアカネが50種目とのこと。オオキトンボも記録できると好いですね。toranosanta さんに+αの成果があることをお祈りいたします。

私の守備範囲では幻のオオキトンボ。そして、タイリクアカネは見ることができません。羨ましい限りです。

私は目標数を定めていませんでしたが、撮影できた成虫が41種でした。今年の初見順に記録したのですが、画像のオオアオイトトンボが41種目で9月29日が今年の初見日でした。そして、どうやらオオアオイトトンボで打ち止めのようです。


神戸のトンボ広場の記録

  斬新なトップページ  権兵衛  2019年10月30日(水) 18:06

斬新なデザインのトップページですね。
今朝覗いたときに、一瞬、見知らぬサイトに迷い込んだのではないかと思ってしまいました。

トップページの変更に刺激されて、行く秋を惜しんで出かけてきました。
代わり映えしないトンボたちですが、撮影してきたので貼っておきます。

画像1 水際で摂食しながらメスを待つミヤマアカネ
画像2 何を思うのか、アキアカネ
画像3 水際で、食欲もりもりのマユタテアカネ♀
画像4 ミヤマアカネ。まだまだ繁殖活動中




 ミヤマアカネ  管理者  2019年10月30日(水) 21:46

ご投稿ありがとうございます.

トップページは字が多かったので,思い切ってグラフィカルなものに変えました.バナーも作成しました.トップ画面一番下に置いてありますので,よければご利用ください.今回のトップ写真は,多くの方が地元に見に来られる飛来種のスナアカネにしました.

ところでそちらはミヤマアカネが多いのですね.うらやましい限りです.私はミヤマアカネに魅せられてトンボの世界に入ったので,兵庫県で生息地・個体数ともに少ないことを残念に思っています.昔(今から半世紀近く前)神戸市内で見たミヤマアカネの大群を,懐かしく思います.

今週後半は晴れそうなので出かけてこようと思います.ホームページの制作も疲れます.

それでは失礼します.

 そろそろ見納め  権兵衛  2019年11月4日(月) 0:58

バナー、ありがとうございました。
早速、ブログからのリンクで使ってみました。

昨日も、本日もすっきりしない天気でした。本日覗いた観察地のミヤマアカネは大分疲れてきたようです。
天気と気温の関係でしょうか繁殖活動は見られませんでした。

画像1 右後翅先端部欠損
画像2 後翅後縁磨耗
画像3 左後翅基部寄り後縁欠損

ブログも権兵衛のHNで場所を伏せているので、曖昧な表現ですが当地はミヤマアカネの生息数が多い(普通な)ように思えます。山国はミヤマアカネが棲みやすいのでしょうか。
私は長いこと(50年以上)昆虫に触ることができませんでした。それが、近年になりトンボだけ触れるようになりました。
昔のことですが、父親は家の前に来るトンボを素手で捕まえていました。そのトンボをいたずらで私の部屋に置くので難儀をしました。今思えばミヤマアカネが多かったように記憶しています。
机の縁のトンボを死んでいるものと思い、翅の重しをのけると飛び立つので恐怖でした。

本日は天気予報以上に天気が好くなかったので、裏番組の日帰り温泉に行きました。
温泉行きの道中、新しい観察地の候補を数箇所覗いてみました。

画像4 曇天のひこばえの水田で摂食しながらメスを待っているナツアカネ

ナツアカネの後は、ますます暗くなり、気温も低く、トンボの姿は見い出せませんでした。
また今度の土日はトンボ観察ですが、そろそろ見納めになりそうです。



神戸のトンボ広場の記録

  忘れていた晴れ間、ミヤマアカネの成熟(?)♂  権兵衛  2019年7月19日(金) 23:25

7月17日の午後、7月になって初めての晴れ間。ミヤマアカネの成熟したような体色のオスを3匹目撃。

日が射したらミヤマアカネの成熟したような体色のオスが水辺に登場。それぞれのホームポジションで摂食しながらメスを待っているように見えた。
ミヤマアカネのメスは当日羽化のような個体が草にじっと止まっているだけ。

2018年の同時期はミヤマアカネに加え、マユタテアカネの成熟したような体色のオスも登場していた。今年は天候のせいか、未熟にせよマユタテアカネの姿は見い出せていない。

と、久々の晴れ間にミヤマアカネの成熟したような体色のオスを見てきました。
これらは尾部の付属器や翅脈の色はまだ薄めですが異様に早熟した個体なのでしょうか。そして、成熟しているとして、少なくも2ヶ月以上メスを待つのでしょうか。
家族旅行から戻られて、落ち着きましたらご教示ください。

別件、https://www.odonata.jp/ のバナーは存在しないのでしょうか。あれば、使用したいと思っていました。

草にじっと止まるメス
オス1 腹部挙上姿勢
オス2 岸の草で摂食中
オス3 腹部挙上姿勢

 北海道にいます  管理者  2019年7月20日(土) 15:49

ご投稿ありがとうございます.

いま北海道にいます.トンボを見に来たのに,連日曇天の予報.予定の三分の一くらいしか観察ができそうにありません.おまけに,台風のコースが,北海道を狙っています.帰る頃に来るんじゃないかとヒヤヒヤです.

昨日からトンボ観察を始めました.曇天・低温・強風と三拍子そろった最悪の条件の中,予定の場所へ行きました.もちろん,水辺にトンボは出ていません.何にもいない沼です.こんな時は,風が当たりにくい場所にたまっているのが普通です.周りの草むらを探し回り,やっと,目的のキタイトトンボを見つけました.ルリイトトンボやエゾイトトンボもいましたが,これらはは信州でも見られますので,北海道でしか見られないキタイトトンボを見たかったのです.

ほかにも北海道にしかいないという種はありますが,この天候ではあまり成果は望めそうもありませんね.トンボノートへの投稿は,少し遅れて行う予定です.なお,toranosantaさんやRONNIEさんへの返信の写真は,家族旅行のついでにとったものです.今はもちろん一人旅.

それでは失礼します.

 忘れた頃で恐縮ですが  権兵衛  2019年10月25日(金) 17:39

10月13日、台風一過。台風の雨で高水敷にも想像を絶する水量が流れたとみえ、多少湿気たような溝状の場所に俄かの止水が出来ていました。俄かの止水からあふれる水が緩く浅い流れを造っていました。
その俄かに出現した緩く浅い流れがミヤマアカネ達の産卵で賑わっていました。本流の水かさが下がれば、俄かの止水は浅い水溜りになり、緩い流れは消え、その表面は乾燥してしまうでしょう。ミヤマアカネ達はそんな場所で大いに無駄な産卵をしたようです。

と、10月13日は、北西風の強い中、ミヤマアカネ達の無駄な産卵が賑やかでした。
ところで、7月のことで恐縮ですが、まだご回答を頂いておりませんでしたのでよろしくお願いいたします。

7月17日の場所で9月中旬になるとミヤマアカネの産卵が見られるようになります。日々の縄張りを守りながら2ヶ月以上メスを待つのでしょうか。
7月に早熟のように見えたオス達は、体色は成熟したように見えても、性的には成熟していないのでしょうか。

7月17日のオスで左後翅先端に特徴のある個体が識別できるので、その後を追いかけてみるつもりでしたが24日までの観察で挫折してしまいました。挫折の原因はその後の暑さによるものです。

画像1 7月21日、冷たい霧雨の中、じっと止まっていた。
画像2 7月24日、晴れの日に水辺の一等地でメスを待っているかのようだった。
画像3 10月13日、産卵途中の一休みに横恋慕された。
画像4 10月13日、俄かの止水でメスを待つ。

それと、この掲示板の親サイト、「神戸のトンボ Odonata of KOBE」のバナーは存在しないのでしょうか。
あると好いのですが。


本日は終日雨の予想。すでに、降り始めから積算雨量は100mmを超えています。明日は晴れの予想ですが、本当に晴れるのでしょうか。晴れたら、朝の内に川の観察地を覗いてみようと思います。



 生殖休眠  管理者  2019年10月25日(金) 20:54

ご投稿ありがとうございます.返事を失念していました.

ミヤマアカネの件,他のアカネ属といっしょで,体色は成熟したように見えても,卵巣や精巣が成熟しているかどうかは分かりません.一般にアカネ属は生殖休眠と行って,生殖活動が行われるまでにかなりの間発育停止の状態にあります.温度か日長の作用で生殖巣が成熟し,繁殖活動が行えるようになります.アキアカネは高い山に登るので,発育停止が分かりやすいですが,ミヤマアカネやマユタテアカネのような移動しないアカネ属は,発育停止が見えにくいかもしれません.

そちらの方は雨の被害はありませんでしたでしょうか?

それでは失礼します.

 オスは狙っている  権兵衛  2019年10月27日(日) 2:10

トンボ歳時記総集編の構築中でお忙しい中ご教示をありがとうございました。

当地は今回の雨の被害はなかったようです。

午前中が晴れとの天気予報で出かけました。途中、アキアカネの尾繋がりが数組、交尾場所か産卵場所を求めて飛んでいく姿がありました。
川の観察地は1週前と昨日の雨の影響でしょうか側流の川底が砂になっていました。以前は土の部分と、礫の部分があったのですが、50cmほど堆積した砂に埋もれかけていました。岸に上がった砂にヒトの足跡がなかったので昨日の雨の影響が強いかもしれません。

ミヤマアカネの産卵はまだ盛んでした。
午後の用事があったので戻らなくてはと思ったら単独産卵のミヤマアカネが目に付きました。そのメスの観察で1時間以上足止めを食ってしまい、午後の予定を変更せざるを得ませんでした。

産卵しているのを目撃したそのメスは、打水産卵をしては休み、また打水産卵をするということの繰り返し。
間もなく産卵を止めて林に去るのだろうと思いながら、目撃してからの産卵回数を数えだしたのですが、とんでもないことになってしまいました。
産卵がなかなか止まりませんでした。数えるのも嫌になりましたが、目撃してから53回で止めてくれました。

画像 1 .11:52 産卵を目撃してから初めての休憩
画像 2 .12:12 参考 産卵後の休憩。腹端が濡れ、腹端から笹の葉に水が落ちている(黒矢印)

12:37 既に39回
13:04 やっと最後の休憩。12:44から待っていたオスに乗られるが拒否。オスが去った後の画像を見たら脱糞をするところだった。

画像 3 .13:09 13:08休憩場所から舞い上がった途端にオスにつかまる。画像で確認すると12:44から待っていたオス。
画像 4 .13:18 交尾後の最後の休憩。6分間ほどの交尾後、連結産卵。13:17に連結から解放される。そして、1分間ほどの休憩後林に向かい飛び去る。オスは追わず。

と、中途半端な観察をして疲れました。
卵を確認した訳ではないので、目撃した53回の全てが実際の産卵だっかは定かではないです。
メスは左後翅、オスは前翅のバンドに特徴(ダメージ)があるので個体の識別誤りはないです。
オスはそしらぬ振りをしてメスを狙っていることがよく判りました。


トンボ歳時記総集編の構築が済んでからでも構いませんのでバナーの方もご検討ください。

金曜日は歯の具合が悪く、ビタミン剤を飲んで早寝をしました。が、本日は帰宅が遅かったこともあり、気が付けばとんでもない時刻になってしまいました。どうも、歯がうずいている訳です。


 バナー  管理者  2019年10月28日(月) 8:02

いつも色々とありがとうございます.

神戸のトンボのバナーですが,今は全然考えていません.現在,トップページのデザイン変更を考えています.そのときにでも作ってみますか...

今しばらく,お待ちください.

それでは

 そろそろ閉幕  権兵衛  2019年10月28日(月) 23:24

ご回答をありがとうございます。
神戸のトンボのバナー、トップページのデザイン変更時に一考の余地でもあればお願いできればと思います。

ところで、あと2週間ほどで当地(野周り範囲)のトンボシーズンは閉幕です。ミヤマアカネも最後まで残りますが、アキアカネ、ヒメアカネ、マユタテアカネ、それと、オオアオイトトンボとともに姿を消してしまいます。

昨日の記録の一部を貼付しておきます。
画像1 溜池の風雨で倒れたマコモにぽつんと止まっていたミヤマアカネ
画像2 オオアオイトトンボの産卵が始まる。連結のメスを狙うしたたかなオスも多数。

神戸のトンボ広場の記録

  オオキトンボ(オス)  RONNIE  2019年10月27日(日) 20:53

今年もオオキトンボを観ることができました。
水が昨年よりも少なく、トンボの数も少なかったです。
もう少し早く行けたらよかったと思いました。

 老熟オオキトンボ  管理者  2019年10月28日(月) 7:59

ご投稿ありがとうございます.

今年はまだオオキトンボを見に行っていません.今週の後半が晴れそうですので,そのころに見に行く予定です.昨年は12月を越えても生き残っていました.老熟すると茶色味を帯びてきて渋い感じになり,こういう色のトンボはいないので,私は好きです.オオキトンボは兵庫県では割と普通に見られますが,他府県では発見困難な種です.

今シーズンもあと少しですね.それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  アカネ  umbr  2019年10月19日(土) 19:51

急に秋めいて来ました。公園で飛び廻っているのはほとんどがアキアカネです。しかしわずかながら違うアカネも見つけました。何故か夏が終わってから出てくるナツアカネと、多分タイリクアカネと思われる♀、アキアカネより一回り大きかった。写真を撮っていると背後から何か飛んできてくるくるまわって落ちた。なんとギンヤンマがアキアカネを捕獲して地面に押さえ込んでいたのでした(ヤンマの右下の赤いものはアキアカネの胴体)。とりあえず上から撮って見えにくいので周りの草を取り除いていると突然ギンヤンマが獲物をくわえたまま飛び上がって遠くに飛び去ってしまいました。

 ヤンマによる捕食  管理者  2019年10月21日(月) 21:04

ご投稿ありがとうございます.

返事が少し遅れました.2枚目の写真はタイリクアカネのメスです.

ギンヤンマがアカトンボを補食する例は私も観察しています.特に産卵中のペアをよく捕食します.アカトンボが産卵する時間帯は割合集中しています.秋の午前10時くらいから1〜2時間ほどの間です.そのころにギンヤンマが,アカトンボの産卵場を飛び始めます.そして動きのとろくなった産卵ペアをねらいます.マイコアカネとオオキトンボで目撃しました.写真はオオキトンボです.ちょっとぼけていますが...

10月過ぎまで生き残っているギンヤンマは,餌が少なくなる秋をアカトンボでしのいでいるようですね.

それでは.

 ♀と♂  umbr  2019年10月22日(火) 22:26

有難うございました。ギンヤンマは大きくて飛行能力も優れているので今の時期最強のトンボです。今年はギンヤンマを沢山撮りました。

8月〜9月には♂しか見かけなかったリスアカネの♀をまた見つけた。もっとも、コノシメ♀と勘違いしてスルーしていたのかもしれませんが、今度は♂が少なくなった。蝶の例で言えば、ツマグロヒョウモンは春から9月頃にかけては♂ばかり飛び廻っていて、彼岸を過ぎると今度は♀が沢山出てくるのでシーズンの終わりに沢山を子孫を残そうという戦略なのかもしれません。他のアカネでは♂♀の比率はあまり変わっていない様ですが・・  写真は1枚目リスアカネ、2枚目コノシメトンボ、3枚目アキアカネかナツアカネ?、4枚目はツマグロヒョウモンのカップル(右が♀)。

神戸のトンボ広場の記録

  コオニヤンマ、幼虫の死骸  権兵衛  2019年10月19日(土) 14:19

10月16日、高水敷で足元を見たらコオニヤンマの幼虫の死骸がありました。
台風時の増水で13日は浅い水溜りができていた場所ですが、既に干上がっていて、その場所で死骸を見ました。
流されながら死んだのか、水溜りが干上がって死んだのかは不明です。

幼虫の飼育の経験はないのですが、体長(37mm)や翅芽の様子から終齢幼虫のように思えました。ただ、今の季節に終齢幼虫がいるものだろうかという疑問が湧きました。

https://www.odonata.jp/01live/index.html
兵庫県とその近隣のトンボたちリストのコオニヤンマに、『卵は比較的短期間で孵化し、幼虫期間はおそらく2年と思われる』とあります。
コオニヤンマの幼虫は2年近くの期間に順次脱皮を繰り返し終齢幼虫に成長していくイメージを持っていましたが、終齢の期間が長いものなのでしょうか。

果たして、この死骸は何事もなければ、来夏までこの姿で過ごし、羽化するつもりだったのでしょうか。

なお、死骸発見現場の周辺では、以前に羽化や産卵を見ています。
画像2は、2017年6月の目撃ですが羽化場所を求めて流れから出てきたと思われる個体です。どうするのか眺めていましたが、気に入った場所がなかったのか流れの中に落ちました。
翅芽の様子と、時節的に終齢幼虫と思いました。また、同日に羽化している個体も見ました。



 コオニヤンマの幼虫  管理者  2019年10月21日(月) 20:54

ご投稿ありがとうございます.

少し返事が遅れました.トンボは終齢になれば,暖かければ成長して羽化するというものではないです.おそらく休眠能力が備わっていて,翌春になるまで発育が停止させられています.ヤマサナエやタベサナエでは夏にすでに終齢になっている幼虫がいますが,これらも,翌春までは羽化しません.そうやって,季節に合致した時期に出てきます.多くは日長と温度が関係していますが,羽化の抑制には日長の方が効いているようです.そして冬の低温が休眠を覚醒させます.ですから冬を越さないと羽化ができません.休眠といっても,眠るわけではなく,発育が停止するだけで幼虫は活動的です.この問題については,この冬に,「トンボの生態学」に議論を展開しようと思っていますので,またご覧いただければ幸いです.

死骸の方も終齢ですね.翅芽の長さで判定できます.添付は終齢のコオニヤンマです.

 「トンボの生態学」楽しみにしています  権兵衛  2019年10月21日(月) 23:26

興味深いご教示をありがとうございます。
また、「トンボの生態学」の目次が増えるのを楽しみにしています。

どうにか飼育環境を整えて、兵庫県の幼虫ガイド(
https://www.odonata.jp/07jhs/larval_guides/index.html )もあることですから、コオニヤンマに限らずヤゴすくいをしてみたいものです。
もし、13日に浅い水溜りを覗いてみれば、生きている終齢のコオニヤンマが見られたかもしれないと思うと残念です。


ところで、13日は流されてきた要注意外来生物のアメリカザリガニが沢山、水を求めてうろうろしていました。アメリカザリガニは水中では逃げ足が速いですが、全く陸に上がった河童でした。そこで、目に付いたものはすべて殺処分しました。
16日に再訪したらヒメアカタテハがアメリカザリガニの死骸の脚を吸っていました。ヒメアカタテハが吸っていたのは13日に殺処分した個体でしたが、鳥に突かれたり、獣に食われたりはしていませんでした。

16日のトンボ観察はミヤマアカネ、マユタテアカネ、アキアカネでしたがメス達は疲れているようでした。それと、13日までいたハグロトンボの姿を見ることはなかったです。


神戸のトンボ広場の記録

  感謝の気持ちを込めた今日のフィールドでは  toranosanta  2019年10月16日(水) 21:25

管理者様、権兵衛様、広場に参加の皆様2か月を超える期間を無駄にしご迷惑をお掛けしました。復活第3弾として今日いつものフィールドへ観察に出かけました。アカネで残していた48・マユタテアカネ♂、そして49・キトンボ♂に出会えました。前回コノシメトンボ♂を撮影した時、♀の未熟がいたのですが写真はぼやけていました。それも今回成熟♀を撮れましたので添付しておきます。ようやく目標50種に後1種までたどり着けました。

 テンパりましたね  管理者  2019年10月18日(金) 22:09

投稿ありがとうございます.

いよいよあと1種で50の大台に乗りますね.最後なゆっくりと決めてください.まだシーズンは1か月くらいありますから.

こちらは,10年間の写真の大整理を行っています.パソコンのハードディスクに入れているだけでは何の役にも立ちませんから.写真を撮るのは楽しいのですが,後の活用は結構大変です...10万枚くらい写真がたまっていますので...

それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  修理後のテストを兼ねて  toranosanta  2019年10月11日(金) 22:34

昨日修理後のテストを兼ねて久しぶりの観察に行きました。3種追加します。45・ミヤマアカネ♂、46・コノシメトンボ♂、47・リスアカネ♂です。もう1種タイリクアカネの♀かもと一瞬期待したのですが、よく見るとアキアカネの♀でした。残念。過去に同じところで見ていたマイコアカネも見つける事ができませんでした。

 心配していました  権兵衛  2019年10月12日(土) 10:55

トンボ観察撮影種数で快進撃を続けておられた toranosantaさんの投稿が途絶えていたので心配していました。投稿が復活しているので安心しました。

アカネの仲間はマイコアカネと、ノシメトンボはクリアされるのでしょうからあと1種。
さらに、タイリクアカネも加わると、撮影種が余裕で50種以上になりそうですね。
ご活躍の成果をお祈りします。

 マイコアカネ  管理者  2019年10月12日(土) 21:44

ご報告ありがとうございます.

あと3種ですね.残りの可能性の中で,マイコアカネをぜひ見つけてください.本当にマイコアカネは数が減っています.トンボノートにも書きましたが,またマイコアカネの生息地の一つが,おそらく,消えました.近いうちに兵庫県の激減種をまとめたいと思っていますが,マイコアカネは必ず入る種です.

タイリクアカネはこれからですから見つかるでしょう.キトンボもいけるかもしれませんね.

それではご健闘を祈ります.