No. 1095. 異国か!? 2026.10.15.

今日もアカトンボ探しに出かけました.最近快晴の日が続いて,若干疲れが出てきそうな雰囲気です.まあ,それにも負けず,今日もアカトンボ探しです.と,…,アカトンボならぬベニトンボ.今年は本当に個体数が多いですね.


▲ベニトンボのオスとメス.▲

先日はベニトンボのメスを見つけて大いに喜んだものでしたが,今日なんか,ふつうにオスとメスがいる状態です.シオカラトンボ並みです.聞くところによると,県下のあちこちでベニトンボが見られているようです.


▲ベニトンボのオスとメスたち.2枚目は木の上に止まっている状態.▲

こんなにたくさんいると,本当にシオカラトンボ状態で,カメラを向けるのも止めてしまいます.しかし驚きはこれだけではありませんでした.スナアカネも集まっていました.


▲スナアカネも結構たくさんいた.▲


▲ときどき飛んではパトロールしている.▲

ここまで見ていると,ここは異国の地かと思ってしまいそうです.そんなことはありません.ちゃんと日本のトンボたちもいるのです.ナツアカネやタイリクアカネ.でも何か肩身が狭そうに見えます.木の枝の先に止まっていました.


▲ナツアカネのメス.▲


▲タイリクアカネのオス.▲

さて,こうなってくると,スナアカネのメスを見つけなければなりません.スナアカネの個体数がそこそこいたので,きっとメスもやって来ているはずです.今日はここで骨を埋める(大げさな!)覚悟で,徹底的に周辺を探すことにしました.かなり歩き回っても見つからなかったので,池に現れてオスが見つけるのを待つ作戦に変更しました.タイリクアカネが産卵しています.それをスナアカネのオスがうらやましそうに見つめています.この季節,正午ごろに産卵するのですね.


▲タイリクアカネの産卵をうらやましそうに見ているスナアカネ.▲

こんな感じで,遠くで産卵するタイリクアカネを見て時間を潰していました.ちょうど逆光で産卵しているタイリクアカネのタンデムを見つけた,と思いました.ところが家に帰って明るさ・コントラストを修整すると,これ,スナアカネの産卵だったのです.そういえば打水のリズムがちょっと違っていました.


▲逆光で真っ黒だった影の部分を明るく修整すると,何とスナアカネの産卵だった.▲


▲スナアカネの連結打水産卵.▲

現場ではスナアカネの産卵だとは思っていなかったので,だんだんと諦めムードになってきました.もう,ここへ来てから3時間は歩きっぱなしでトンボを探しているのです.時刻はもう13:00近くになりました.秋のトンボたちは繁殖場所を引き上げるのが結構早いのです.最後に周辺をもう一回りしました.でも見つかりません.木の枝に止まるタイリクアカネやベニトンボのメスばかりです.帰るかどうかと思ったとき,もう一度だけ池の畔を見てからにしようと思いました.これ作り話ではなく本当のことです.よく,帰ろうとしたときにラッキーがあるという,経験則?です.そしてこれが見事に当たりました.


▲スナアカネの交尾.▲

目の前でスナアカネが交尾していたのです.実はスナアカネらしい交尾態が飛んだのを11:30頃に一度目撃していたのですが,これと同じ色姿でしたので,あの目撃もスナアカネだと確定しました.


▲少しずつ位置を変えながら交尾を続けるスナアカネのペア.▲


▲最後,とうとうレンズの至近距離のところに止まって交尾を見せてくれた.▲

このペアはやがて飛び立ち姿を消しました.いやはや,帰り際のラッキーでした.ということで,今日はちょっとニヤニヤしながら帰途につきました.

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