No. 850. クロイトトンボの産卵と….2022.6.24.

今日はムスジイトトンボのビデオ撮影に行ってきたのですが,なんと,記録したSDカードがクラッシュ.すべて水の泡となりました.復元ソフトを使うと復活できるかもしれないので,いろいろとネットを調べて,一番安全そうなフリーソフトを使ってみました.なんとかほとんどのファイルが復活しました.

実は同じメーカーのSDカードが以前にもクラッシュして,ついこの間新品交換してもらったのです.なんと,このカードにもムスジイトトンボの潜水産卵という貴重な記録が入っていました.なんか「ムスジイトトンボのビデオ」というのが,呪いになっているみたいです.そのときは復元ということが頭に浮かばなかったので,交換に出してしまいました.もうこのメーカーのSDカードカードは使わない.特に大容量記録のSDカードにトラブルが多いです.32GBぐらいが一番安定しているように思えます.

さて,愚痴はこれくらいにして,ビデオ撮影の後,ムスジイトトンボばかり見ているので,セスジイトトンボを見に行くことにしました.セスジイトトンボはいましたが,クロイトトンボもたくさんいて,なんか,青色メスが輝いていたので,これをしばらく追いかけました.


▲クロイトトンボの産卵.青色メスの水色が輝いて見えた.▲


▲コカナダモに産卵するクロイトトンボ.▲

クロイトトンボはコカナダモが集まっているところで産卵をしていました.コカナダモは外来種ですが,イトトンボの産卵基質としてはとても役立っているように思えます.青色メス以外に,通常の緑型のメスはたくさんいました.


▲緑型のメスの産卵と交尾.▲

さて,ちょっと寄り道しました.目的のセスジイトトンボもたくさん飛んでいました.多くがタンデムになっていました.メスの胸部の色が,やたら黄緑色のものと,少し橙色が混じっているものとがいました.


▲メスの胸部や腹部背面が橙色に色づいている.▲


▲このメスは胸部は黄緑色.腹部背面は橙色に色づいている.▲


▲多分,上の2組が一緒に産卵しているのだと思う.▲


▲岸の草むらでは交尾している個体もいた.▲

セスジイトトンボとムスジイトトンボのメスでは,やはり腹部のコバルト色がある分,ムスジイトトンボの方がエキゾチックです.しかしセスジイトトンボも本当に見るのが難しくなってきました.


▲ムスジイトトンボの交尾.復元ソフトで復元したビデオからのリッピング.▲

さて,ここは川なのですが,驚いたことに,オナガサナエがもう川に戻ってきていました.オナガサナエは,私は8月に見に行くトンボです.結構早くから出てきているんですね.ちょっと意外でした.


▲まだ若いオナガサナエのオス.2頭見られた.▲

オナガサナエとセットのコオニヤンマも4頭ほど見かけました.これから2ヶ月近く活動するトンボたちです.春季種に比べると長いです.


▲コオニヤンマのオス.▲

さて,これで観察を終えたのですが,最初のムスジイトトンボの動画撮影の合間に見かけたトンボたちを載せておきます.まずはタイワンウチワヤンマの羽化殻.タイワンウチワヤンマが羽化を始めました.もうトンボの季節も終盤に入った感じがしてしまいます.


▲タイワンウチワヤンマの羽化殻.▲

それから,新鮮なコフキトンボがそこそこ飛んでいました.羽化殻も付いていたので,まだ羽化が続いているのでしょう.ウチワヤンマもだんだんと数が増え,交尾態が1つ飛びました.産卵はどこか遠いところでやっていたのでしょうね.


▲コフキトンボの新鮮なメス.▲


▲ウチワヤンマの交尾態.ちょっとシャッター速度が遅かったか…▲

今日はポロシャツに汗の染みができるくらい暑かったです.それにしても残念な動画撮影でした.

カテゴリー: 兵庫県のトンボ, 観察記 パーマリンク