トンボ歳時記
No.326. 晩秋のトンボ生き残り調査. 2011.12.24.

昨日に引き続き,今日も同じ場所へ,キトンボの様子を見に行きました.冬の到来は,日一日と,トンボを衰弱させていくと考えられるので,今年は密度高く観察していこうと思っています.

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▲観察場所の日だまり.

今日は少し早く10:00過ぎに現地に入り,農道を2回往復しましたが,トンボの姿はありませんでした.しばらく休憩し,10:50ころ再び観察に入りましたところ,キトンボが1頭出てきていました.

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▲キトンボ.今日はこの1頭だけ.

翅の破れ方から,昨日,水辺でなわばりをはっていた個体と分かりました.これ以外には姿が見えませんでした.ちょっと広角で撮影するなどして遊んでみました.どんな感じのところに止まっているかが分かるでしょう.

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▲上:農道の林縁の日だまりに止まる.下:背景に定点の池が見える.

今日は日射しは昨日と変わりありませんでしたが,少し気温が低いように感じました.この池では,12月24日というのは,今までで最も遅い記録です.