ヒメクロサナエやクロサナエを求めて,兵庫県北部方面へ,探索に出かけました.午前中は曇っていましたが午後からは晴.サナエは晴れないと出てこないので,曇っている間に村岡町の方へ出かけて,ヒラサナエとコサナエの様子を観察に行きました.
▲一枚の葉に止まる3頭のヒラサナエ
ヒラサナエの湿地は,オタカラコウが密に茂り,トンボたちは横の流れの方に出てきていました.前回の観察から一月経ちましたが,数はまだそこそこいました.
▲ヒラサナエの成熟メス
未熟なときはオスメス入り乱れて群れていますが,さすがに成熟すると,水辺にいるのはオスばかり.メスを探すのには苦労しました.
次いで少し移動してコサナエを観察に....着いたらちょうど空がどんよりしてきて,目撃したのは5頭ほどでした.驚かせると,どんどん樹上や林の方に飛んでいってしまい,ゆっくりと観察できませんでしたが,オスメスともに姿を見ることができました.
▲コサナエの成熟オス(左)と成熟メス(右)
そうこうしているうちに雲が切れてきました.ヒメクロサナエに行く前に,近くの川の上流部に降りてみました.
▲川の上流部の観察地(村岡町)
川には,ニホンカワトンボ,ミヤマカワトンボ,そしてダビドサナエがいました.
▲ダビドサナエ.急に日が照りだして,腹部挙上姿勢をとった.
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