▲川近くで山が隣接する田園地帯.サナエトンボ類のねぐらとして最適な環境.
オオクチバスに嫌気がさしたので,川のトンボを見に,武庫川の近くの田園地帯を散歩しました.ここは,昔,産卵する気のないホンサナエのメスがたくさん休んでいた「ねぐら」です.残念ながらホンサナエは皆無.少し前から武庫川のこの場所からホンサナエは姿を消しているようです.
▲タベサナエ.左はオス,右は景観写真の林縁の葉上にとまるメス.
代わりにタベサナエがいました.縁の樹木の葉上で休むサナエトンボ,というのは,お決まりのポーズという感じです.
▲休耕田が放棄され湿地となったのだろう.
この田園の一部に休耕田が放棄されたと思われる湿地があり,シオヤトンボもいました.あと,ニホンカワトンボが,コンクリートの溝の上を往ったり来たりして飛んでいました.
▲シオヤトンボのオス(左)とメス(右).
トンボの居たところはどんどん変化し,トンボが居なくなっていくのが感じられます.
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