ビデオによる生態紹介
朝のオナガサナエ
H041. オナガサナエ Mellighompus viridicostus 
          よく晴れた夏の朝,オナガサナエの観察に出かけました.この日は猛暑の予想で,最高気温は35℃をこえるとのこと.熱中症に気を使いながら,日陰のない川面でオナガサナエを待ちます.でも,ほとんど杞憂.着いた途端からオナガサナエのメスがほとんど途切れることなく次々に産卵にやって来ました.まあ「途切れることなく」といっても産卵にやって来るメスのことですから,10−20分は間が空きます.でも気温が高いときの産卵は,一回の時間は短く飛び去ってしまいますが,これを1頭が2,3回繰り返すということが分かっていますので,とても頻繁にやって来るような印象になります.この日は10時前には34度を超え,終了しました.日向に産卵に来たオナガサナエは,最後は打水ではなく水浴びをして飛び去りました.
JW Player 朝のオナガサナエ.2020.8.14. 3'03".