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H007. アサヒナカワトンボ Mnais pruinosa
アサヒナカワトンボ(旧和名:ニシカワトンボ)には,橙色翅型のオスと透明翅型のオスがいて,これらが共存している地域では,一般に,橙色翅型のオスが縄張りを形成し,透明翅型オスはスニーカーになるといわれています.兵庫県の大部分の地域では橙色翅型は存在せず,透明翅型のオスだけがいます.こういった地域では,透明翅型オスはなわばりを形成し,その中に入ってきたメスと次々と交尾して,ハーレム状態になることも珍しくありません.このビデオはなわばりを形成している透明翅型オスが,産卵するメスを警護している姿を紹介しています.