ビデオによる生態紹介
ニホンカワトンボの観察
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H006.ニホンカワトンボ Mnais costalis 
 兵庫県では通常,ニホンカワトンボ(旧和名:オオカワトンボ)の,橙色翅型のオスと淡橙色翅型のメスが見られます.これらの活動記録です.兵庫県のニホンカワトンボはアサヒナカワトンボがいるような,源流近くの細流にまで進出しています.最初のオス,及びオスとメスの活動は,幅1mにも満たない山間の用水路で撮影しました.一方で後半の繁殖活動は.河川の中流域で記録しています.近くに野球グランドがあって声がしています.ニホンカワトンボは一般に朽木に産卵するので,オスは朽木が転がっている川の岸辺で縄張りを持ち,メスが産卵にやって来るのを待ちます.産卵に入ったらそれを捕らえ,交尾して,少し離れたところからの警護産卵に移行します.よい場所に縄張りを形成したオスは複数のメスと交尾して,縄張り内で産卵をさせます.
動画がうまく動かないときはこちらをどうぞ→ YouTube ニホンカワトンボの観察.2014.5.11., 2019.5.12., 5'11".