神戸のトンボ広場の記録

 ミヤマアカネ  RONNIE  2018年8月2日(木) 23:08

今日は収穫ないなーと思っていた時に見つけました。
ミヤマアカネ(メス)
私は初めて見ました。

暑い日が続くと、山の渓流の水も少なくなっています。
これだけ少ないとヤゴたちに影響ないか心配になります。
なんとか生きのびてほしいと願っています。

 暑いですね  管理者  2018年8月6日(月) 6:59

この暑さのせいで,トンボを見る時間が短くなっています.せいぜい半日といったところ.朝から晩まで,あちこち移動しながら観察というのは,この暑さでは身体が持ちませんね.

ブログにはもう載せませんでしたが,8月3日に,林の中のトンボをまた見に行きました.いたのは前回と同じミルンヤンマ,オニヤンマでした.オニヤンマも暑いのか,飛んでいるとよく日陰に止まります(写真).例年ですと秋分の日くらいまで暑さが続くようです.今年はどうでしょうか.トンボがいないと嘆きたくなりますが,暑い今年は暑さの中で頑張るトンボたちを我が身も頑張って記録していくというのが今年のトンボ観察なのかもしれませんね.

それでは.

神戸のトンボ広場の記録

  ウチワヤンマ(オス)  RONNIE  2018年8月1日(水) 14:08

これは山にいたウチワヤンマです。
暑そうです。

 異常気象  管理者  2018年8月2日(木) 13:39

最近暑い日が続いています.トンボを観察に出かけても,湿地の乾燥化が顕著です.ヤブヤンマが産卵に来るような林内の水たまりも水が涸れてしまっています.かつてサラサヤンマが多くいた湿地も,水分の蒸発が多いせいか,もう完全に草地化しました.また逆に雨が降ると毎回のように氾濫危険性が叫ばれます,川の砂や泥も,先日の西日本豪雨で流されてしまい,サナエトンボ幼虫たちの生息場所が失われたように見えます.これらの異常気象がどのような影響を与えるかについては全くの未知です.今年コフキトンボが非常に少なかったようですが,これは日向の水面にある物体に卵を貼り付けるので,暑さでやられたのではないかと心配してしまいます.

まあ,心配は尽きませんが,昨日見てきたオナガサナエとコオニヤンマは,例年通りたくさん飛んでいました.こういうのを見ると一安心しますね.薬剤,外来種,そして異常気象と,トンボを取り巻く環境は非常に厳しい状態ですが,そんな中で懸命に生きている彼らの姿を追い続けたいと思っています.

それでは.

神戸のトンボ広場の記録

 カトリヤンマ  RONNIE  2018年7月31日(火) 16:56

カトリヤンマの羽化が始まったようです。
未熟な個体を発見しました。

 黄昏飛翔  管理者  2018年7月31日(火) 20:02

ご投稿ありがとうございます.

ブログにも書いているように,最近ときどき黄昏飛翔を見に行くのですが,本当に飛ぶヤンマが見られなくなりました.夕方網を持ってたくさん飛んでいる黄昏ヤンマを採集していたのは,もう20年も前になってしまいました.マルタンヤンマ♂♀を10頭以上採集したり,ネアカヨシヤンマやヤブヤンマをいくつも採ったりしたのは,本当にもうできなくなりました.昨日見たところでもときどき1頭がすーっと飛ぶだけです.そこで,昔を思い出してフェイク画像をつくってみました.あくまでこれは遊びですが,昔はこのくらい飛んでいましたという思い出ですね.本当に最近は喪失感ばかり味わっているような感じがします.

それでは.

神戸のトンボ広場の記録

 コオニヤンマ  RONNIE  2018年7月25日(水) 22:48

今日、以前羽化殼を見つけた所にコオニヤンマがいました。
久しぶりに見ました。

 今日は林の中へトンボ探し  管理者  2018年7月26日(木) 16:17

ご投稿ありがとうございます.

家の近くに流れがあるのですか?流水性のトンボたちをよく見つけられているように見受けられます.私の家の近くには池があって,シオカラトンボやアカトンボたちが少数見られる程度です.

今日は林の中へヤンマを見に行きました.ブログで紹介したミルンヤンマのほかに,オニヤンマ,コシボソヤンマ,エゾトンボがいました.コシボソヤンマは高いところでちょっと小さいですけど.オジロサナエやオナガサナエをまた近いうちに見に行くことにしています.

それでは.

   RONNIE  2018年7月26日(木) 16:28

私の家の近くには川があるのですが、そこにいるのはギンヤンマ、ウチワヤンマ、コフキトンボ、ハグロトンボ、コシアキトンボ等です。
キイロサナエが以前いたのですが、今年は見つかりません。
コオニヤンマや他のサナエトンボやオニヤンマ、他は山にいます。
そこへは車で行きます。
トンボの数は、本当に減りました。
また、投稿させていただきます。

神戸のトンボ広場の記録

 ウチワヤンマ  RONNIE  2018年7月24日(火) 21:45

今日は、趣を変えてお堀のあたりを回ってきました。
ウチワヤンマが数頭いました。
タイワンウチワヤンマを数年前に見た場所ですが、いませんでした。
他は、コフキトンボとシオカラトンボぐらいでした。

神戸のトンボ広場の記録

 オニヤンマの産卵  RONNIE  2018年7月23日(月) 21:29

オニヤンマのオスの飛行写真を撮るのが目的でしたが、メスの産卵に出くわしました。

 飛翔写真を撮り始めましたね  管理者  2018年7月24日(火) 7:24

ご投稿ありがとうございます.

オニヤンマの産卵が始まっているんですね.まだ未熟な個体を多く見かけているので,オニヤンマの産卵は8月中旬以降だと構えていましたが,そうでもないようですね.こうやって飛んでいる写真を撮り始めると,止まっている写真では物足りなくなるかもしれませんよ(笑).

それではまたよい情報をお待ちしています.

写真は兵庫県で少なくなってきたベニイトトンボです.

神戸のトンボ広場の記録

 暑中見舞い  権兵衛  2018年7月23日(月) 15:31

酷暑、炎暑、猛暑。
本日の昼の洗い物、お勝手の水栓からお湯が出てました。

トンボ観察、昨日だけは沢筋で、一時25℃と心地好い思いをしました。
一昨日、訪れた沢筋は、木陰の休み処で32℃の涼風(?)が心地好かったです。
このところ、暑過ぎますので、野周りは体力的に自信がないので、涼しそうな場所を求めて沢筋を尋ねています。
一昨日は、オナガサナエ。昨日は、オジロサナエが出迎えてくれました。
また、昨日は、ミルンヤンマの未熟なのがよたよたと飛びましたので、葉裏にとまったところを撮影してきました。

画像は日光対策か、アカネの仲間の逆立ちです。4枚目はちょっと涼しそうなイワタバコです。

管理者様、皆様、
これからも、トンボ観察が、暑さとの闘いになると思いますので、くれぐれもご自愛ください。

 暑中見舞いありがとうございます  管理者  2018年7月24日(火) 7:07

今年の夏は本当に酷暑で,本来嬉しいはずの快晴の毎日が恨めしく思うほどです.日中はギンヤンマ,チョウトンボ,シオカラトンボ,クロイトトンボなどが元気に日向を飛び回って活動していますけれども,他のトンボたちは姿を消しているか日陰で活動しているような感じです.暑さのせいで,私も例年の観察がうまくいかず,毎日何を見に行こうかと悩むほどです.

アカトンボの仲間が出そろいはじめましたね.8月に入ったら,私もアカトンボ探しに行こうかと考えています.今は夏のトンボ,この暑さで消耗が早くなるかもしれませんので,一つずつ記録を撮っていく予定です.写真は昨日「続トンボ歳時記」で紹介したコシアキトンボの別の一コマです.

お互いに,熱中症に気をつけて頑張りましょう.

それでは.

神戸のトンボ広場の記録

 オニヤンマ  RONNIE  2018年7月15日(日) 21:50

なかなか留まっているところの写真を撮ることができませんでしたが、今日やっと撮ることができました。

 次はぜひ,オニヤンマの飛翔写真に挑戦してみてください  管理者  2018年7月22日(日) 11:22

ご投稿ありがとうございます.少し返事が遅れました.

オニヤンマの静止を撮影したと言うことですが,これからオニヤンマが道路上などを往復飛翔します.ピントを1.5〜2mくらいに固定して,往復するオニヤンマをファインダーで覗いて追いかけ,ピントが合う直前に連写してみてください.数枚は成功した写真が撮れると思います.オニヤンマは飛翔写真を撮る練習台としてはもってこいの相手です.とにかく被写体が大きいのと決まったコースを飛んでくれるのが良いですね.是非チャレンジしてみてください.うまく撮れたときは感動ものですよ.

添付写真は,先日,固定ピントで撮影したものです.30枚くらいの内6枚ほど成功しました.

それでは.

 飛行写真  RONNIE  2018年7月22日(日) 19:04

私も飛行写真に挑戦していますが、なかなかうまくいきません。
そんな時に先生のブログのオニヤンマの写真を拝見し、どうしたらあんなに素晴らしい写真を撮ることができるのだろうと思いました。
私も感動できる写真を撮れるようがんばります。

神戸のトンボ広場の記録

 この羽化殼は何でしょうか?  RONNIE  2018年7月21日(土) 23:14

比較的大きな羽化殼です。
オニヤンマやコオニヤンマの羽化殼を発見した同じ場所で見つけました。
ヤブヤンマでしょうか?

 羽化殻の名称  管理者  2018年7月22日(日) 11:22

ご投稿ありがとうございます.

また難問を出されましたね.羽化殻の同定は実物を手にしても迷うことがあるくらい難しいものです.ましてや生態写真では外観しか分かりませんので,「正確な」同定は不可能でしょう.正確な同定には,肛上片,肛側片,尾毛,下唇腮の形状,長さ,側棘の数と位置,原産卵管の形状など,たくさんのチェック項目があります.したがって,ここでは「推理」しか述べることはできません.

まず23:11ご投稿の羽化殻ですが,これはミルンヤンマの可能性が高いでしょう.理由は,腹部背面に出る淡色斑です(写真1).この位置にこのような斑紋が出るのは,ミルンヤンマ属に多いです.コシボソヤンマにも出ますが外観が違います.

次にこの投稿写真ですが,これは正直言って「正確」には分かりません.ヤブヤンマは薄暗い池や水たまりに生息しています.オニヤンマやコオニヤンマは流水性ですので,通常は同じ場所では見つかりません.でも,近くに小さな水たまりがあれば出る可能性もありますので,これは否定する材料にはなりません.ただ,ヤブヤンマの側棘はもう少し大きく長く目立ちますが,この羽化殻のそれは小さく短い感じです.そして第5腹節にも小さな側棘があるように見えます.肛側片の先端部が広く黒くなっている点もヤブヤンマとは違うようです(写真2,3).

以上のことから,23:11の羽化殻より大きいような印象のことが書かれていましたが,私はこれもミルンヤンマではないかと思います.ミルンヤンマは流水性である点も矛盾しません.

羽化殻は採集しても殺生にはなりませんので,ぜひ採集してください.下唇腮をみれば,ミルンヤンマとヤブヤンマはすぐに区別できます(写真4).

これ以外のヤンマの可能性については,オオルリボシヤンマは尾部付属器がもっと長いですし,ルリボシヤンマは写真の羽化殻より尾毛がもう少し長いです.マルタンヤンマ,カトリヤンマももう少し尾毛が長い.アオヤンマやネアカヨシヤンマ,サラサヤンマとは外形が違います.ギンヤンマ属とは複眼が違います.コシボソヤンマとは側棘の数が違います.ということで,ヤブヤンマを否定すれば,残りはミルンヤンマということになります.

それではまたよい情報を.失礼します.


 ミルンヤンマでした。  RONNIE  2018年7月22日(日) 18:51

先生、いつもながら丁寧でわかりやすく詳細に教えていただきましてありがとうございました。
羽化殼は採取してきましたので、マクロレンズで撮ってみました。
どの角度から撮れば良いのか難しかったですが、下唇腮を見てみるとミルンヤンマであることを確信いたしました。
3つを並べてみましたが、一番右のものが明らかに大きさが違っていましたので違う種類のものかなーと思いました。
個体差はあるのですね。
大変勉強になりました。
やはり、羽化殼は採取してきて細かなところを拡大して見ないと鑑別が難しいことがよくわかりました。
今後ともよろしくお願いいたします。


神戸のトンボ広場の記録

 ミルンヤンマの羽化殼  RONNIE  2018年7月21日(土) 23:11

未熟な成虫がすぐそばにいましたので、間違いないと思います。
2頭見つけました。