<分類学的位置>
トンボ目 Order Odonata
トンボ科 Family Libellulidae
コシアキトンボ属 Genus Pseudothemis
<分布>
本州・四国・九州に分布する.周辺の離島にも見られる.種子島,屋久島に見られるが,そこから一気に飛んで,石垣島と西表島に生息している.海外では,朝鮮半島,台湾,中国中・南部,ベトナムに分布する.
<特記事項>
本種が八重山で初めて見られたのは1983年(渡辺,1989)であり,渡辺(1989)は「地理的位置から台湾からの侵入」であろうと推察している.♂では腹部第3,4節が明るいクリーム色をしており,♀ではこの部分の黄色みが少し強く,腹部第5〜7節にかけても黄色の斑紋が続く.特徴的なトンボで他種と見間違えることはほとんどないであろう.♀では黄色の部分が著しく退化した黒化型の個体が時々見られる.
<生体写真>
トンボ目 Order Odonata
トンボ科 Family Libellulidae
コシアキトンボ属 Genus Pseudothemis
<分布>
本州・四国・九州に分布する.周辺の離島にも見られる.種子島,屋久島に見られるが,そこから一気に飛んで,石垣島と西表島に生息している.海外では,朝鮮半島,台湾,中国中・南部,ベトナムに分布する.
<特記事項>
本種が八重山で初めて見られたのは1983年(渡辺,1989)であり,渡辺(1989)は「地理的位置から台湾からの侵入」であろうと推察している.♂では腹部第3,4節が明るいクリーム色をしており,♀ではこの部分の黄色みが少し強く,腹部第5〜7節にかけても黄色の斑紋が続く.特徴的なトンボで他種と見間違えることはほとんどないであろう.♀では黄色の部分が著しく退化した黒化型の個体が時々見られる.
渡辺賢一,1989.琉球列島における分布拡大の蜻蛉種について.Tombo 32(1/4):54-56.
<生体写真>