No. 1070. 県北部の様子を見に...2026.5.5.

今日は高気圧の中心が真上に来た超快晴の一日,本当に夕方まで日が陰ることはありませんでした.久しぶりに県北部へトンボの出を見に行きました.まずはオオイトトンボ.このトンボ本当に限られた場所でしか見られなくなっています.北部の産地はまだ大丈夫でしょうか.


▲オオイトトンボの産卵.▲

オオイトトンボはいるにはいましたが,数は少なかったです.というか,池の端から次々と羽化個体が飛びだしてくる状態で,いつもよりかなり出現が遅い感じです.


▲羽化直後のオオイトトンボ.▲

コサナエも池に出ている個体数が2頭だけとさっぱりでした.しかし訪れた時刻が11時を過ぎていましたので,時間的な関係かも知れません.1頭は樹上へ上がりました.


▲十分成熟はしているので,これは例年通り出現したみたいだ.コサナエ.▲

ヤマサナエも羽化はしていましたが,まだ未熟で草原をひらひらと飛んでいる状態でした.まあこちらはこんなものでしょうね.これから数も増えてくるでしょう.


▲ヤマサナエのオスとメス.まだ淡色部が黄色い.▲

トンボ科は,シオヤトンボがたくさん飛んでいました.シオカラトンボやハラビロトンボは,まだ出現したところという状況でした.


▲シオカラトンボの未熟なメス.▲


▲ハラビロトンボのオス.黒くなり始めている.▲

池の方はこんな感じでしたので,川へ出てみました.ニホンカワトンボが活動をしています.ホンサナエも例年通り姿を見せていました.今日は水が多いせいか,濁ってもあり,ホンサナエの個体数も少なくはあまり賑やかではありませんでした.


▲ニホンカワトンボのオス.完全成熟だ.▲


▲ホンサナエのオス.元気に活動していた.▲

場所を変えてヒラサナエの羽化状況を見に行くことにしました.ヒラサナエは個体数が少なくなっているように感じられちょっと気になっています.未熟なメスが2頭ひらひらと飛んでいただけでした.


▲ヒラサナエの未熟なメス.今年も出ていて少しホッとした.▲

湿地ではシオヤトンボがバリバリ活動していました.ちょうどメスが産卵していたので撮影しました.湿地の流れ横の草地ではアサヒナカワトンボの未熟な個体が群れていました.


▲シオヤトンボの産卵メス.▲


▲アサヒナカワトンボは湿地横の草原で群れていた.▲

まあこんな感じでこの時期のトンボたちには出会えたように思います.全般的に個体数が少なく賑やかさがありませんでしたが,やはり北へ来ると一通りのトンボにお目にかかることができますね.

今日出会ったトンボたち
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オオイトトンボ ++
ホソミオツネントンボ +
ホソミイトトンボ +
コサナエ + (2)
クロスジギンヤンマ + (1)
ヤマサナエ + (7)
シオカラトンボ +
シオヤトンボ 池++,湿地++
ニホンカワトンボ 細流++,川の本流+
ハラビロトンボ + (1)
ホンサナエ + (3)
アサヒナカワトンボ +
ヒラサナエ + (2)
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今日はニワハンミョウを見つけました.いわゆるハンミョウに比べると,地味な色彩ですね.


▲ニワハンミョウ.ときどき見かけるハンミョウです.▲

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No. 1069. 静かな森林公園.2026.5.2.

今日は連休の晴れ.ちょっと離れたところにある森林公園に出かけました.この公園,かつてはトンボがたくさんいましたが,最近はめっぽう減ってしまいました.まずイトトンボ類がまったく見られませんでした.先日の公園ではクロイトトンボが3桁いたのに.コサナエ類はそこそこ飛んでいるのですが,ヨツボシトンボもいないしトラフトンボも飛ばない,どうしたんだろう...


▲やっと数が増えだしたシオヤトンボ.▲

湿地の多い公園だがシオヤトンボもちらほらという感じです.


▲タベサナエのオス.タベサナエはあちこち飛んでいた.▲


▲フタスジサナエのオス.池に出て活動をしていた.▲

雨後の晴れ,コサナエ属の産卵が見られるだろうというのが今日の目標でした.全くそんな姿が見られないほど,池は静まりかえっていました.オグマサナエには出会いませんでした.1時間半ほど歩いたのですが,本当にイトトンボ類がいないのです.ここのオオイトトンボは姿を消したと言っていいでしょう.成虫越冬種の姿も見ません.

今日この公園で見たトンボは4種類でした.
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シオカラトンボ + (2) 産卵
フタスジサナエ ++
タベサナエ ++
シオヤトンボ +
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今日はやたらオオスズメバチの姿を見ました.親指ぐらいあろうかという,多分女王蜂も飛んでいました.樹液を吸って,体力でもつけているのかな?


▲オオスズメバチ,多分女王蜂.▲


▲キマダラヒカゲ.オオスズメバチに混じって樹液にたくさん集まっていました.▲

キマダラヒカゲの裏の模様は絨毯みたいです.

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No. 1068. トラフトンボを見に行ったが.2026.4.28.

今日も午前中晴れていたので,昨日の場所へトラフトンボの産卵を見に行きました.しかし,じっと待っていても,この生息地では本当に交尾態で飛ぶトラフトンボの見ませんね.2時間ほど待っていましたが,今日も失敗という感じでした.待っていると,シオカラトンボが産卵にやって来,ヨツボシトンボも飛んでいました.


▲シオカラトンボの警護産卵.▲


▲ヨツボシトンボがキショウブのつぼみに止まっている.▲

11時を過ぎると,天気予報どおり空が曇ってきました.ということで観察を打ち切りました.次は別の場所へ行ってみます.今日見たトンボは,下記の通りです.

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トラフトンボ + (4)
クロイトトンボ +++
アオモンイトトンボ + (1)
シオカラトンボ ++
シオヤトンボ ++
フタスジサナエ ++
ギンヤンマ + (2)
ホソミオツネントンボ + (1)
ヨツボシトンボ + (3)
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今日のゲストはキチョウ,ベニシジミ,クロハバチです.


▲キチョウ(キタキチョウ).前翅角に黒い斑紋がほとんどない.秋型?▲

キチョウはたくさんいました.どの個体も薄い黄色で翅端に褐色部がほとんどない個体ばかりでした.キチョウも最近はキタキチョウといって,南西諸島のミナミキチョウと分けているんですね.


▲ベニシジミ.▲

ベニシジミもキチョウも成虫越冬するので,これらは越冬個体かも知れません.


▲クロハバチ(だと思われる).▲

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No. 1067. 春のトンボが飛んでいた.2026.4.27.

今日は午後から晴れてきました.今日は予定が入っていないこともあり,近くの公園にトンボの出現状況を見に行きました.最初の小さなビオトープ池ではクロスジギンヤンマのオスがせわしなく飛んでいました.ときどき別のオスが入ってきてバトルをやっていました.すっかり春ですね.

これはあまりに敏捷に不規則に飛ぶので写真にはならず,次の春のトンボを見に行きました.まずはトラフトンボ.飛んでいましたね.全部で10頭以上いたようです.オスばかりで,メスは見ませんでした.ここの公園交尾態で飛び回るところを今まで全く見かけていません.一度,じっと待つ作戦をやってみる必要がありそうです.今年は数が多そうですので成功率は高いかも知れません.


▲トラフトンボのオス.パトロール飛翔.まだ若そうで複眼が緑色をしている.▲

トラフトンボと一緒にいるのがヨツボシトンボなのですが,今日はまだ1頭だけしか見かけませんでした.


▲ヨツボシトンボのオス.池の中央あたりにポツンと止まっていた.▲

今日初めてシオヤトンボと出会いました.これが春一番のはずなのですが,今年は,春7番ぐらいの登場です.まだ体の色が完全に変わっていないオスです.10頭以上いました.


▲シオヤトンボのオス.今年はこいつの出が遅い.▲

フタスジサナエはもうすっかりと成熟し,産卵のメスも2頭見かけました.午後だったのですが,午前中晴れていなかったせいか,あまり時刻に関係ないようですね.


▲フタスジサナエのオスとメス.メスは少しピントが甘いか...▲

クロイトトンボは今が羽化の盛りでしょうか,池のそばを歩くと,次から次へと処女飛行の個体が飛び立ちます.その一方で数ペアが産卵活動をやっていました.もちろん成熟オスはあちこちで活動しています.ざっと見積もっても,公園全体で100頭以上いますね.


▲ヒツジグサの葉の上で羽化しているクロイトトンボのメス.カメラを近づけたら動いた.▲

今日この公園で見たトンボは7種類でした.
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クロイトトンボ +++
シオカラトンボ ++
フタスジサナエ ++
シオヤトンボ ++
トラフトンボ ++
ヨツボシトンボ + (1)
クロスジギンヤンマ + (2)
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さて,毎年同じようにブログを書いていますが,今年は,ゲストを少し多めに登場させようと思っています.トンボたちのすぐそばで活動している昆虫やその他の動物たちも記録していきます.


初日のゲストはちょっと大勢です.まずはミツバチさん.珍しく自宅のプランターのネギボウズに花粉をとりに来ていました.ニホンミツバチは黒くてなんか気品が感じられますね.ニホンミツバチは減少傾向にあるのでしょうかねぇ.あまり見かけません.ということで,トンボの観察の片手間にセイヨウミツバチも撮っておきました.さすが,こっちは花粉をいっぱい集めている.


▲ニホンミツバチ(上)とセイヨウミツバチ(下).ニホンミツバチは結構珍しい.▲

次はクロハナムグリ.これもなかなかお目にかかれません.私は見たのは初めてとなります.


▲クロハナムグリ.ブイブイにもかっこいいのがいるもんだ.▲

あとはチョウ.ムラサキシジミとコミスジです.これらはふつうに見られるチョウですね.


▲ムラサキシジミ.翅を開いて止まってくれないので,裏の地味な模様だけ.▲


▲コミスジ.上のムラサキシジミと同じ木に止まっている.何を吸っているのだろう?▲

ゲストを入れるとページが艶やかになりますね.今日はここまで.

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No. 1066. 越冬3種やっとみつけた.2026.4.11.

今日は高気圧の真下.朝からガンガンの晴れ.今年はトンボの出が早いように思えたので,ちょっと気合いを入れてトンボの探してみることにしました.3ヶ所回ってきました.まず1カ所目.ヤマザクラが満開で思わずカメラを向けてしまいました.私はソメイヨシノよりヤマザクラの方がなんとなく好きなんですね.ソメイヨシノはどこかに人工的なものを感じます.実際雑種接ぎ木でできたクローンですものね.


▲満開のヤマザクラ.葉が少し出て咲くのがいいです.▲

さてトンボの方ですが,ヨツボシトンボやトラフトンボが出ていないかと思いましたが,全くその気配はなく,ホソミオツネントンボが産卵をしていただけでした.


▲ホソミオツネントンボたち.一番上のは下2枚とは別の池.▲

他にいないか探しましたが成虫は見えず.しかしクロスジギンヤンマのものと思われる羽化殻が付いていました.もう出ているんだ.早い! 本来なら採取して種名を確かめるところですが,取ることができない位置にありました.


▲クロスジギンヤンマのものと思われる羽化殻.採取できない場所だった.▲

最初の場所はこれだけでしたので,次に行きました.先日オグマサナエを見たところですが,今日は見つかりませんでした.ホソミオツネントンボが2頭いただけでした.最後にもう一つ,どうしてもコサナエ属やシオヤトンボが見たいので,もう15時が近かったですが,先日フタスジサナエの羽化を見た公園へ出かけました.未熟個体がひらひら飛ぶのを期待したのですが,全く姿がなく,先日と比べて少し変でした.今日はイベントがあったようで,子供たちに捕られてしまったのかもなんて想像しましたが,タベサナエが1頭樹上にいるのを見つけました.午後も遅くなると樹上に上がってしまうのかも知れません.


▲樹上の葉に止まるタベサナエのオス.▲

そういえばこんな午後の時間に見に来るのは始めてかも知れません.春のトンボのあまり気づかない生態を知ったのかも知れません.あと,久しぶりにホソミイトトンボを見ました.2021年以来です.これで今年越冬3種を全部見ることができました.


▲ホソミイトトンボのメス.▲

今年はやって来たのかも知れません.産卵が見られると嬉しいのですが.それにしたもシオヤトンボが出ないですね.

ということで,今日は午後に出かけてちょっとトンボが少ない感じがしました.気温は23℃,快晴で条件はよかったのですが,早春の未熟なトンボたちの動き,これは私の知らない世界だったのかも知れません.いい条件のときばかり来ていてはいけませんね.

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