少し間が空きましたが,あまりにもよい天気が続くので,,アカトンボを探しに行くことにしました.今年はアカトンボが少なく,あまり出かける気がしませんでしたが,今日はちょっと気合いを入れて出かけてきました.8種類のアカトンボに出会いました.まずそれから.
▲まずは一番数が多いオオキトンボ.絶滅危惧ⅠBなのにねぇ.▲
▲次はアキアカネ,兵庫県南部で出会うのは今年初めて,オオキトンボより希少.▲
▲ナツアカネのメス.ナツアカネは数が少なかった.▲
▲タイリクアカネのオス.胸部がこんなに褐色になっているのは初めて.▲
▲なんと,マイコアカネ.まだいたんですね.▲
▲マユタテアカネも,今日はそこそこ出会った.▲
▲コノシメトンボもいたいた.▲
▲ノシメトンボ!,めずらしーい.オオキトンボより超希少!.▲
▲最後はおまけ,アオイトトンボもすっかりと老熟.ご苦労様.▲
珍しくキトンボに出会いませんでした.あちこちに顔を出すトンボなのですけど.ノシメトンボに出会ったのがとても嬉しかったです.ノシメトンボなど,かつではうじゃうじゃ飛んでいたのに,最近はほとんど出会いませんね.私の探し方が悪いのでしょうか.
さて,今日の池は水が落とされていたのか,岸辺が泥状になっていてオオキトンボの産卵にぴったりの状態.案の定,オオキトンボが産卵をしにやってきました.
▲水辺で産卵するオオキトンボ.▲
やはり環境が整っておれば,オオキトンボはそういったところにたどり着き,集まってくるようです.11月12日の産卵ですから,少し時期的には遅いような気もします.今までは,私はだいたい10月中に観察してきましたから.もう一ペア紹介しておきましょう.
▲本当にオオキトンボが一番の普通種になっている今日この頃.▲
オオキトンボにトラブルがありました.産卵が終わったメスを追いかけるオスがいて,逃げるメスが水に落ちたようです.メスが水の中で草に掴まってもがいていました.撮影のあと助けてあげました.
▲水に落ちて草につかまっているメス.▲
普通は,産卵が終わってタンデムが解消したあと,メスを追いかける単独オスがうまくメスを捕まえ,交尾をすることがしばしばあります.産卵後交尾ですね.
▲産卵後交尾.▲
11月も中旬になりますと,兵庫県南部でもアキアカネの姿が見られるようになります.今日は数は少なかったですが,産卵しているペアに出会いました.
▲アキアカネの産卵.▲
水が落とされ,水位が下がり,泥の岸辺が露出すると,やはりアカトンボたちがたくさん集まってくるんですね.あと,マユタテアカネとコノシメトンボが産卵していました.
▲マユタテアカネの産卵.▲
▲コノシメトンボの産卵.▲
まあ,久しぶりにアカトンボたちの競演を見ることができました.