9月に入り,風に秋の気配を感じましたので,オオルリボシヤンマに会いに行くことにしました.ここはほぼ毎年出かけており,必ずオオルリボシヤンマに会える場所です.が,今日はただの1頭も飛びませんでした.時期的・時間的には間違いがないと思うのですが,オオシオカラトンボが7,8頭飛び回っているだけでした.そこで,もう一つ別の池に行ってみました.しかしそこでも,オオルリボシヤンマどころかギンヤンマも飛んでいませんでした.いたのは,なんとオナガサナエ.ここは標高500mぐらいはあるはずです.しかも池です.まあ,池に流れ込む小さな川はありますが...
▲山の中にこもっている,No.29オナガサナエ.▲
変なところで出会いました.長い間神戸市内の調査をしていますが,オナガサナエは平地の大きな川でした見たことがありません.あとは「珍しく」アキアカネに出会いました.市内の山中で未熟なアキアカネを見るのもまた久しぶりですね.
▲半分くらい成熟した No.30アキアカネ.すぐ飛び去った.▲
本当にトンボが少ないです.道路を歩いていたら,電線にネキトンボが2頭,最初の池にモノサシトンボが2頭いただけです.マユタテアカネらしいのが通り過ぎたのですがはっきりしませんでした.今日出会ったトンボはそれだけです.
▲電線に止まる No.31ネキトンボ.▲
▲No.32モノサシトンボ.▲
ミルンヤンマはいないかと渓流を歩いてみたりしましたが,オニヤンマすら飛びません.帰りにもう一度コシボソヤンマを見に行きましたが,これもまたその気配さえ感じ取れませんでした.
トンボを探すのが下手になったかと思うくらいねらったトンボに出会えません.ちょっと気力が萎えます.ウウム.