No. 1064. ホソミオツネントンボ始動.2026.4.3.

今日は家族でお花見を兼ねたドライブをしてきました.そんな中,ホソミオツネントンボの産卵を見ました.オスも3頭単独で飛んでいました.産卵は私的には最速の記録だと思います.ただカいつものメラを持っていなかったので,写真はひどい感じですが,証拠写真ということで.


▲ホソミオツネントンボのオス.▲


▲産卵するホソミオツネントンボ.▲

いやあ,毎年のように繁殖活動開始の時期が早まっています.

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No. 1063. オツネントンボ活動開始.2026.3.21.

今日は暖かい晴れの一日でした.気温は14℃程度で,それほど高いわけではなかったのですが,日向にいるとぽかぽか状態でした.

ということで,去年は3月11日に1頭,日当たりのよい繁殖池のすぐそばの草むらに現れていました.去年どおりならば,今日も姿が見られるかも知れません.現地について草むらを歩いてみましたが,姿はありませんでした.年のため池をのぞきに行きました.すると,1頭のオスが飛び回っていました.


▲すでに水面を飛び回っていたオツネントンボのオス.他にも1頭いた.▲

なんか,だんだん繁殖活動開始が早まっているように思えます.ちなみに池に3月21日に現れたのは初めてです.

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No. 1062. キトンボの生き残り.2025.12.20.

オオキトンボも消えたし,あと生き残っているとすれば,まずはキトンボ.ということで今日は近くのキトンボがやってくる公園へ散歩を兼ねて出かけてきました.午前中はよく晴れて気温も車外温度計で19℃という小春日和.

キトンボは3頭いました.3頭目はすぐに飛び去ってしまったので,写真に撮れたのは2頭だけでした.翅の破れの位置で判別できました.


▲キトンボのオスたち.矢印は翅の破れの位置.▲

キトンボは暖かい日差しの中,水面をビュンビュン飛んでいました.年越しまでまだ少しあります.ここの公園で年越しを見たことはありません.まだ今年の活動を終えられないみたいです.ただ明日からは気温が下がりそうです.どうなるやら...

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No. 1061. オオキトンボ没姿調査 その後.2025.12.16.

オオキトンボの没姿調査を続けていますが,数が減ってきて,写真に撮れないこともあり,(4)(5)(6)(7)をまとめて記録することにしました.

(4) 12月5日

晴れ,気温は14℃ほどありましたが,風が強く,トンボは飛ばされるような飛び方で,この日は写真になりませんでした.見かけたオオキトンボは3頭.一気に減りました.逆にアキアカネの数が増え始めました.5頭以上いたように思います.


▲(4) 12月5日.オオキトンボの減少と反比例するようにアキアカネの数が増えた.▲

(5) 12月9日

次いで第5回,この日は気温が低く9℃ほどしかありませんでしたが,風は穏やかで,日射しが温かい日でした.アキアカネがポツポツ見られました.そんな中,池から離れた駐車スペースに1頭のオオキトンボが止まっていました.12月9日というのは,私的には没姿記録更新です.


▲(5) 12月9日.オオキトンボが生き残っていた.▲


▲(5) アキアカネは4頭ほどいた.▲

(6) 12月13日

今日も温かい日差しのもと,気温はやはり低かったですが,風は穏やかでした.オオキトンボの姿はなく,ついに没姿か,というところです.あと念のためにもう一日来てみます.アキアカネは2頭いました.


▲(6) アキアカネはまだ頑張っている.▲

(7) 12月16日

前回オオキトンボの姿は見られなかったのですが,念のため,天気のよい今日,確認に出かけました.やはりオオキトンボはいませんでしたし,アキアカネも姿を消していました.そこで,もう一つの池にも出向いてみましたが,そこにもトンボの姿は全くありませんでした.最後に以前よく出かけていた定点池の状況を見に行きました.ここは浚渫工事がなされていてしばらく水を抜いていましたので訪れることがなかったのですが,工事が終わったので池の状況を確認に行きました.特に大きな変化もなく,岸近くが深くなっている点だけが違っていました.ここには,コノシメトンボが2頭道路に止まっていました.


▲(7) 2頭のコノシメトンボが見られた.腹部の黒い点,翅先の破れで判別.▲

さて,以上で没姿調査は終わりましたが,最後に,近隣(三木)のアメダスのデータと没姿状況の対応関係を見ておきましょう.次のグラフは,11月15日から12月15日までの温度データで,橙色が最高温度,青色が最低温度です.緑の棒グラフが没姿調査の結果です.目盛は温度の目盛を頭数と見てください.

これを見ると一目瞭然ですね.最低気温が一気に下がったのが12月2-3日の間の夜です.それまでは10頭以上が飛んでいましたが,12月5日の調査で一気に数が減りました.あとはじりじりと減少し12月13日に姿が消えました.

気温が低下すると,低い気温という直接的原因と,それによって動きが鈍くなり,特に早朝など鳥に食べられるということが考えられます.翅の後縁が破れたトンボが多かったですが,これはビークマークの可能性があります.また動けなくて餌が摂れず,餓死するということも考えられます.いずれにしても没姿の様相がうっすら見えたような気がします.

さて,今日16日,アキアカネの姿が消えたのが,いよいよ今シーズンの終わりを感じさせました.一方コノシメトンボは私的には没姿記録更新となりました.これで今年のトンボ観察も終わりになるかも知れませんね.

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No. 1060. オオキトンボ没姿調査(3)2025.11.30.

今日も快晴.オオキトンボの没姿調査の3回目です.アップロードが2日遅れたのは,写真で個体識別するのに限界を感じ,作業が進まなかったからでした.もう少し個体数が減らないとこの方法は無理と感じました.とりあえず区別可能な個体を並べて,確実にいた数だけは押さえておきたいと思います.


▲No.01 オス:翅の破れが大きい.右後翅の先端が縁紋より先が欠落.▲


▲No.02 オス:右後翅の破れはNo.01と似ているが,左前翅の後縁が破れていない.▲


▲No.03 メス:右前後翅の後縁が破れている.▲


▲No.04 オス:右後翅が半分以上破れている.▲


▲No.05 オス:腹部第5節が凹んでいる.▲


▲No.06 オス:右前翅先端部だけに顕著な破れがある.▲


▲No.07 オス:右後翅中央の後縁に破れ左後翅中央の後縁にも破れ.▲


▲No.08 オス:右前後翅後縁部に破れ.▲


▲No.09 オス:かなり綺麗だが,右前翅,左後翅,先端後縁に小さな破れ.▲


▲No.10 オス:額上縁部ににほくろがある.▲

以上は翅の破れなどから判別できたものです.またこれらと同じ個体だと判別された写真が7枚あります.写真は全部で33個体撮ったので,これ以外に16枚の翅がほとんど破れていないオスの写真が残りました.そしてこれらは区別がほとんどできません.4枚ほど例示しておきます.


▲翅の破れていないオスたち.▲

この4枚を含む残りの16枚全部が同じ個体だとは思われないのですが,この中に別個体が何頭含まれているかは分かりません.ただ確実に言えることは少なくとも1頭は上記No.01からNo.10の個体たちとは異なるということです.したがって,本日の個体数は,11+αということにしておきます.

やはりきちんとやるにはマーキングしないといけませんね.オオキトンボがそんなにたくさんいるはずがないだろうという軽い気持ちで始めでしまいました.個体数が減ってきたらなんとかなるような気はします.それにしても,この時期まだたくさん生き残っていることは驚きです.私的な終見記録は12月5日ですが,これを越えそうな感じです.

連続で観察していると,オオキトンボのオスは,池に出ず,堰堤上や草原を飛んでメスを探しているらしいことに気がつきます.2回ほどオスがメスを追いかけ,メスは一気に上昇して逃げるという行動を観察しました.また先日の交尾態の写真のペアは,池の近くの小径で目の前でオスがメスを捕まえてタンデムになったものです.その他にも2回ほど堰堤近くの小径でオスがメスを捕まえてタンデムになり飛び去る姿を見ています.

アカトンボを観察していると,池でオスがメスを捕まえてタンデムになるという姿は,タンデム状態の数と比較すると,あまり目にしないことに気づきます.オオキトンボのオスは,池から少し離れたところで過ごしているメスを探して,タンデムから交尾を行っていることを実際に目にしました.こんなことはある意味当たり前のことかも知れませんが,連続して観察をすることで,それが「論理的予想」から「経験的確信」に変わっていることが実感できます.実際この没姿調査,なんかつまらない観察をしているような気になるときもあるのですけど,やはりそこで見られる実際の行動を目の当たりにすることによって得られる情報は,観察者にとって貴重であると思っています.

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