神戸のトンボ広場の記録

  お世話になっています  RONNIE  2019年8月26日(月) 13:27

これはタカネトンボ(オス)でよろしいでしょうか。
上付属器は長く、下面が段差状になっているところからそう思いましたが。

 タカネトンボです  管理者  2019年8月27日(火) 20:28

ご投稿ありがとうございます.

おっしゃる通りです.特に付け加えることもありません.タカネトンボで結構です.どこを撮れば種名確認ができるかという点で,いい写真です.タカネトンボは今がシーズンですね.面白い産卵をするので,飛んでいる池があれば,観察してみてください.

それでは.

 お礼  RONNIE  2019年8月27日(火) 23:50

ありがとうございました。
これに類似したトンボはいつも判別に悩むのですが、少し自信になりました。
写真も褒めていただいて嬉しいです。

神戸のトンボ広場の記録

  兵庫県産の幼虫ガイドのページを作りました.  管理者  2019年8月20日(火) 9:09

お知らせです.

兵庫県に生息している,飛来種を除くトンボ幼虫の,生体写真を使ったガイドのページを作りました.小中学生に向けて作成したものですので,文章は平易になっています.いくつかの専門用語は使わねば説明がつきませんので使用していますが,すべてについて,写真付きで解説しました.幼虫の名前を調べたいときにご利用ください.なお,均翅類につては現在鋭意制作中で,近いうちに公開する予定です.

https://www.odonata.jp/07jhs/larval_guides/index.html

それでは.

 いつかは幼虫も  権兵衛  2019年8月21日(水) 23:26

『兵庫県の幼虫ガイド』、ヒントにあふれたありがたい読み物です。
今のところ、私の課題は羽化殻だけですが、勉強になります。
在宅時間と眼の都合で羽化殻の整理ができていませんが、活用させていただいて順次整理したいと思うきっかけになりました。ありがとうございます。

また、いずれの日かは幼虫の観察もできればと思っております。

神戸のトンボ広場の記録

  トンボの名前  aya_tokyo  2019年8月18日(日) 18:10

今朝見たトンボの名前が知りたくて投稿しました。
3枚あるのですがデータが大きいと受け取ってもらえません。
取り敢えず一つお送りします。
よろしくお願いします。

 これはシオカラトンボのメスです  管理者  2019年8月18日(日) 20:46

ご投稿ありがとうございます.

掲示板アプリの関係で,ファイルサイズに上限があります.最大サイズは400KBです.携帯やパソコンのアプリを使ったりして,写真を小さくして送るか,「返信」機能を使って,複数の記事として,アップする方法とがあります.お手数ですが,よろしくお願いします.

さて,写真ですが,シオカラトンボのメスです.体のもようと,複眼が緑色をしていることで分かります.添付の写真と比べてみてください.

今後ともよろしくお願いします.それでは.

 トンボの名前  aya_tokyo  2019年8月19日(月) 8:11

ご丁寧にありがとうございました。

都心でも色々なトンボが飛んでいるようです。
なかなか止まっている写真が撮れないのでまたお教えください。
よろしくお願いします。

神戸のトンボ広場の記録

  ギンヤンマ  umbr  2019年8月18日(日) 1:39

台風が過ぎてまた暑くなりました。残暑お見舞い申し上げます。
ギンヤンマの産卵を撮ったのですが、実は池ではなくて先日の台風の大雨でできた水たまりなのです。水たまりと言っても幅5m長さ15m位の大きさで、生えている植物を見ても判るとおり雑草です。3,4日も晴天が続けば元の凹んだ草原に戻ってしまいます。トンボ達は一生懸命産卵していますが卵は乾燥に強いのでしょうか? 魚は居ないもののカエルは居ますし。
また、このギンヤンマのカップルの翅の色がそれぞれ違うのは♀が♂より老熟しているからと思いますが?

 無駄な産卵  管理者  2019年8月18日(日) 20:37

ご投稿ありがとうございます.残暑お見舞い申し上げます.まだまだ暑い日が続いています.

さて,ギンヤンマの水たまりへの産卵ですが,こういった無駄な産卵は,いろいろなトンボでよく見られます.これは,一面,トンボが産卵場所を感知する機能の進化が,まだ不十分というふうに解釈できますが,自分の羽化した場所以外にどんどん産卵していくというのは,勢力拡大という意味では意義のあることと考えられます.そんな中に,明らかに幼虫が育たないように思える場所に産卵することがあるわけですが,うまく新規開拓できる場合もあることを考え合わせると,トータルではこれで十分やっていけるということでなのしょう.だからこういった無駄な行動が淘汰されずに,残っているんでしょうね.

私も,芝生の上で産卵するナツアカネを見ています.ナツアカネは水のなくなっている草の上で産卵します.「なくなっている」という意味は,やがて水がたまるということです.ナツアカネはこのことを,何らかの情報として得ているはずです.それは何かは分かりませんが,芝生の上で,この水がやってくる可能性を示す何らかの情報を「誤って」関知してしまい,産卵をしたのでしょう.

サンゴが卵を大量に放出し,ほとんどが食べられてしまっても,それで十分繁栄できるのと似ています.無駄も繁殖戦略のうちということでしょうね.

それでは失礼します.

 産卵  umbr  2019年8月18日(日) 22:03

有難うございました。昔、乗用車のボンネットに産卵行動をするトンボ(多分アキアカネ)を見た事があります。光っているから水面と間違えたのでしょうか? それにしても2組のギンヤンマが何回も何回も産卵しようとする行為には心を打たれます。また大きな♀をぶら下げて飛ぶ♂のスタミナには感心しました。この水たまりには単体♂を含めて6頭のギンヤンマが飛び廻っていたのでなんとか飛ぶところを撮ろうとしましたが難しく、かろうじてフレームの端っこに入ったのが・・・

神戸のトンボ広場の記録

  アカネ  umbr  2019年8月9日(金) 20:31

今晩は。暑い日が続きます。そのうえ台風の影響か風が強くてマクロ写真を撮るには苦労します。もっぱら木陰ばかり選んで歩いていたとき、大きな黒い蝶が近くに停まったので撮ろうとしたところ石垣の上に飛んで行きました。その飛んで行った先に赤い小さなトンボが!! と、言うことで蝶はそっちのけで撮ったのがリスアカネ(写真1枚目)、これからよく見かけるようになるアカネですがやはり今年初めてとなるとうれしい。しかもよく見ると別種のアカネが近くに居ました。これはコノシメトンボの若い♂だと思うのですがどうでしょう?(写真2枚目と3枚目)。ナビをしてくれた黒い蝶はその後戻ってきてまた近くに停まってくれました。ジャコウアゲハ(多分)。

 メス  umbr  2019年8月11日(日) 6:00

昨日(8月10日)同じ場所へ行ったところ、コノシメトンボ♀が居ました。コノシメ♂?は残念ながら不在。代わりにリスアカネ♂がいたがこれは前にも見たので・・・ 別の場所ではモノサシトンボ♂も久しぶりに見ました。みな暑すぎるのか陰が多い処に居るようです。
ところでコノシメトンボは♀>♂で、リスアカネは♂>♀と言うかほとんどリスアカネ♀を見た事がない。私の数少ない経験からですが。

 コノシメトンボとリスアカネ  管理者  2019年8月11日(日) 6:53

ご投稿ありがとうございます.

少し返事が遅れました.コノシメトンボとリスアカネですが,添付した写真のような部分で区別するのがふつうです.胸の横の黒条がつながっているのがコノシメトンボ,切れているのがリスアカネです.ごく稀に,リスアカネでもつながっているように見える個体があります.

その場合は,オスでは尾部上付属器を見て,上に曲がっているのがコノシメトンボ,まっすぐ伸びているのがリスアカネで,メスでは,翅の先の褐色部分が「はっきりと濃い」のがコノシメトンボで「淡い茶色になる」のがリスアカネです.

判定結果は,写真の3枚目のようになります.

大きさに関しましては,あまり当てになりませんので,気にしない方がいいと思います.コノシメトンボの未熟な個体にはあまり出会う機会がありません,林の中で孤独に休んでいることが多いようですね.

こちらは今野外観察は開店休業中で,ホームページの新ページ制作中です.この暑さで,もう少し冷房避難をします(笑).今日からは孫守です.

それでは失礼します.


 暑い夏  umbr  2019年8月11日(日) 20:27

詳しい解説有難うございました。今日も37℃あり、おそらく街中では40℃を越えていたのではないでしょうか。虫たちも午前中は姿を見せるものの午後にはどこかに隠れてしまい、セミさえも鳴きやむ暑さです。コノシメトンボ♂は全身が真っ赤になって美しく好きなアカネのひとつで胸の菱形のマークもかっこいい。♀の方もフレンドリーと言うか、あまり逃げないので撮りやすくてヨイ♪。リスアカネ♀との区別は難しいのでこれまで見逃していたのかも?
初めて見るトンボが居るとつい追いかけてしまいます。無理せずに行動しなければ危ない。最近は特にそう思います。 孫様のお守ご苦労様です。

神戸のトンボ広場の記録

  オニヤンマの交尾  RONNIE  2019年8月8日(木) 23:14

数年振りに見ることができました。

 オニヤンマの交尾  管理者  2019年8月9日(金) 17:18

ご投稿ありがとうございます.

オニヤンマの交尾は,私もずいぶん見ていません.20世紀の終わりころに見たままです.それも,ビデオで撮影した一コマとして記録が残っているだけです.目撃はその後も1,2度ありましたが,高い木の上に上がってしまいますので,結局は見逃してしまいました.

あまりに暑いので最近は休養中です.

それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  マユタテアカネでしょうか?  RONNIE  2019年8月3日(土) 0:05

猛暑の中、山に行って来ました。
秋のトンボが出始めたようですが、これは2頭ともマユタテアカネのメスでしょうか?
よろしくお願いします。

 オナガサナエの季節  管理者  2019年8月3日(土) 16:05

ご投稿ありがとうございます.

ご投稿の写真は両方ともマユタテアカネで結構です.メスの方は,胸側の模様と翅の先に褐色斑が出ていることから,マユタテアカネです.オスは尾部付属器が上方に曲がっています.あと,胸側のもようから,マユタテアカネです.

夏本番になりました.ヤブヤンマを見に行き,今日はオナガサナエ・コオニヤンマを見に行ってきました.さらに,ハネビロエゾトンボ,タカネトンボ,ネアカヨシヤンマと,夏のトンボが続きます.

暑さに負けずにお互いがんばりましょう.それでは.

 お礼  RONNIE  2019年8月5日(月) 13:45

ありがとうございました。
今年は昨年よりもトンボの数が減っているような気がします。
梅雨の期間も昨年よりも長かった割には、水が少ないようにも思います。
暑さに負けずにできる限りフィールドに出かけたいと思います。

神戸のトンボ広場の記録

  アカネ  umbr  2019年7月31日(水) 20:19

暑中お見舞い申し上げます。今日も35℃あり、シオカラトンボ、ウスバキトンボが目立つようになって来ました。その中で今年の初アカネはマイコアカネ♀。あまりに小さいので最初はアシナガバチか?と思いましたよ。池の周りの草叢ではアオモンイトトンボが目立ちました。いったい、一年で何回世代交代を繰り返しているのでしょうか??
写真3枚目はスイレンの葉に停まったアオモンイトトンボ♀、水を飲んでいる様子はありませんでした。

 活動するアカネ  管理者  2019年7月31日(水) 20:40

ご投稿ありがとうございます.

暑中見舞いありがとうございます.しばらく北海道にいて,毎日20度のところで過ごしていたため,まだ体が暑さに慣れません.でも,トンボたちはきっちり「日陰」で活動していました.リスアカネがもう繁殖活動やる気マンマンで,林の中を飛んでいました(写真).

アオモンイトトンボは最低でも一年二化はしているみたいですね.二化目の個体は小さいのが特徴です.多分幼虫の脱皮回数が少ないからだろうと思います.トンボは脱皮回数が可塑的なんですね.

それでは失礼します.

 世代交代  umbr  2019年7月31日(水) 22:09

有難うございました。去年は10月21日に交尾しているアオモンのカップルを見かけたので、これからまだ1,2回は世代交代しそうですね。確かに10月に見たアオモンは一回り小さかったです。シオカラトンボとアオモンイトトンボは現在、生息場所が重なっている(草叢の低い所)のでシオカラに喰われるアオモンイトトンボもいました。共食いするほど獰猛なアオモンイトトンボでもさすがに大きいシオカラトンボには敵いません。

神戸のトンボ広場の記録

  ネキトンボとオニヤンマ  RONNIE  2019年7月31日(水) 13:52

暑くなりました。
昨年よりも数は減りましたが、オニヤンマが飛ぶ季節になりました。
遠くにネキトンボがいました。

 活動再開  管理者  2019年7月31日(水) 20:33

ご投稿ありがとうございます.

旅行の疲れもとれ,今日はヤブヤンマを見に行ってきました.北海道ではちょっとフラストレーションがたまったので,スカッとしてこようという魂胆でしたが,メスが現れず,なんか中途半端でした.ヤブヤンマは,今が盛りのようでした.オスが元気に活動していました.今日はちょっと大きな写真を投稿しました.

それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  オオアオイトトンボ  umbr  2019年7月24日(水) 7:38

いつもお世話になっています。北海道出張ご苦労様です。
オオアオイトトンボをやっと見つけました。昔はアオイトトンボより沢山いたのにここ数年ではさっぱり見かけなくなった。こちらでは天気予報が外れっぱなしで出かけるにも苦労する日々。沢山いたコシアキトンボに代わってウスバキトンボがぼちぼち飛び始めました。

 飛びモノ  umbr  2019年7月24日(水) 7:48

ウチワヤンマとコシアキトンボは同じ所を周回して時々ホバリングしてくれるのでなんとか成功率が上がりましたが、マニュアルフォーカスは不可。チョウトンボは飛び方が変則的なのでことごとく失敗した。せめてもと、翅が傷んでいない綺麗な姿を撮りました。

 北海道は雨か曇りか強風か  管理者  2019年7月24日(水) 21:32

ご投稿ありがとうございます.

北海道の活動も今日で終わりました.7日間トンボ観察の予定を組みましたが,晴れたのはわずか24時間.網走だけでした.ほとんどこれといった成果も出ず,北海道の希少種はおろか,普通種もちらほらという感じでした.一番立って元気だったのは,なんとクロイトトンボ! ちょっとウンザリしますね.

アオモンイトトンボそっくりなマンシュウイトトンボ.色がちょっと鮮やかです.

それでは失礼します.

 水分補給  umbr  2019年7月25日(木) 23:55

有難うございました。梅雨明けということで強烈な暑さに見舞われております。ファインダーを見ているとカメラが汗で濡れてくるのと、頭がボーっとして長く構えられていません。水分補給をしても汗でどんどん出て行くのでどんなモンでしょう。 ところでトンボが水を飲んでいるところは見た事はありませんがどうしているんでしょうか?? 写真3枚目はアオスジアゲハが地面にしみこんだ水分を吸っているところです。ときには水を吸いながらおしっこをしているシーンも見かけられます。

 トンボの吸水  権兵衛  2019年7月26日(金) 18:14

トンボは餌から水分補給しているのではないでしょうか。
それでも足らない時は飛行しながら吸水していると思います。ヤンマ科、サナエトンボ科とトンボ科の数種類で同じような行動を目撃しています。
水面に目標物があるかどうかは不明ですが、低空飛行から瞬間的に水面に頭部を接する時に吸水しているのだと私は想像しています。ほとんどの場合、水面の同じような位置で、同じ行動を数回繰り返します。

以上の行動はトンボを眺めていると時々見られます。それと、見極めを誤ると翅が水面に接して死を待つようになるようです。トンボの吸水は命懸けのようです。
ちょっと気になりましたので素人の推測を書き込んで見ました。
画像は何度目かの吸水で見極めを誤ったアキアカネです。

umbrさんの撮影テクニックなら吸水の瞬間が撮れるような気がします。撮れましたら、是非公開してください。楽しみにしております。



 トンボの水飲み  管理者  2019年7月26日(金) 21:00

ご投稿ありがとうございました.

トンボは時々水面に当たるような飛び方をします.オスが縄張りを離れるときなどによく見られます.これは水を飲んでいるのだと信じられています.自宅で羽化させたトンボを飼育するときには,スポイトで水を飲ませることが必須のようです.トンボにとっても水は必要なものですね.

アオスジアゲハの給水ですか.こちらはエゾスジグロシロチョウ(多分)の栄養補給です(多分).チョウのことは何も知らないので,多分の連発です.違っていたら教えてください.

それでは失礼します.

 水分補給  umbr  2019年7月26日(金) 22:08

権兵衛様、管理人様、解説有難うございました。エゾスジクロシロチョウ(長っ!)の栄養補給はなかなか見ものですね。こちらではこんなに集まらない、せめて2,3匹です。水分と同時にミネラル分も補給していると言われています(植物の肥料や動物の糞などが含まれている)。
トンボが水面から直接水を飲む姿は見たことはないですね、今度よく観察してみます。私としては別に水に飛び込まなくても水草や藻の上に停まって飲めばよいのでは?? と、思います。ハチなんかはそうして飲んでいます。

アオイトトンボの目玉が青くなっていました。写真3枚目は池の水面をおおったアカウキクサに乗って吸水しているアオスジアゲハ。