No. 870. 近場まわりでタイワンウチワなど.2022.8.19.

今日は,近場を回って,この時期のトンボの状況を見に行きました.8月後半というのは,そのときが最盛期というトンボが意外と少ないのです.夏のヤンマなどはそろそろ終盤の時期に入ります.といってもまだまだ飛んでいますけど...コシアキトンボやチョウトンボももう終盤です.ショウジョウトンボは二化目が出ているくらいの時期です.ギンヤンマやシオカラトンボはもうずっと最盛期が続いています.

実はこの時期に最盛期を迎えるトンボの一つがタイワンウチワヤンマです.ウチワヤンマしかいない地域では今でもウチワヤンマが元気に活動していますが,兵庫県南部では,この時期のウチワヤンマはかなり見るのが難しくなってきました.


▲2022.8.15. 鳥取県にて.今でもウチワヤンマが元気に活動している.▲

成果がなかったのでブログでは報告していませんが,この8月15日に兵庫県北部へタイワンウチワヤンマの進入調査に行ってきました.そのとき,上の写真のようにまだ池ではウチワヤンマが元気に活動していました.


▲タイワンウチワヤンマ.暑いのでほぼ垂直な腹部挙上姿勢をしています.▲

一方,兵庫県南部のタイワンウチワヤンマが入り込んでいる池では,ウチワヤンマはもうほとんど姿を見ることがありません.タイワンウチワヤンマが入り込んでいない池では姿を見ることがありますが...

さて,今日の第一の目的は,タイワンウチワヤンマの産卵観察です.例年,個体数の多い淡路島へ行くのですが,手近で済ませようという魂胆です.この池では数回タイワンウチワヤンマの産卵を見ていますので,観察できる可能性は高いです.ただ,池の周辺がどの場所も同じようで,産卵に来るポイントが分かりません.そういうことですので,池の周囲を移動しながら観察しました.すると,メスがうまく目の前に入ってきました.


▲産卵に入ったタイワンウチワヤンマのメス.矢印は糸を引いている卵.▲

ストロボの接触点がちょっとおかしく,うまく光らなかったので逆光で影になってしまいました.腹端から糸を引いて卵が着いているのが分かります.糸はほとんど写っていませんけど.タイワンウチワヤンマはウチワヤンマと違って,結構動き回って打水するので,今日はほとんどピントが来ませんでした.

産卵はきょうはこれ1頭だけでした.あとは,クロイトトンボ,チョウトンボ,コシアキトンボ,シオカラトンボ,ギンヤンマなど元気に活動していました.

さて次はタカネトンボです.タイワンウチワヤンマの産卵は午前が多く,タカネトンボは午後です.ということで昼食をとって移動しました.現地で2時間近く過ごしましたが,残念ながらまだタカネトンボは姿を見せてくれませんでした.オオシオカラトンボだけが元気に飛び回っていました.


▲オオシオカラトンボの交尾と産卵.▲

タカネトンボは9月に入ってからにした方が良さそうです.時刻は14時を過ぎました.コシボソヤンマが産卵に来る時刻です.実は昨日もコシボソヤンマを見に行ったのです.1頭のメスが産卵しているのを見たのですが,場所が気に入らないのか,すぐにどこかへ姿を消しました.今日はそのリベンジも兼ねています.流れに入って産卵しそうな朽ち木を見て回りますと,1頭のメスが飛び上がって木にとまりました.どうも最近足下がおぼつかなくなって,川を歩くとふらつきが大きく,バシャバシャやってしまい,産卵しているトンボに先に気づかれて飛ばれてしまいます.


▲私の気配に反応して,産卵をやめて飛び上がり,木に止まったコシボソヤンマ.▲

しかしこれはよくある動きです.経験上20分で産卵を再開します.過去何度か同じ経験をしています.本当に不思議なくらい20分で再開するのです.時刻は14:50.したがって産卵再開は15:10になります.コシボソヤンマから目を離さず.20分待つことにしました.待っている間,足下を1頭のコシボソヤンマらしき個体が飛びましたが,見失いました.まあ,このメスを待つのが確実です.

15:06,羽を小刻みに震わせ始めました.これは飛び立って産卵を再開する前兆です.15:09,飛び立ちました.メスからはずっと目を離しませんでしたので,飛ぶコースが手に取るように分かります.飛び立った朽ち木の方に少し大回りをするように飛んでやってこようとしています.そのときでした.もう1頭のコシボソヤンマが木陰から飛び立ち,このメスを追うように飛びました.メスは逃げるように小さく旋回しましたが.オスに見事に捕まり,連れて行かれました.

やっと産卵の再開かと喜んだのもつかの間,オスにお持ち帰りされるとは...ついていません.でも考えようによっては,これは初めてのコシボソヤンマ生態の観察になりました.今までコシボソヤンマのオスがメスが産卵しているすぐそばを飛んでも,全くメスに気づかないシーンばかり見てきました.今日初めてオスがメスを連れ去るところを観察できたのです.これは,コシボソヤンマの出会い場所が産卵場のある流れであることを示す一例になります.そう納得して,観察を終えました.このオス,多分さっき足下を飛んだ個体だと思います.

ということで今日の観察は終えることにしました.帰り道,秋を待つマユタテアカネがひっそりと止まっていました.


▲木陰で秋を待っているマユタテアカネメス.▲

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No. 869. ネアカヨシヤンマ.2022.8.15.

お盆の間は家族サービスでトンボ休止.今日解放されましたので,別口の調査活動を行ったあと,ちょうど場所と時間が合ったので,ネアカヨシヤンマを見に行きました.現地に入ったのが13:56.14:00ごろに産卵に来るので,一通り見て回った後,少し待ちましたら,ほどなくメスが産卵に入ってきました.


▲例によって,なかなか近づけない.▲

今年のネアカヨシヤンマはこれで3回目の遭遇ですが,どの個体もなかなか近づけさせてもらえません.逃げるとこちらに背を向けて着地,産卵.なかなかうまくいきません.


▲日陰や日向に移動して産卵はするが,一カ所で長続きしない.▲

やっとのことで,かなり近づくことができました.メスの方もその場所が気に入ったのでしょう.結構長い間飛ばずに産卵を続けてくれました.


▲やっといいアングルで産卵してくれた.▲

今日は特にネアカヨシヤンマに会いに行ったわけではなく,ついでというところでしたが,時間通りに産卵にやってくるネアカヨシヤンマのおかげで,出会うことができました.ここまで.

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No. 868. ヤブヤンマの産卵.2022.8.9.

今日は,ワンポイント観察ということで,今年というか,この数年どうしてもうまくいっていないヤブヤンマの産卵を見に行くことにしました.ちょっと調べてみると2018年を最後にヤブヤンマの産卵に接近遭遇していなかったのです.

いつものポイントに11:00頃に入りました.一瞥しただけでは何もいない感じです.リスアカネが止まっていましたので,まずそれを記録しておこうと移動しました.


▲日陰で繁殖活動を始めているリスアカネのオス.▲

すると,足下からヤブヤンマのメスが飛び立ちました.リスアカネが興味を示して近づきます.ヤブヤンマのメスはちょっと大回りしてそれをかわし,私のすぐ前の地面に止まり産卵を再開しました.


▲すぐ向こうの地面に止まって,土中産卵をするヤブヤンマのメス.▲

少しずつ近づいていきましたが,ほとんど動じることなく産卵を続けています.しばらくして飛び立ちました.木漏れ日の射すところで産卵を始めました.顔の部分にだけ日が当たっていて複眼が光っていました.


▲緑色に光る複眼を持つ,ヤブヤンマのメス.▲

これに近づこうとしましたが,今度は気づかれて飛ばれました.少し離れて水たまりの上を飛び回りましたが,やがて戻ってきました.そして時々あることですが,私の方に近づいてきました.そして手の届くような距離に止まって産卵を始めました.


▲もう至近距離で撮影している.下の写真はノートリミングで縦横比が異なる.▲

産卵しているところがカメラの最短撮影距離よりも内側という状況で,少しカメラを引いて撮影しました.上の下の写真はノートリミングで,いかに近くで撮影しているかが分かるでしょう.せっかくですから動画も撮影しました.ただ三脚を使っていないので揺れ揺れ!.


▲コケの生えた斜面で産卵するメス.私の好きなポーズである.▲

写真は十分撮れました.メスはまだまだ産卵を続けています.木陰で暑くもないので,しばらく産卵メスと過ごすことにしました.こちらが動きをやめると,メスも落ち着いて,同じ場所で10分近く産卵し続けました.例によって,止まっている足場を中心にして,腹端先端で円を描くように少しずつまわりながら産卵をしています.産卵管は土の中を突き刺しています.私はそれをじっと見ているだけ.なんか,すごく贅沢な時間のように思えました.

やがてさっと飛び立つと,一度水浴して,樹林の方に飛び去っていきました.4年ぶりの産卵接近遭遇でした.私の今日の目的は到着後わずか30分ほどで達成されました.こんな日も時々あります.帰りに川をのぞいてみますと,なんとキイロサナエのメスがいました.8月に見たのは初めてではないかなぁ.


▲淡色部も色がほとんど抜けて白くなった,老熟キイロサナエ.メス.▲

あともう少しトンボを探そうとも考えましたが,暑さのせいか,意欲がわかず,これで終えることにしました.とにかく暑すぎます.

そうそう,最後にゲスト.コゲラを見ました.県内でキツツキを見るのは初めてで,普通種だということですが,嬉しく思いました.


▲初めて間近に見たコゲラ.人なつっこいのか,近づいても逃げなかった.▲

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No. 867. 薮の中のヤンマたち.2022.8.8.

ここ数日間の不安定な天気を理由に,しばらくトンボ観察を休止していました.雷が激しく鳴ったり,雨が急に降ってきたり,まるで熱帯のスコールのようでした.写真は積乱雲の雲底です.こういうところから竜巻が降りてくるんでしょうね.この雲が自宅の方にやってきて雨を降らせたのですが,ちょっと怖かったです.


▲積乱雲の雲底が見える.これが襲ってきた.撮影地点は今晴れている.8月5日.▲

さて,やっと安定した天気が続くという予報が出ましたので,今日もまた「薮の中にヤンマを探す」を実行しました.暑い日中は,薄暗い林の中でトンボを探すのが一番いいですね.まず迎えてくれたのはオニヤンマでした.8月もお盆が近くになってくると,オニヤンマの繁殖活動が本格化します.見つけたのはメスでした.ちなみに今日一番最後に見つけたのもオニヤンマ,こちらはオスでした.一緒に紹介しておきましょう.


▲今日の一番最初と最後に出会ったトンボ,オニヤンマである.上がメス下がオス.▲

オニヤンマのメスを撮影していると,大きな黒いトンボが目の前に飛び込んできました.ぶら下がれそうな枝を物色するように飛んでいます.こういうときは焦らず固まった状態で見ておくのが一番です.止まりました.どうやらヤブヤンマのメスのようです.


▲ヤブヤンマのメスが入ってきて止まった.▲

写真を撮っていると,うっとうしく感じたのか,ちょっと飛んで別のところに止まりました.より低いところに止まったのでラッキーでした.このヤブヤンマのメスの目もガラス玉のように輝いています.ただし色彩はやはり緑青色をしています.先日の淡緑色のガラス玉複眼とは違いますね.


▲止まり直したヤブヤンマ.複眼に傷がある.オスにやられたか?.▲

この,相手の方から近づいてきたヤブヤンマに出会って,今日は何かいいことがあるような予感がしました.最近乱視がひどくなって,枝に止まるヤンマを見つけるのに苦労します.しばらくは何も見つかりませんでした.が,折れた木の枝先に小型のヤンマが止まっているのが目に入りました.これは,...予想通りマルタンヤンマのオスでした.


▲折れた枝先に止まるマルタンヤンマのオス.▲

マルタンヤンマのオスは,背中側から撮影すると,青い目に焦げ茶色の体という感じで,もう一つパッとしません.胸側のブルーの淡色条が写るように横や腹側から撮るのがいいのですが,位置的にうまく撮れません.何枚も撮っているうちに,嫌気がさしたのか,飛び立ちました.しかし弱々しく飛んですぐ近くに止まりました.ちょうど腹側が見える位置で,ブルーと茶色のコントラストがうまく表現できました.


▲この茶色と青の色彩が多くのトンボ屋を虜にする.▲

マルタンヤンマはストロボに対して結構反応するようで,また飛び立ちました.ストロボに反応して飛ぶというより,滅多に出会えない相手なので,私が殺気を出しまくっていたのかもしれませんね.見逃したかと思いましたが,よく探すと止まっている位置を見つけることができました.しかし今までより少し高く,写真には撮りにくい位置です.


▲ここにはかなりの時間止まっていた.▲

これで今日来た甲斐があったというものですが,一つ見つけるとまだいるのではないかと思うのが人の常です.少し場所を変えて,さらに探索を続けました.なんと,嘘みたいな話ですが,2頭目がいました.今度はちょうどいい高さに止まっています.


▲ちょうど目の高さ当たりに止まっていたマルタンヤンマのオス.▲

ただこのオスすぐに飛び立ってしまいました.やはり私の殺気が相当なものだったのでしょう(笑).人間が近づくと写真のように腹部を曲げる行動を見せました.最初のオスも同じです.こうなると飛び立ちやすくなるのでしょうか? マルタンヤンマの複眼のブルーは,ヤブヤンマオスの水色とも,ネアカヨシヤンマオスのマリンブルーとも違う,純粋な青という感じです.


▲マルタンヤンマの頭部と胸部の拡大.▲

このマルタンのオスが飛び立ったとき,入れ替わるように別のヤンマが降りてきました.こちらに目がいってしまったために,このオスは見逃してしまいました.降りてきたヤンマは少し先の方に止まりました.なんとマルタンヤンマのメスでした.今日は相手の方から近づいてくる!


▲マルタンヤンマのメス.胸側の黄緑が美しい.▲

このメスはいくらストロボを炊いてもびくともしません.メスは鈍感なのでしょうか? 先日出会ったメスは近づいたら飛んで逃げてしまいました.やはり個体差でしょうね.それにしてもオスと入れ替わりでメスが入ってくるなんて,恐ろしいくらい今日はついていますね.もう私は死ぬのではないかしら,と思うぐらいです(笑).

マルタンヤンマは,林の中に止まっているときでも,時々移動していると感じましたので,また最初のコースに戻ってみることにしました.最初に出会ったオスのところに行ってみましたが,もう姿はありませんでした.やはりじっと休憩しているだけではないようです.最初と同じコースに戻り歩き始めますと,なんと,またマルタンヤンマのメスが見つかりました.


▲2頭目のマルタンヤンマのメス.▲

このメスは,カメラをいじっている間に逃げてしまいました.マルタンヤンマはヤブヤンマなどとは違い,少し敏感なようですね.

知らぬ間に2時間以上経っていました.この後は,最初に出会ったヤブヤンマが少し移動してまだ止まっていたのと,最初に紹介したオニヤンマのオスに出会ったのが最後でした.そうそう,一番最初のオニヤンマのメスは最後まで止まったままで動いていませんでした.なおマルタンヤンマを探している途中,1頭のミルンヤンマを見ました.


▲最初に飛び込んできたヤブヤンマのメスは,ほぼ同じ場所にいた.▲


▲ミルンヤンマのメス.まだ未熟な感じである.▲

今日は2時間半ほどの薮歩きでしたが,成果は十分あったようです.今日はここまで.

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No. 866. ハネビロエゾトンボを観に行った.2022.8.2.

今日は外出を控えた方がよいと言われるぐらいの高温注意の日.日陰で観察できるハネビロエゾトンボを観に行きました.現地には9時過ぎに入りましたが,10時前まで全くトンボが飛びませんでした.今年は羽化期に流れが干上がっていたようなので個体数が少なくなっているのか? などと心配しましたが,なんとか2頭のオスと1頭のメスが入ってきました.

オスはいつもならずっと飛んでいるのですが,今日はすぐに止まろうとしました.


▲静止してメスを待つハネビロエゾトンボのオス.▲

オスと一緒にただただ待つだけの時間.ちょっと飛び方の違う個体が入ってきました.ただ打水することなく水面近くを飛んでいますので,ちょっとオスかメスが判別できませんでした.目の前を通ったときメスであることが確認でき,向こうへ打水しながら逃げていきました.


▲ただただオスと一緒に待つだけ.これは上と異なる個体である.▲


▲打水しながら逃げていくメス.上のオスにつかまった.▲

結局このメスはすぐにオスに見つかってお持ち帰りされました.普通メスは石の陰などに隠れるようにして同じ場所を行ったり来たりして産卵するのですが,このメスはまだ若いのでしょうか,流れの真ん中で「堂々と」打水していました.やがてオスに見つからないように産卵するように学習するのかもしれません.


▲このオスはメスが飛んでも動じることなく.私が帰るまで止まり続けていた.▲

その後,ハネビロエゾトンボの動きは全くありません.流れの横に座っていますと,10:45,1頭のヤンマが流れに入ってきて,木の枝に止まりました.ヤブヤンマのメスです.オスは先日来よく出会っていますが,メスとの接近遭遇は今年初です.


▲成熟したヤブヤンマのメス.カエルに食いつかれたような翅の破れがある.▲

ヤブヤンマの成熟メスの中のある個体には,複眼がラムネのガラス玉のように光るものがあります.ふつうは青緑色のものが多いようですが,時に濃い青色のものもあります.しかし少数ですがこのようにラムネのガラス玉のような輝きを持つ個体が見られます.この色は他のトンボには出ない色で,ヤブヤンマのメス,それもある個体(またはある時期)に独特のものです.ずっと以前に神戸で見たヤブヤンマがこの色をしていました(下の写真).久しぶりに出会えて,非常に嬉しいです.ところで,「ラムネ」ってご存じですか? 歳がばれそうです.


▲薄緑色のガラス玉のように輝くヤブヤンマのメスの複眼.▲

ネアカヨシヤンマのオスのマリンブルー,マルタンヤンマのオスの濃青色,ヤブヤンマのオスの水色,夏の黄昏ヤンマのオスはいずれも美しい青系統の色をしています.対して,マルタンヤンマやネアカヨシヤンマのメスの複眼は褐色系の地味な色彩です.ヤブヤンマだけが緑や青やこのような色に光り輝いています.もっともストロボの光を反射してのことですが...


▲2006.7.26 神戸市内.ガラス玉のように複眼が輝くヤブヤンマのメス.▲


▲ヤブヤンマメスの複眼の色彩の変異.▲

このあと,ヤブヤンマの産卵を観に行きましたが,不発でした.今日はこれで終わることにしました.車の外気温計は37℃を示していました.

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