No.729. 近くの池にお散歩.2020.5.8.

昨日今日といいお天気,本来なら遠いところへ生きたいところですが,自粛で,お散歩がてら近くの池に出向いてきました.朝9:30頃は,少し気温が低くて,薄曇り,ほとんどトンボが飛んでいませんでした.11:00前から太陽が完全に顔を出し,トンボもやっと飛び始めました.

▲クロイトトンボの産卵.
▲ホソミイトトンボの交尾.
▲フタスジサナエのオス.

写真以外にも,トラフトンボ,ヨツボシトンボ,オツネントンボ,ホソミオツネントンボ,シオカラトンボなどが飛んでいました.今日のトピックスは,ギンヤンマです.5月8日の産卵は私にとっては記録です.あちこち移動しながら,連結産卵をやっていました.

▲5月8日のギンヤンマの産卵.だんだん太陽が出てきている.

ということで,今日はギンヤンマを見て,ストレスを発散しました.

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No.728. やはりトンボの出がいまいちでした.2020.5.2.

2週間ほど自宅にこもりきりでしたので,今日は散歩・運動がてら,トンボを見てきました.暖かい日が続いていますし,5月に入りましたので,さぞや池は賑やかになっているだろうと思いましたが,飛んでいるトンボは,ホソミオツネントンボ1頭とシオヤトンボ1頭でした.トラフトンボも,ヨツボシトンボも,クロイトトンボも,フタスジサナエも,例年見られるトンボはまったく姿なし???

▲最初の池で見られたのはホソミオツネントンボ,それも1頭だけだった.

仕方なく,少し離れた池まで足を伸ばしました.しかし,そこも,静かな感じでした.さすがに池岸を歩いてガサガサやってみると,ちょっとだけコサナエ属が飛び出しました.それにしても,タベサナエ2頭,オグマサナエ1頭,フタスジサナエ1頭,シオヤトンボ3頭,トラフトンボ1頭というところでした.全然池が賑やかではありません.ちょっと農道を林に沿って歩いてみますと,コサナエ属が2,3頭追いかけ合いをしながら飛ぶのを見ました.まだ成熟していないのでしょうか.

▲タベサナエのオス.
▲オグマサナエのオス.
▲フタスジサナエのメス.まだ未熟である.

唯一接近遭遇できたフタスジサナエのメスの状態から見ると,やはり成熟が遅れている感じですね.羽化が遅かったのかもしれません.

▲シオヤトンボのオスとメス.
▲池を飛んでいたトラフトンボのオス.

なんか今年は違う感じですね.できるだけ外出は自粛ですが,今日は3密接近遭遇0でした.ねらいのオツネントンボは,なかなか出会えません.

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No.727. 春のトンボたちの出現は意外と遅い.2020.4.16

薄曇りの午前,緊急事態宣言のため,自宅にほとんどずっといましたが,健康にもよくないので,今日は運動がてら近くの池に行ってみました.出かけてみた感じたことは,今年の春のトンボの出現は遅いということでした.冬が非常に暖かかったので,トン本出現が早いのではないかと思ったりして,3月に2度ほど池を訪れたこともありましたが,ちょうど羽化期に寒くなり,遅れたのかもしれません.

さて,今日見たトンボは,まずはオツネントンボ.2頭のオスが池面を飛んでいました.

▲オツネントンボのオス

場所を移動してシオヤトンボを見に行きました.ヒラヒラと羽化直後の個体が飛んでいました.これも遅い感じですね.去年など4月10日には産卵していたのですから.羽化してから少し日にちが経った個体が1頭だけいました.

▲未熟なシオヤトンボ.

最後にコサナエ属を見に行きました.こちらも羽化直後と思われる個体がヒラヒラ飛んでいましたが,羽化して少し時間が経った個体もいました.数はそこそこでした.

▲タベサナエのオス.
▲タベサナエのメス.

歩く中での濃厚接触はありませんでした.歩く途中会った人は一人だけ.バードウオッチングをしていました.写真がちょっと不鮮明なのは,ビデオの切り出しのためです.

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No.726. タイリクアカネの越年.2020.1.1.

みなさん,明けましておめでとうございます.

恒例?のお正月トンボ観察に行ってきました.先週,タイリクアカネが10頭ほど生き残っていたので,これが年を越すのではないかと思い,今日見に行ってみた次第です.池に入ったのは10:30.晴れていますが冷たい風が吹いていて,トンボの姿が見当たりませんでした.池の岸を一往復半ほどしたとき,キトンボが現れました.

▲今日初めて姿を見たキトンボのオス.
▲しばらくすると,また1頭池に入ってきた.

もう,キトンボは毎年のように年を越していますので,あ,いたか,という感じでした.何度も池の岸を往復してい歩いていると,だんだんとキトンボの姿を見るようになりました.しかし,一週間前に比べると数は減っていて,全部で4頭ほどしか確認できませんでした.

そんなとき,翅が黄色くなく,体が赤いトンボを見ました,すぐに飛び立ったので種類は確認できませんでした.このトンボが池にいることは確かなので,こうなったら,もう一度出会えるまで待つしかありません.また池岸を歩き始めました.翅があまり黄色くないように見えたトンボを見つけました.でもよく見ると,キトンボのメスでした.メスが入っているということは産卵する可能性もあると,ちょっと胸が高鳴りましたが,日が射してしばらくすると,結局飛び去ってしまいました.

▲単独で止まっていたキトンボのメス.産卵はせずに飛び去り,見失ってしまった.

そして一時間以上歩き回って12時を過ぎたころ,やっとタイリクアカネのオスが目の前に飛んできて止まるというチャンスに出会いました.いました.キトンボ以外のトンボで,私が初めて見ることができた年越しトンボです.

▲年を越したタイリクアカネのオス.

タイリクアカネはもともと晩秋に現れるトンボではありますが,年を越すほど遅くまで生存することは,かつてはなかったと思います.それが越年するようになりました.これも温暖化で気温があまり下がらなくなったせいでしょうか? まあそれはさておき,何か感慨深いものがあります.この池はかなり内陸部で,海岸近くで繁殖するというかつての常識ともはずれています.

四国南部や九州南部では,キトンボ以外のトンボの越年も珍しくないと思いますが,兵庫県南部(淡路島を除く)で越年が見られるトンボは,キトンボ以外には聞いたことがありません.そして次に越年を見ることがあるとしたら,多分アキアカネではないかと思っています.アキアカネも妙に遅く出てくるアカトンボになっていますから…

最後に,タイリクアカネと同じところに止まるキトンボを紹介して,今日を終わります.

▲日のよく当たる斜面に止まるキトンボのオス.上のタイリクアカネとほとんど同じ場所.
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No.725. トンボの生き残り調査.2019.12.25.

約一ヶ月ぶりで,トンボを見に行きました.今日は移動性高気圧が真上に居座り,雲一つない,風もない,とても穏やかな日でした.例年の通り,キトンボの生き残りを見に行きました.

▲日向でキトンボたちが飛び回っていた.

キトンボは沢山いました.ざっと数えても10頭以上.まだまだ元気ですね.オスどうしが追いかけ合い,池の水面の向こうの方まで飛んでいき,また引き返してくるといった動きを頻繁にやっていました.12月25日,野外気温8度でも,彼らはなんともないのでしょうか.もっとも日差しを浴びていると,こちらも汗ばんでくるくらいでした.日向に止めていた車の外気温計は19度になっていました.

と,岸辺の草地で,オスがメスを追いかけているのが目に入りました.しばらく見ていると,タンデムになったペアが草むらから飛び出してきました.

▲草むらでメスを捕まえたオス.

産卵をするのでしょうか.しばらく見ていますと,メスを連れ去って草むらの向こうへ飛んでいきました.多分交尾をするのでしょう.こうなると,しばらく待つしかありません.約12分後,ペアが再び池に姿を現しました.

▲約12分後,再び池に姿を現したペア.

そして,このペアは産卵を始めました.しかし見ているとメスがそれほど乗り気でないのが見え見えです.産卵は非常に短時間で終わりました.おそらく産卵意欲のないメスだったのでしょう.あるいは私が来る前に産卵を済ませていた個体だったかもしれません.

▲反対側へ回り込んで写真を撮ろうとしたが,その間もなく,産卵を終えて飛び去ってしまった.

さて,今日の驚きは,まだタイリクアカネが「たくさん」いたことです.昨年は12月21日に1個体のオスを見つけ,これがもっとも遅い記録でしたが,今年更新しました.今日は少なくとも10頭足らずはいたと思います.まだまだ元気に活動していて,オスが水面の向こうの方まで追飛する姿を何度も見ました.

▲けっこう敏捷に飛び回っていたタイリクアカネたち.

タイリクアカネの方は産卵活動は見られませんでした.ただこれだけ生き残っていたら,産卵を目にするのもアリかと思います.タイリクアカネは結構遅くまでいるトンボですが,キトンボにはかなわないようです.でもひょっとしたら,今年はタイリクアカネが年を越すかもしれません.今年の観察は今日で終わりにしようと思っていましたが,お正月,また観察に来る必要が出てきたようです.

▲水面に出て活動するタイリクアカネのオス.
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