新 トンボ歳時記
No.494. 再びキイロサナエを求めて.2015.6.29.

今日は,昼前から晴れになるということで,再びキイロサナエを観察に出かけました.結果は,オスのみ.メスも2頭ほど姿は見たものの,待機ポイントには産卵に訪れませんでした.

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湿地の方ではたくさんのモートンイトトンボが活動していましたが,訪れた時刻がやや遅かったせいか,交尾は見られず,また少し早く切り上げたこともあって,産卵の姿も見られませんでした.

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モートンイトトンボを横目に,ホソミオツネントンボが単独産卵をしていました.もうオスがいないのでしょうね.精子貯蔵器官に蓄えた精子で受精させて産卵をしているのでしょうね.

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湿地では相変わらずハラビロトンボが盛んに活動していました.交尾も何組か見ましたが,たいがい飛び回っていますので静止した個体だけをパチリ.

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湿地ではもはや秋の気配,アキアカネが羽化して未熟な個体が隠れていました.

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今日は頑張った割には成果が少ない一日だったように思います.