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 K067.ノシメトンボ Sympetrum infuscatum 
 ▲標本写真.1993.10.9.,神戸市中央区./神戸市RDB:


各区の記録状況 (●:2005年以降の記録,○:2004年以前の記録,×:公表記録なし)
北区 西区 垂水区 須磨区 長田区 兵庫区 中央区 灘区 東灘区
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 1984年に発行された『近畿のトンボ』(関西トンボ談話会編)では,ノシメトンボは近畿地方ではそれほど普通に見られる種ではない,と記されています.たしかに,私が本格的に神戸のトンボを調べだした1990年頃は,10月に入って時々姿を見るくらいで,数の少ないアカトンボであったように記憶しています.一時期個体数が増加傾向にあるといわれていた時期がありましたが,最近はまた減少傾向が感じられます.

 神戸市では6月から11月にかけて記録があります.6月から8月にかけてのものは低山地でのものが多く,標高300〜400mの北区のいくつかの記録がこれに該当します.秋になると西区の田園地帯の平地や海岸地方で連結状態のものが見られるようになります.ため池やかんがい用水路,水田などが繁殖地であろうと思われます.

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