前ページへ 目次へ 次ページへ

 K046.オグマサナエ Trigomphus ogumai 
 ▲未熟なメスの静止.2010.4.29.,神戸市西区.


各区の記録状況 (●:2005年以降の記録,○:2004年以前の記録,×:公表記録なし)
北区 西区 垂水区 須磨区 長田区 兵庫区 中央区 灘区 東灘区
× × × ×

 オグマサナエは春最も早く出現するトンボの一つです.神戸市でも,4月の中旬には羽化しているようで,4月の20日も過ぎると,道路上など,あたたかいところにべったりと止まっている個体を見かけるようになります(写真).

 神戸市では,松本氏がたくさんの記録を残していますが(関西トンボ談話会,1974-1977),フタスジサナエほどふつうには見つからず,個体数も少ないように思えます.北区の山間の田園地帯には多数いましたが,ほ場整備が行われて,たくさんの池の様子が変化し,個体数は減少してしまいました.

 全国的にみても,長野,岐阜,愛知県以西の本州と徳島県などに分布する(石田他1988)程度といいますから,もともとそれほど広い範囲には生息していないトンボです.

前ページへ 目次へ 次ページへ