前ページへ 目次へ 次ページへ

 K033.ルリボシヤンマ Aeshna juncea juncea 
 ▲オスの羽化.1998.7.25.,神戸市北区./神戸市RDB:


各区の記録状況 (●:2005年以降の記録,○:2004年以前の記録,×:公表記録なし)
北区 西区 垂水区 須磨区 長田区 兵庫区 中央区 灘区 東灘区
× × × × × × ×

 ルリボシヤンマはかつては神戸市にはいないものと思われていましたが,1988年,東灘区の岡本で初めてその姿が発見されました.その後の調査で,東灘区に幼虫の産地が見つかり,定着が確認されました.

 以後,北区やとなりの芦屋市など,六甲山地各地で見つかるようになり,1998年には丹生山地でも羽化している1個体が見つかりました(写真).ここは1坪ほどの湿地でしたが,くまなく探したにもかかわらず,他の羽化殻・幼虫は発見できませんでした.

 これらのことから,神戸市では非常に数が少ないものの,六甲山地,丹生山地に広く分散し,転々と繁殖場所を変えながら世代をつないでいる状況ではないかと思われます.ただ本来寒地系のトンボであるため,温暖化が進んでいる現在,危うい状況にあると考えられます.

前ページへ 目次へ 次ページへ