<分類学的位置>
トンボ目 Order Odonata
サナエトンボ科 Family Gomphidae
ヒメサナエ属 Genus Sinogomphus
<分布>
日本特産種であり,本州・四国・九州に分布する.周辺の離島では発見されていない.
<特記事項>
分布域内での類似種との区別点は,♂では尾部付属器の色彩と形態を見るとよい.本種は尾部上付属器が白い色をしている.オジロサナエ Stylogomphus suzukii も白い色をしているが,胸側の黒条の形態の違いや尾部付属器そのものの形態の違いで区別できる.♀は,腹部の斑紋を横から見たとき,環状の黄色の紋の間に,黄色の斑点があるのが特徴的で,分布域内の他種には見られない.その他コサナエ属とは,胸側の黒条の前のものが途中で断ち切れていることや,前肩条がないことなども含めて観察すれば,間違えることはない.本種は河川性の種である.
<生体写真>
トンボ目 Order Odonata
サナエトンボ科 Family Gomphidae
ヒメサナエ属 Genus Sinogomphus
<分布>
日本特産種であり,本州・四国・九州に分布する.周辺の離島では発見されていない.
<特記事項>
分布域内での類似種との区別点は,♂では尾部付属器の色彩と形態を見るとよい.本種は尾部上付属器が白い色をしている.オジロサナエ Stylogomphus suzukii も白い色をしているが,胸側の黒条の形態の違いや尾部付属器そのものの形態の違いで区別できる.♀は,腹部の斑紋を横から見たとき,環状の黄色の紋の間に,黄色の斑点があるのが特徴的で,分布域内の他種には見られない.その他コサナエ属とは,胸側の黒条の前のものが途中で断ち切れていることや,前肩条がないことなども含めて観察すれば,間違えることはない.本種は河川性の種である.
<生体写真>