<分類学的位置>
トンボ目 Order Odonata
イトトンボ科 Family Coenagrionidae
エゾイトトンボ属 Genus Coenagrion
<分布>
北海道に分布する,海外では,朝鮮半島北部,中国北部,ロシアなどに分布する.
<特記事項>
他のエゾイトトンボ属の各種と区別が難しい.♂の場合,エゾイトトンボ Coenagrion lanceolatum とは,腹部第2節背面の黒斑の形が,本種ではワイングラス型なのに対し,エゾイトトンボではスペード型をしている.オゼイトトンボ Coenagrion terue の場合は,この黒斑は本種とよく似たワイングラス型をしており,この場合は尾部付属器の形状で区別する.♀はいずれもよく似ていて難しいが,杉村ら(1999)の図説検索では,前胸後縁中央の突起の形で区別する方法が示されている.その他クロイトトンボ属ともよく似ていて,北の地域では慎重に同定する必要がある.
<生体写真>
トンボ目 Order Odonata
イトトンボ科 Family Coenagrionidae
エゾイトトンボ属 Genus Coenagrion
<分布>
北海道に分布する,海外では,朝鮮半島北部,中国北部,ロシアなどに分布する.
<特記事項>
他のエゾイトトンボ属の各種と区別が難しい.♂の場合,エゾイトトンボ Coenagrion lanceolatum とは,腹部第2節背面の黒斑の形が,本種ではワイングラス型なのに対し,エゾイトトンボではスペード型をしている.オゼイトトンボ Coenagrion terue の場合は,この黒斑は本種とよく似たワイングラス型をしており,この場合は尾部付属器の形状で区別する.♀はいずれもよく似ていて難しいが,杉村ら(1999)の図説検索では,前胸後縁中央の突起の形で区別する方法が示されている.その他クロイトトンボ属ともよく似ていて,北の地域では慎重に同定する必要がある.
<生体写真>