<分類学的位置>
トンボ目 Order Odonata
イトトンボ科 Family Coenagrionidae
キイトトンボ属 Genus Ceriagrion
<分布>
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本州,四国,九州に分布するが,産地は連続せずかなり局地的である.海外では朝鮮半島,中国に分布する.
<特記事項>
九州南部でリュウキュウベニイトトンボ Ceriagrion auranticm ryukyuanum と分布が重なるので,その地域では注意して同定する必要がある.ベニイトトンボ♀は腹部第7〜10節背面は無斑であるがリュウキュウベニイトトンボには黒条斑がある.ベニイトトンボ♂では尾部下付属器が上付属器とほぼ同じ長さであるがリュウキュウベニイトトンボでは下付属器の方が長い.
最近リュウキュウベニイトトンボが神奈川県で発生したが(苅部,2007),これは人為的な移入であろう.しかし今後こういった人為的移入が起きる可能性があるので,本州,四国でも,本種の新産地を新発見したときには注意が必要である.
<生体写真>
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トンボ目 Order Odonata
イトトンボ科 Family Coenagrionidae
キイトトンボ属 Genus Ceriagrion
<分布>
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本州,四国,九州に分布するが,産地は連続せずかなり局地的である.海外では朝鮮半島,中国に分布する.
<特記事項>
九州南部でリュウキュウベニイトトンボ Ceriagrion auranticm ryukyuanum と分布が重なるので,その地域では注意して同定する必要がある.ベニイトトンボ♀は腹部第7〜10節背面は無斑であるがリュウキュウベニイトトンボには黒条斑がある.ベニイトトンボ♂では尾部下付属器が上付属器とほぼ同じ長さであるがリュウキュウベニイトトンボでは下付属器の方が長い.
最近リュウキュウベニイトトンボが神奈川県で発生したが(苅部,2007),これは人為的な移入であろう.しかし今後こういった人為的移入が起きる可能性があるので,本州,四国でも,本種の新産地を新発見したときには注意が必要である.
苅部治紀,2007.神奈川県横浜市で発生したリュウキュウベニイトトンボについて.月刊むし (434):42.
<生体写真>

