8月上旬はヤンマの季節.今日は「薮の中にヤンマを探す」をやってみました.「薮」といっても日陰になった山道を歩くだけなんですけどね.今日はあまりヤンマの姿は多くなく,エゾトンボ,それもメスにたくさん出会いました.
▲木の枝などにぶら下がるエゾトンボのオスたち.▲
▲エゾトンボのメスに3頭も出会えた.▲
薮の中では,13:00から14:00頃にトンボの活動が一番盛んになっていたように思います.止まっているトンボは,いつまでもじっとしている個体もいますが,結構動き回っています.やはり一番暑い時間帯に薮の中に避難しているようです.ちなみに外気温は35℃.
▲オニヤンマのオス.結構長いこと止まっていた.▲
▲薮の中で活動が盛んになるとこんな接近状態になることもある.▲
いわゆるヤンマ科のトンボは,マルタンヤンマとミルンヤンマだけでした.ヤブヤンマにはお目にかかれませんでした.
▲マルタンヤンマのオス.この場所からはすぐに飛び立った.▲
▲次に止まったところが結構低い位置だったので,いろんな角度で撮れました.▲
マルタンヤンマのオスは,複眼の青色がきれいです.ヤブヤンマのそれとはまたひと味違います.
▲マルタンヤンマオスの複眼.▲
マルタンヤンマのメスも探してみましたが,出会えませんでした.マルタンヤンマを観察中に,ミルンヤンマが少しずつ止まりながら通り過ぎました.
▲ミルンヤンマの未熟なオス.▲
観察を始めたのが11:15ころで,観察を終えたのが14:15ごろでした.薮の中での活動はお昼を過ぎ気温が最も高くなる頃に活発になり(つまりたくさん入ってくる)ました.最初はエゾトンボ以外何もいませんでしたからね.