No. 965. トンボは次の季節へ,状況調査.2024.5.29.

トンボの季節が過ぎのステージに移り変わろうとしています.夏のトンボの登場です.今日は春のトンボの生き残りと,夏のトンボの出現状況を見に行きました.今後の生態観察の方針を立てるためです.2ヶ所の池に出かけてきました.まずは春の生き残りから.


▲ヨツボシトンボ.数は非常に減って,わずかに生き残りがいた.▲


▲ヤマサナエ.まだもう少し続くだろうが,一時期より減少して今日は1頭だった.▲


▲フタスジサナエ.産卵.まだもう少し頑張るつもりかな?▲

次は,春のトンボと同じぐらいに現れてはいるが,これからが本番のトンボたち.


▲どうしてこんなにどこにでもいるのか不思議.シオカラトンボ.▲


▲ショウジョウトンボは夏の終わりに2化目が出るからまだまだこれからだ.▲


▲クロイトトンボも2化目が出るトンボ.秋口までは出現が続く.▲


▲ギンヤンマもずっと前から飛んでいるが,登場は今日が初めて.▲

以上,私が通季種と呼んでいるグループでした.次はこれから出現してくる夏のトンボたちです.もうすでに成熟して活動しているのがほとんどでした.


▲コフキトンボの複眼が黒い成熟オスと若いメス.▲


▲コシアキトンボ.活動しているオスと羽化しているメス.▲


▲ウチワヤンマ.2頭活動をしていた.▲

いずれも普通種ばかりですが,季節は着実に次へ進みつつあるようです.今年はムカシヤンマを見ずに過ごす可能性が出てきました.早く見に行かないと.あぶない.

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今日初登場のトンボたち
No.34. ギンヤンマ.産卵
No.35. コフキトンボ.オス・メス
No.36. コシアキトンボ,オス・メス
No.37. ウチワヤンマ.オス

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