今日,友人の調査の案内役で,県南部の池をいくつか回ってきました.そこで見つけた今年初顔などのトンボを紹介しておきます.まずはサラサヤンマ.湿地状の廃田で摂食飛翔をしていました.時刻は午後,おそらくなわばり活動を終えて農道や廃田に出てきたのでしょう.
▲サラサヤンマのオスの摂食飛翔.▲
コサナエ属は,フタスジサナエ,タベサナエが見られました.老熟したタベサナエを紹介しておきます.
▲淡色部がすっかり緑灰色になったオスのタベサナエ.▲
もうコサナエ属も終わりに近いようですね.オグマサナエには出会えませんでした.最後の案内地で出会ったのがハッチョウトンボ.この場所でハッチョウトンボを見つけたのは初めてでした.というのは,この池はアカトンボしか見に来たことがなかったからです.まだ未熟で羽化して日が経っていない感じでした.
▲ハッチョウトンボの未熟な個体.上がオスで下がメス.▲
ハッチョウトンボの新産地を見つけたのが嬉しかったです.自分の基準で池を回らなかったのがよかったみたいです.