神戸のトンボ広場の記録

  オツネントンボでしょうか  tomboike  2021年12月4日(土) 18:29

ムスジイトトンボのご確認ありがとうございます!
改めて、初めての出会いのうれしさがこみ上げてきました。
写真を整理していたら、オツネントンボのメスと思われる写真が出てきました。
2018年9月に長野県の高原の林内で記録したものです。
写真が鮮明でなく申し訳ありませんが、ご確認いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。

 オツネントンボです  管理者  2021年12月4日(土) 18:35

ご投稿ありがとうございます.

写真はオツネントンボです.翅の縁紋が,たたんだときに重ならないことで,確認できます.こちらでは今年オツネントンボを探すのにとても苦労しました.減っている感じがします.

それでは失礼します.

 ありがとうございました  tomboike  2021年12月4日(土) 20:04

ご確認いただきありがとうございました。
スッキリいたしました。
都立公園のチラシにオツネントンボが
確認されているとの記事がありましたので、
この冬は越冬中のトンボを探したいと思います。
ありがとうございました。

神戸のトンボ広場の記録

  初見の2頭  tomboike  2021年11月28日(日) 23:29

私事で恐縮ですが、初めてムスジイトトンボとミヤマアカネに出会えましたので、ご報告させていただきます。
11/19東京都心の都立公園で散歩途中にホソミかと思って撮影したところ、ムスジと思われるトンボでビックリしました。
11/23埼玉県秩父エリアに紅葉狩りに行ったところ、思いがけずミヤマを発見。マユタテとともに数匹飛んでいました。
今年はミルンのヤゴ、モノサシ、ベニイトトンボ、ヤブヤンマと多くの初めての出会いがありました。
トンボの神様に感謝です。

 ムスジイトトンボ  管理者  2021年12月3日(金) 19:09

ご投稿ありがとうございます.

お返事が遅くなって申し訳ありません.

ムスジイトトンボは思いがけないところによく現れます.結構移動性があるようで,毎年同じところで出会えるとも限りません.今年は私はたったの1頭見ただけでした.近くの森林公園でした.

たくさんのトンボと出会えたようで,来年もまた新しい発見を期待しております.

それでは失礼します

神戸のトンボ広場の記録

  ヒメアカネを観に行ったら  権兵衛  2021年11月11日(木) 21:47

野周りフィールドのヒメアカネの産卵場所、10月6日にオスの姿を確認。11日もオスの姿だけ。

間が空いて、24日。この日もオスの姿だけ。11日に14時過ぎにメス待ちのオスの姿が消えていたのを確認していたので、ヒメアカネの休息地の林に入ってみた。
その林で出迎えたのはホソミイトトンボのメス(画像1)。次に出たのはオス(画像2)。雌雄とも体色は越冬色に移行中であった。
ホソミイトのオスの後にヒメアカネのオスが登場。休憩場所に戻ってきたのだろか。雌雄とも別の個体は見い出せなかった。

11月3日はヒメアカネの姿はなし。昨年は11月1日に産卵を観察していたので期待して出かけたのだが残念。
昨年と同様にアキアカネの産卵は盛んだった。
この場所でアキアカネの産卵は今年の9月9日に目撃。その後は散発的にしか産卵を目撃していなかった。
それが、この日は尾繋がり、産卵、交尾とアキアカネだらけだった。まともに撮影できたのは交尾だけ(画像3)。

11月6日、未練でヒメアカネを観に行く。メス待ちのアキアカネばかりだったが、「メスが」と思ったが、やけに腹部が太い個体を発見。ファインダを覗いたらヒメアカネでなくハラビロトンボだった(画像4)。
結局、この日もヒメアカネの姿は見い出せなかった。この場所での繁殖活動は終わってしまったようだ。
アキアカネも尾繋がりが2組飛んだだけだった。
なお、この場所でのハラビロトンボ、5月2日初見。そして、7月30日が終見であった。終見日の訂正をせねば。

と、いった感じで、今年もヒメアカネの観察は不調でした。
それでも、ヒメアカネの休息地の林で越冬モードへ移行中のホソミイトトンボの確認。
そして、ほぼ最後になって、アキアカネ交尾のまともな撮影。さらに、あっと驚きのハラビロトンボの確認などと余禄がありました。

前回のスレッド続きを投稿するつもりでいたのですが諸般の事情で遅れてしまいました。が、最近の出来事を先に書くことにしました。

 ハラビロトンボ!  管理者  2021年11月13日(土) 18:49

ご投稿ありがとうございます.

こんな時期にハラビロトンボが出てきましたか.すごい遅い記録ですね.図鑑などの記述では11月上旬まで記録があるようですが,写真を見るとまだ若そうなメスです.最近に羽化したのかも知れません.老熟したのが見つかるなら,さもありなん,ですけれども,若い個体が見つかるというのは,やはり珍しいというか,どこか異常な感じがします.

そちらの方の気象状況は分かりませんが,暖かいなら,やはり生活史に不適応が起きた可能性があるように見えます.夏季種の遅い羽化というのは今後とも注目していくべき観察対象のような気がします.

ホソミイトトンボやホソミオツネントンボ,こちらは越冬前の個体にはなかなか出会えません.褐色の個体を見たいのですけどね.

こちらは,もうキトンボやタイリクアカネが活動していて,これ以後に出てくるトンボがいません.観察意欲少々減退という感じで過ごしています.写真は枯れ葉に止まったオオキトンボのメスで,完全に保護色になっています.

それでは失礼します.

 2匹目のどじょうは?  権兵衛  2021年11月16日(火) 23:07

当地ではタイリクアカネはいませんし、オオキトンボは遥か離れた平地で十数年前に目撃されたのが最後の記録らしいです。
現在、野周りフィールドはアキアカネ、マユタテアカネと、オオアオイトトンボくらいしか見られなくなってきました。ちょっと離れた場所ではナツアカネの生き残りも見られます。
なお、私の未知の場所ではキトンボはいるかもしれません。

ハラビロトンボですが、11月14日に再訪して姿を求めたのですが、見い出すことは出来ませんでした。11月6日の個体は、何かの要因があり、間違って羽化してしまったのでしょう。今年の11月は日中が20℃の日が多いので暖か目ではあります。

また、10月24日に越冬色へ移行中のホソミイトトンボに出遭った林へは、その後、11月14日まで3度ほど足を運んでいます。しかし、出遭いはありません。冬季の風当たりのことを思うと、越冬適地ではないと思っています。

ほぼ、シーズンオフなので、観察候補地の探訪や、ホソミイトトンボやホソミオツネントンボの越冬地候補を探索し始めました。

11月7日、ホソミイトトンボやホソミオツネントンボの越冬地候補を覗いてみました。全く初めての場所でしたが、魅力的な場所でした。オオアオイトトンボが目線の高さで産卵しました(画像1)。首が楽でした。
11月8日、平地へ行ったついでに、これも全く初めての場所を訪れてみました。なんと、越冬色と思われるホソミイトトンボが登場(画像2)。木陰と曇天だったので、きれいに撮れなかったのが残念でした。
11月14日のハラビロトンボの探索地はアキアカネの尾繋がりだらけ。単独産卵を除いて、ざっと、20組以上が入り乱れて産卵していました。観察に不向きな植生ですが、どうにか記録撮影が出来ました(画像3)。
11月15日は平地の定点観察。アジアイトトンボが数匹メスを待っていました(画像4)。昨年の画像を探したら11月22日が最後でしたが、今年はどうなりますか。日の短い時季なので、帰りが淋しいものがあります。


さて、野周りフィールドではアキアカネの終見も間近です。昨年は11月21日でした。
後は、来たるべく冬に備えて、ホソミイトトンボやホソミオツネントンボの越冬姿を求めて彷徨うようになりそうです。

 風邪をひいてしまいました  管理者  2021年11月26日(金) 9:13

ご投稿ありがとうございます.

この時期にありがたくないことですが,風邪をひいてしまいました.熱はないので,自主的自宅隔離はしなくてよいようです.ふつうならなんとも思わない状況ですが,コロナの時期は風邪もおちおちひけませんね(笑)

さて,トンボの方ですが,そちらはそろそろ没姿ですか? 千葉県にいる知人が,千葉県でこの時期に青味を帯びたホソミイトトンボの羽化直後と思われる成虫が見つかったと言っていました.権兵衛さんも同じような個体を見ているので,見ておくようにちょっと紹介しておきました.

当方は,12月になったら,本格的な生き残り調査に出かける予定です.今年はトンボの減りが早いような気がしているので,いつまで残ることやら,また報告します.

それでは失礼します.

 越冬色のホソミイトトンボ  権兵衛  2021年11月27日(土) 0:42

風邪ですか。精々ご養生ください。
私の方は、このところ微熱が続いていますので、毎日風邪薬を服用しています。

そうですね、当地はそろそろ没姿です。淋しくなります。
また、千葉県の方は処により暖かいのでしょうから、ホソミイトトンボの遅い羽化もあり、これから越冬へと移行するのでしょうか。興味深いですね。

本日(11月26日)、11月20日の偵察で観察候補地に決めた場所で、越冬色のホソミイトトンボが出ました。
摂食行動中なのか、ちょっとした茂みの中を、ちょこちょこと移動していました。
茂みの中に止まった姿を確認している時に眼前を横切ったりする個体もあり、2、3匹だと思うのですが越冬色のイトトンボに翻弄されてしまいました。
枝や茎の影にならなかった姿も撮れましたが、貼付画像はどの個体だったかは区別はできません。巧く撮れなかったですがメスらしき個体も貼付して置きます(画像 3 )。

動いて(飛んで)くれなかったら発見できなかったと思います。止まったのを確認しても、見事なカモフラージュでファインダに捉えるのが難儀でした。眼が疲れました。
11月になって初めて訪れるようになった場所ですが、観察を続けてみるつもりです。欲を言えば、ホソミオツネントンボの姿も見てみたいです。
それから、11月20日にはマユタテアカネの姿がありましたが、今回は未確認です。引き続き確認できたのはアキアカネとオオアオイトトンボだけでした。

27日も別な越冬観察候補地へ行くつもりです。本日の最高気温は17℃。27日は12℃の予報となっています。真冬の暖かい日並みの気温ですが、果たしてどうなりますか。
それから、ブログ(生き残り調査など)愉しみにしています。

神戸のトンボ広場の記録

  オオキトンボ、キトンボ、コノシメトンボ  RONNIE  2021年11月3日(水) 17:55

今日は、午前中晴れており、目的の池でやっとキトンボを見ることができました。
オオキトンボは健在でした。
コノシメトンボの連結産卵も見ることができました。

 キトンボ  管理者  2021年11月3日(水) 20:06

ご投稿ありがとうございます.

アカトンボも11月になり,キトンボをのぞいてだんだんと減る時期になりました.兵庫県南部ではこれからアキアカネ(写真)が増えると思います.またアキアカネの発見もご報告ください.

それでは失礼します

神戸のトンボ広場の記録

  43・マイコアカネ♂ 44・リスアカネ♂ 45・ヒメアカネ♂ 46・ミヤマアカネ♀   toranosanta  2021年10月17日(日) 21:27

43・マイコアカネ、今回眉斑がマユタテアカネと同じ大きさの物も確認できました。44・リスアカネ♂♀連結打空産卵、45・ヒメアカネ♂ 46・ミヤマアカネ♀は、植物の上に停まってくれたりのですが、♂は地面に停まったので写真は♀を採用しました。

 急に寒くなりました  管理者  2021年10月18日(月) 8:25

ご投稿ありがとうございます.

マイコアカネでマユタテアカネと同じ眉斑のあるものというのは,オスですか? メスの場合にはあり得るのですが,オスの場合はあまり聞いたことがありません.また写真があれば掲載して見せてほしいです.

急に寒くなりました.今年は10月に入って飛来種がやって来る季節でも,兵庫北部は30度を超えていましたから.あまり気温が高いとアカネ属の卵発生に影響が出るかも知れないなどと感がえていましたが,一安心です.

あとはアカトンボたちの生き残りですね.今年は終盤のキトンボやタイリクアカネをもう見てしまい,気が抜けています.マイコアカネはまだ見ていませんけど.また気を取り直して出かけようと思います.

それでは失礼します.

 マイコアカネ♂の眉斑  toranosanta  2021年10月20日(水) 0:48

マイコアカネの♂で眉斑のある個体の写真を2枚添付します。
真正面と斜め前から撮影したものの2枚ですが、其々異なる個体です。撮影者は私の先輩達です。

 これは珍しい..  管理者  2021年10月20日(水) 21:14

ありがとうございます.

マイコアカネのこのような眉斑のあるオスは初めて見ました.メスはふつうにあるのですが,今まで私は何を見ていたんでしょうかね.図鑑の記述を見てみると,そういう個体もあると書かれているので,結構ふつうに見られるのかも知れませんが,私は本当に今まで気づきませんでした.思い込みは危険ですね.思い込みがあったものをないように見てしまっていたのかも知れません.ただいくつかの写真を見直してみましたが,私の撮った写真では,掲載写真のようにオスには眉斑がないものばかりです.

ありがとうございました.

それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  オオルリボシヤンマに見える?  meme9090  2021年9月21日(火) 11:17

先日9月19日に山口県内の池で確認しました。
この場所は標高400m弱でルリボシヤンマ(小さい湿地状の池)とタカネトンボ(大きな池)を確認(採集)しています。
この個体は最初大きな池でギンヤンマのように大きく周回して、その後小さい湿地状の池に移動しました。(添付写真)
小さな池で蛾のようなものを捉えて飛び去りました。

 写真はオオルリボシヤンマですね.  管理者  2021年9月21日(火) 15:18

ご投稿ありがとうございます.

添付されている写真はルリボシヤンマではなく,オオルリボシヤンマですね.山口県ではオオルリボシヤンマの旧い記録があるようですが,最近はないように思っております.あったとしても非常に局所的です.そういう意味では貴重な記録かも知れません.

添付写真に,区別点を記しておきました.

それでは失礼します.

 オオルリボシヤンマ  meme9090  2021年9月21日(火) 17:55

有難うごさいます。
やはりオオルリボシヤンマですか。
息子がずっとあれはオオルリボシヤンマだと言っていたので喜ぶと思います。
この個体が台風とともに来た飛来種なのか、それともどこかにひっそりと暮らしているのかは今後も注意して確認しようと思います。

こちらではルリボシヤンマも最も出会いにくいヤンマですが…

 やはりルリボシヤンマ  meme9090  2021年9月27日(月) 18:26

9/23に同じ池に行って撮りました。(11:00頃)
3頭が産卵に来ていました。産卵場所が遠くて確認できたのはこの個体だけです。

 これはルリボシヤンマですね  管理者  2021年9月27日(月) 19:01

ご投稿ありがとうございます.

こちらは間違いなくルリボシヤンマですね.ほぼ東限というところではないですか? こちらはルリボシヤンマを見ようと思うと2,3時間車で走るか,来るかどうか分からない個体を近くで待つかになります.遠くの方へは長い間見に行っていません.

それでは失礼します

神戸のトンボ広場の記録

  ヤンマのヤゴ  meme9090  2021年5月7日(金) 10:48

先日ヤゴの同定をお願いしまいした田中ですが、腹部側面の棘を撮ってきました。第6節の棘が小さいのでルリボシヤンマでしょうか?(2021/5/2撮影)

 難しいですが一応結果を報告します  管理者  2021年5月7日(金) 19:39

ご投稿ありがとうございます.

写真ではどうもはっきりとしたことが言いにくいのですが,一応見立てた結果を報告します.中央に写っている2頭は多分ルリボシヤンマだと思います.下の方にいるのはクロスジギンヤンマかギンヤンマのように見えます.左の黒っぽいのは何かよく分かりません.オオルリボシヤンマに見えたりしますが,そちらには分布していないはずです.

ヤンマの幼虫は,ルリボシヤンマ系が一番類似種が多く,難しい部類に入ります.ルリボシヤンマであることをどうしても確認する必要があるなら,6月上旬に羽化直前のものを採集されて,羽化させるのが一番確実です.

どうもお答えになっていないようですが,幼虫の同定は,明らかにわかるものを除いて,写真では難しいです.私も何度か羽化させて確認しています.

それでは失礼します.

   meme9090  2021年5月8日(土) 5:48

ご回答有り難うございます。
やはり難しいのですね。
今年何度か通って確かめて見ます。
ルリボシヤンマはなかなか確実に観察出来る場所やまとまって見れる場所が見つかりません。
ここなら溝なのでアクセスしやすいし♀の産卵観察も簡単です。ルリボシヤンマがたくさん飛んでる風景を期待して通って見ます。

 ヤンマのヤゴ  田中  2021年9月13日(月) 9:42

9/11にこの場所に訪れて目視ですがルリボシヤンマの飛行を確認出来ました。
有難うございました。

水域が小さいからか期待したような多数の飛来はありませんでした。

この日はルリボシヤンマよりタカネトンボがたくさん飛来していました。
添付

 ルリボシヤンマ  管理者  2021年9月13日(月) 18:48

ご投稿ありがとうございます.

やはりルリボシヤンマでしたか.こうやって色々と調べていく内に,だんだんと経験的にかなりの確度で判定できるようになります.

タカネトンボがたくさんいるということで,いいですね.こちらはタカネトンボ,エゾトンボ,ハネビロエゾトンボ,いずれも数が減ってなかなか出会えない状況です.

それでは失礼します.またよい情報がありましたらご報告ください.

神戸のトンボ広場の記録

  梅雨明け4連チャン  権兵衛  2021年9月4日(土) 20:40

ちょっと日にちが経ってしまいましたが、梅雨明けの4日、連チャンで観察に出かけました。
このところの秋雨続きで観察に出られませんので自己記録の整理がてら、投稿することにしました。

7月16日、梅雨明けになると見込んで、山の湿地へ。
7月7日から姿を現したアオイトトンボ、この日も当日に羽化したような個体が見られた。
アキアカネも7月7日から見られるようになったが、個体数は増えてきているようだった。
結局、この日が梅雨明けとなった。

7月17日、熱中症情報は厳重警戒(外出は炎天下を避けて)。午前に用事を済ませ、午後から近場へ。
池畔の草むらに隠れるホソミイトトンボを確認。眩しい草むらのホソミイトトンボは撮影難だった。
古い溜池ではギンヤンマの単独産卵を確認。尾根で日が翳りだしたので、涼しくはないが粘って撮った。
ギンヤンマの産卵は別の場所で6月7日に見る機会があったが、コシアキトンボに邪魔され見損なった。今回が実質の初見。
最寄アメダスの最高気温は35℃で、猛暑日だった。

7月18日、熱中症情報は厳重警戒で、猛暑日とのことだったので、山地の沢に避難。
アキアカネたちが避暑に来ているのを確認。上流部の疎林の林床はヒメサナエたちの憩いの場だった。沢筋は概ね25℃。ヒグラシがうるさかった。
最寄アメダスの最高気温は35.8℃

7月19日、熱中症情報は危険(屋外での活動はなるべく控えて)。暑いのを承知で平地へ。
沼畔からはオオヤマトンボ、ウチワヤンマと大きなトンボが目立つ。沼面を渡る風は心地好いのだが、なにしろ暑い。
装備をちょっとした日陰に置く。顔でも洗おうかと、帽子を脱ぎ、眼鏡を外し、腕まくりをしながら水道へ。
そしたら、水道へ着く前に交尾態がやって来た。慌ててカメラを取ってきて撮影。ところが、葉陰で巧く合焦できない。
焦っているときに何の因果かヒトが通った。そして、交尾態も何処かへ飛んで行ってしまった。「たなぼた」でオオヤマトンボの交尾を記録と思ったが、運がなかったようだ。
参考までに、この日の最寄アメダスの最高気温は37.1℃だった。

画像1 若いアオイトトンボ
画像2 ギンヤンマの単独産卵
画像3 午後の憩い ヒメサナエ
画像4 参考 オオヤマトンボの交尾

7月のことですが、書いてみると、遠い昔のことのようにも思えます。
猛暑の疲れが出て、疲労困憊ですが、どうにか乗り切れそうな気もしています。

 オオヤマトンボ  管理者  2021年9月4日(土) 21:37

ご投稿ありがとうございます.

お久しぶりですね.そちらも猛暑でしたか.私はそのころヒヌマイトトンボを見に行っていて,ふらふらになったのを覚えています.

ギンヤンマはオス型のメスですね.ヒメサナエのメスも,今年はヒメサナエを見に行っていません.オオヤマトンボの交尾は飛び去っていくのをときどき見かけますが,目の前に止まっているのに遭遇するのは強運だと思います.やはり,足繁くフィールドに出るしかありませんね.

こちらは,近々トンボ学会があるので,その発表準備に毎日忙しい思いをしています.写真はハグロトンボの三つ巴です.

それではご自愛のほどを.間もなくアカトンボの季節が始まります.

神戸のトンボ広場の記録

  ミルンヤンマ(メス)  RONNIE  2021年8月28日(土) 18:39

長雨が明けて、初めて山に行きました。
トンボの数は減っていました。
ミルンヤンマは健在でした。

 ウスバキトンボ  管理者  2021年8月29日(日) 18:56

ご投稿ありがとうございます.

ミルンヤンマがいつでも見られるような場所があっていいですね.ぜひ産卵場所を見つけてください.

今活動がもっとも盛んなトンボは,シオカラトンボ,ギンヤンマ,ウスバキトンボです.みんな暑さをものともせず日向で活動しています.ウスバキトンボの成熟個体が水域で繁殖活動をする姿は意外と目にできないものです.今日は,写真はよくないですが,ウスバキトンボの繁殖活動を付けておきます.

それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  オツネン系だと思いますが  木佐浩之  2021年8月21日(土) 5:44

ちょっとご無沙汰していましたが、今年もよろしくお願いいたします。
画像は羽化後間もないオツネントンボの仲間だと思います。
縁紋がズレていないのでホソミオツネンだろうと見当をつけましたが、
この時期の色彩は識別しづらくハッキリしません。
ご確認をお願いできましたら幸いです。

 ホソミオツネントンボです  管理者  2021年8月21日(土) 6:54

ご投稿ありがとうございます.

写真はオツネントンボではなくホソミオツネントンボで間違いないと思います.それでは失礼します.

 ギンヤンマのペア  木佐浩之  2021年8月21日(土) 18:12

ホソミオツネンのご確認有難うございました。
2枚目は今月初旬の画像ですが、産卵中のギンヤンマのペアです。
長い間、♂=腰のあたりがブルー、♀=グリーンという認識でいましたが、
♀は紛らわしい個体がいるようですね。

 オス型のメス  管理者  2021年8月21日(土) 18:48

はい,ギンヤンマには,腰の部分が水色になる,オス型のメスがいます.数は多くないので,写真に撮るチャンスは少ないですね.

   木佐浩之  2021年8月22日(日) 18:18

管理者 様
腰のあたりが青いからオスとは限らない訳ですね。
今回初めて知りました。
普通種でも勘違いしていることは多いですね。
どうもお世話になりました。