神戸のトンボ広場の記録

  生まれて初めてのトンボ観察  じいじ  2020年5月4日(月) 11:51

外出自粛のGW、自宅(北区)のベランダ掃除で綺麗なトンボを発見。還暦超えて、人生初の観察。名前を調べているうちにこのページにたどり着きました。悩んだ末、クロイトトンボの緑型♀が最も近いのかな?勤める幼稚園の子供たちに孫に教えてやりたいと思い投稿しました。
それにしても本当に綺麗な光沢のある緑でした。一気に魅了されました。

 これはアサヒナカワトンボです  管理者  2020年5月4日(月) 13:27

ご投稿ありがとうございます.

これはアサヒナカワトンボです.春早くに現れる川のトンボです.よく似たトンボにニホンカワトンボというのがありますが,メスの場合翅が橙色になりますので,それではありません.

またクロイトトンボは添付写真のようになっていますので,特に腹部背面や胸の側面の模様が違います.

それでは失礼します.またのご投稿をお待ちしております.

神戸のトンボ広場の記録

  市北部では、クロサナエ(?)が一斉に羽化してました。  あき  2020年4月30日(木) 22:36

今日は一気に気温が上がりましたね。
そろそろかな?と思い市北部の源流域に行ってみました。
クロサナエ(画像1とダビドサナエが混生?)が一斉に羽化していました。
中に一頭雰囲気の違う個体がいたので、じっくり見てみると・・
おそらくヒメクロサナエ(画像2)でしょうか?
帰りに以前から目をつけていた湿地に立ち寄ると、なんとハラビロトンボが産卵していました。
別の湿地では、気の早いシオカラトンボも見られました。

 そういえば、4/19にキバネツノトンボが飛び回っていました。  あき  2020年5月1日(金) 0:30

ここに上げる話ではないのかも知れませんが、
先日、4/19にフタスジサナエとオグマサナエの羽化を観察した池では同時にうるさいくらいキバネツノトンボが飛び回っていました。
本種は、兵庫県では絶滅危惧種1類 RDB Aランクに指定されている希少種なので、ここに報告いたします。

 クロサナエとヒメクロサナエ  管理者  2020年5月1日(金) 6:31

ご投稿ありがとうございます.

もう5月になりますから,そろそろ羽化してもおかしくないトンボたちですね.ヒメクロサナエは例年もう少し遅い気がしますが,そこの個体群が早いのか,暖かいせいか,いずれかでしょうね.クロサナエがダビドサナエかはこの写真からは判定できませんでしたが,ヒメクロサナエと同じ場所にいるならクロサナエの可能性が高いですね.

当方は相変わらず,今しばらく自宅待機をしています.色々とご報告いただき,いつもは私が頻繁に発信しているのに逆になったようで,嬉しく思っております.

またのご報告をお待ちしています.

神戸のトンボ広場の記録

  ちょっと遅いですがシオヤトンボ  toranosanta  2020年4月30日(木) 2:04

29日、3・シオヤトンボ♂未熟確認。白粉を帯びた♂は1頭だけいましたが、この時期のトンボはなぜか敏感で残念ながら逃げられました。
ゲストにカナヘビを入れさせてください。左前脚を挙げて挨拶してくれましたので。

 シオヤトンボ,意外と遅い  管理者  2020年4月30日(木) 8:26

ご投稿ありがとうございます.

2,3月に続いて,4月も気温が高ければ,記録的に早いトンボ出現が見込めたのですが,いかんせん,3月の終わりから4月の気温低下で,こちらもシオヤトンボを見るのが遅くなりました.4月下旬にまだ未熟というのは,ゆっくりした感じに見えますね.

こちらは,コロナじゃない病気にかかりまして,しばらく療養中です.この2,3日天気がよかったのに,残念です.活動再開は連休明けになりそうですが,外出自粛との兼ね合いで,思い切った活動は控えるしかありません.私は兵庫県でも感染者がまったく出ていない地域へよく出かけていましたので,そういった所へは同じ県内でも行くべきではないかと思ったりしています.つらいシーズンになりそうです.

それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  アキアカネ  木佐浩之  2020年4月29日(水) 20:20

管理人様 こんばんは。
今朝(4/29)、徳島県鳴門市の河原でアキアカネ♀と思われるトンボと出会いました。
ずいぶん早い出現なのでちょっと驚き、記念に撮っておきました。
これも温暖化の影響でしょうね。

 えーっ早!  管理者  2020年4月30日(木) 8:19

ご投稿ありがとうございます.

アキアカネが4月中に羽化というのは,多分聞いたことがありません.自宅で飼育するとままあることですが,野外では珍しいですね.今年は2,3月と非常に気温が高かったので,そのせいかもしれません.ただ,4月に入って気温が上がらず,いわゆる春のトンボは羽化の足踏み状態が続いたように見えます.アキアカネも足踏みしていたのが,この気温上昇で羽化をしたのかもしれませんね.

また面白い投稿をお待ちしております.

神戸のトンボ広場の記録

  クロイトトンボ属未熟個体  ゲオ  2020年4月29日(水) 17:43

3月に神戸市須磨区に引っ越してきました。初めて投稿します。4月28日に近くの池に春の昆虫を探しに行きました。イトトンボを撮影しましたが、クロイトトンボ属の未熟個体で種名がよくわかりません。翅胸の黒条などからムスジイトトンボの未熟オスに見えますが、眼後紋がやや大きいように見えます。写真での確認は難しいと思いますがご教授よろしくお願いいたします。

 ムスジイトトンボです  管理者  2020年4月29日(水) 19:29

ご投稿ありがとうございます.

写真のトンボはムスジイトトンボで間違いないでしょう.後頭条が見られないので,セスジイトトンボ,オオイトトンボは除外されます.また肩縫線上の黒条の中に淡色部がない(ムスジイトトンボにはないものが結構ある)こともムスジイトトンボを支持します.眼後紋が確かに大きいですが,添付写真3のように,結構大きいものもあります.ご存じかもしれませんが,いちおう下記のページを紹介しておきます.

https://www.odonata.jp/03imago/Coenagrionidae/Paracercion/index.html

それではまたのご投稿をお待ちしております.

 ありがとうございます  ゲオ  2020年4月29日(水) 19:54

早速の回答ありがとうございました。すっきりしました。須磨でも山の方の池なのでどうかなと思っていました。今後も周辺で見つけたトンボの紹介や質問の投稿をしたいと思います。宜しくお願いいたします。

神戸のトンボ広場の記録

  オグマサナエが一斉に羽化していました。  あき  2020年4月19日(日) 19:01

COVID-19の影響で会社も休業になり、不要不急の外出は避けるよう社内通達も回っていましたが、全く人気のない溜池や川でのトンボ観察なら3密の要素も全く無いだろう・・さらに我が家のトンボ水槽ではタベサナエ+ダビドサナエが8頭も同時に羽化していたので、「今日しかないな。」という思いで
姫路市東部の某溜池に向かいました。
結果はドンピシャのタイミングでオグマサナエが一斉に羽化していました。
ほとんどは、水面ギリギリのコンクリート護岸の上で羽化しています。
ざっと見渡すと数十頭は同時に羽化して、さらに次から次へと上陸→羽化を繰り返していました。

 オグマに加えてフタスジも出ていますね  管理者  2020年4月19日(日) 19:26

ご投稿ありがとうございます.

オグマサナエの羽化は,こちらではあまり見ることがありません,というより,多くいる池に出かけないだけかもしれませんが.もうフタスジも羽化しているんですね.4月20日以前というのは,ちょっぴり早い感じですね.

こちらは在宅勤務状態です.またよく晴れたら散歩と運動がてら出かけようと思っています.

またのご報告をお待ちしています.

 ご指摘の通り、フタスジサナエの一斉羽化でした。  あき  2020年4月27日(月) 19:46

いやいや、最初に見つけた羽化殻(画像2)と、やはり最初にネットインした個体(画像1)で、すっかり「オグマサナエもこんなに一斉羽化するんだ。」と思い込んでしまいました。
後で撮りためた写真をじっくり見てみると、この1頭以外はすべてフタスジサナエでした(苦笑)
とはいえ、この池では、タベサナエ、オグマサナエ、フタスジサナエと3種が混生しているとは、大事にしたい観察場所です。

神戸のトンボ広場の記録

  ようやくシオヤトンボ  権兵衛  2020年4月23日(木) 22:02

今年は暖冬の影響でシオヤトンボが早く出るかもしれない。と、期待して、4月11日、12日、15日、16日、そして、19日と探索に出かけました。
しかし、シオヤトンボの姿を見ることはできませんでした。

そんな状況でしたが、昨日(4月22日)に、ようやく初見。2017年は、4月22日。2018年が、4月21日。そして、2019年も4月21日。
2016年に4月16日の記録があったのですが、結局、初見日は2017年以降と変わらない結果でした。
 
画像1 初撮りはメス。初見の個体は逃げられ草の中で見失う。
画像2 窪地の水溜り辺りから出てきたメス。
画像3 弁当を食べていたら眼下に止まったオス。14:30から同じ場所に止まったままだった。

画像1の個体と、逃げられてしまった個体は兎も角として、画像2と3の個体は、やっと飛ぶ飛び方からして羽化後間もないように思いました。
野周りフィールドの丘陵山麓部はシオヤトンボの登場で、いつも通りの遅いトンボの春が訪れたようです。


シオヤトンボの初見は午後のことでしたが、午前は川の側流でヤマサナエの新鮮でない羽化殻を発見しました。
このところダビドサナエの羽化殻ばかり見ていたので、ヤマサナエの羽化殻は異様に大きく感じました。
羽化殻の位置が、ほとんど流水面近くなので、18日の大雨で増水したことを思うと、19日以降の羽化と推測せざるを得ません。

画像4 泥の鎧をまとった大きなサナエトンボの羽化殻

付着した泥と、大きさ。それに、前脚と中脚の脛節の外側のトゲ状の突起によりヤマサナエの羽化殻と同定しました。
羽化殻を発見した場所は、昨秋の台風19号で川底の砂が入れ替わりました。台風時の増水で上流からヤゴが流れて来たのかもしれません。

 
シオヤトンボの発生が確認できたので、25日からは気掛かりである山地方面へ出かける予定です。
ところで、管理者様も体調不良とのこと。ご養生ください。私などは、眼に見えない災い新型コロナに感染すると、喫煙者であることと、イタリアならモルヒネ投与だけの年代なので、どうにもならないようです。

 ちょっと寝込んでいました  管理者  2020年4月27日(月) 8:07

ご投稿ありがとうございます.

新型コロナではない別の病気に冒されていまして,ちょっと寝込んでいました.薬を処方してもらってだいぶんよくなってきましたが,この時期医者にかかることが難しいので,もうしばらくおとなしくしていようと思っています.

寒いときが続いたので,羽化がしばらく足踏みしているような感じがしますね.5月になると一気に夏日になりそうで,トンボの姿が賑やかになるかもしれません.でも,公園にすら行けないような状況になってきて,なんかつらいですね.

それではおたがい身体に気をつけて,...

ではまた.

神戸のトンボ広場の記録

  お馴染みの・・  umbr  2020年4月20日(月) 22:17

どうもご無沙汰しておりました。今日(4/20日)今年初めてトンボを見かけました(去年は4/18日)。毎度おなじみのムギワラトンボですが、嬉しくなって夢中で追いかけましたよ。もっぱら公園徘徊派の私にとって最近困るのは、外出自粛要請で繁華街やデパートに行っていた人々がやたら公園に集まってくる事。子供も連れてくるため休日でなくともごったがえしていて、当然昆虫は何処かへ隠れてしまうのです。そういう私は4/23日からしばらく入院します(コロナ感染ではありません)ので、退院する頃にはコロナ騒動がおさまっている事を願ってやみません。写真2枚目は近くにいたツマグロヒョウモン♂。

 院内感染にご用心  権兵衛  2020年4月21日(火) 1:56

私の野周りフィールドも出始めました。シオヤトンボを探しに行ったのですが、シオヤトンボの姿はなかったです。
ツマグロヒョウモンはまだ出ていないようです。越冬明けのキタテハは活発です。

また、野周りフィールド、滅多にヒトに遇わないのですが、この春は、三密を避けてか家族連れが賑やかです。探索中の草むらの脇を子供たちがガザガサと通過すると虫たちが皆逃げてしまうような気がします。

umbr さん、しばらくご入院とのこと、院内感染にご用心ください。


 ご投稿ありがとうございます  管理者  2020年4月23日(木) 18:28

権兵衛さん,umbrさんにお答えいただきありがとうございます.

当方体調を崩しておりしばらく書き込みができませんでした.熱はありますが新型コロナのPCR検査を受けられるような症状でないので自宅療養中です.

トンボが出てくる季節になりましたが,自粛要請がさらにきつくなり,連休明けに状況は変わりそうもありませんので,まだまだ長い戦いになりそうですね.umbrさん,入院とのこと,ご快復の日をお待ちしています.権兵衛さんもご自愛ください.

それでは失礼します

神戸のトンボ広場の記録

  トラフトンボも出始めましたね。  あき  2020年4月11日(土) 21:28

今日の西播は、雲が多くすこし肌寒く感じるほどでした。
それでも、某湿地ではシオヤトンボが多数羽化していました。
残念ながら、まだ粉を吹いている個体は見られませんでしたが、
近所の溜池では、トラフトンボが見られました、
かなり早い気もします。
先週の月曜日には、うちのヤゴ飼育水槽でダビドサナエが羽化しました。
オグマサナエの羽化を見たくて近所の溜池を何箇所か回ってみましたが空振りでした。
明日からは雨のようで・・このままフタスジサナエに行っちゃうんでしょうか?

 お返事が遅くなってごめんなさい  管理者  2020年4月13日(月) 17:17

ご投稿ありがとうございます.

お返事が遅くなってすみません.シオヤ,ダビド.トラフなどが出ているんですね.こちらはもっぱら「在宅勤務」です.この数日天気が悪いようですが,これを抜けたら,一度様子を見に行ってみようかと思っています.まずは成虫越冬種,特にオツネントンボを探しに行こうと思っています.

オグマサナエは例年ですと,そろそろという感じです.20日になってしまうと,フタスジサナエに行ってしまいますね.後半月もすると,池が賑やかになっていることでしょうね.新型コロナ,うまく収束してくれるといいですが...

では,去年の写真から,2,3枚掲げておきます.

またオグマサナエが見つかったらご投稿ください.

神戸のトンボ広場の記録

  初トンボ 羽化間もないアジアイトトンボ  権兵衛  2020年3月29日(日) 0:52

4箇月間、記録の整理をする訳でもなく、観察候補地の物色をする訳でもなく、ひたすらに神経痛をなだめながら過ごしました。
このところ、気温が高めで、神経痛が治まりつつあります。そこで、足慣らしを兼ねて、来るべきトンボ観察シーズンに向けて偵察を始めておりました。

そして、本日、アジアイトトンボを初見。羽化間もないパタパタと飛ぶ個体を確認しました。撮影できたのはメスでした。溜池、曇天、22℃。

溜池で、成果がないので諦めた時、翅をパタパタさせながら飛ぶ正体不明イトトンボ。私の傍らを通過したときは飛行高度2m程だったが、池から離れると一気に高度を10m程に上げてしまった。
そして、ひたすらに北方に飛び、姿が追えなくなってしまった(体長からすると大冒険のように感じました)。
彼のトンボ、私の傍らを通過するときに体色は薄茶色に見えた。
そんなことで、低い雲は黒くなってきていたが、気を取り直し、溜池で粘りました。

しばらくして、水面近くでパタパタと飛ぶ薄茶色の生物を確認。生物は直ぐに止まったが、枯れ草の陰。姿が見えないので追い出したら、伸び始めたショウブの先端に移動してくれた(画像1、2)。
ショウブの先端に止まる姿が撮影できたが、角度が気に食わなかったので、駄目元で追い払う。すると、翅をパタパタさせながら池から飛び出て、縁の藪に止まった(画像3)。
ところが、薄暗いのと、藪の枯れ色が保護色でファインダに捕らえるのが一苦労。
ということで、アジアイトトンボが2020年の初トンボになりました。

水面近くでパタパタと飛び始めたので、場所の見当が付くので、羽化殻も確認と思いました。が、撮影最中から、近くの細い用水路で子供が「ヤゴがとれた」、「またとれた」と騒いでいました。そこで、先にヤゴ確認。そしたら、大物1匹、小物3匹でした。
小物は恐らくトンボ科、近接カメラがないのと、既に、雨が降ってきてしまったので、大物だけ撮影。全長40mmほどのヤンマ科と思われた。
帰宅後画像を確認したら、翅芽の開き具合からヤンマ科ではなくオニヤンマ科オニヤンマのようでした(画像4)。
子供が水路に放してあげれば6、7月に成虫になれるのかもしれません。
なお、防滴でないカメラを気遣いまともな撮影ができなかったのが残念でした。

結局、用水路のヤゴに気を取られ、アジアイトトンボの羽化殻確認はできませんでした。雨に降られなければ、とも思いますが、暗い曇天下では無理だったかもしれません。

画像1から3、同一個体。

今シーズンも色々とお世話になることと思います。よろしくお願いいたします。




 私は二度出かけましたが不発でした  管理者  2020年3月29日(日) 14:01

ご投稿ありがとうございます.

兵庫県は新型コロナ患者数で全国上位に入っていまして,外出自粛が出ています.が,トンボ観察は三つの「密」のいずれにも当てはまらないので,散歩がてら出ています.すでに2回出かけましたが,まだトンボの姿は見られませんでした.今年は暖かいので早いかと思いましたが,こちらは例年と変わりないようです.3月27日が,今までで,オツネントンボの最も早い記録で,これ以降になると,もう新記録ではなくなります.この後は,4月になってから,出かけようと思っています.今年はビデオを多く回す予定です.

なお,先日,某公園に,幼虫調査に出かけてきました.これは真面目な調査で,きちんと幼虫をすくってカウントしました.20種類ほど採れました.そのうち,4種ほど載せておきます,左から順に,ヤマサナエ,コシボソヤンマ,オニヤンマ,クロスジギンヤンマです.トンボたちは春を待っているようですね.

それでは今年も,お互いコロナウイルスに注意して頑張りましょう.

 ダビドサナエ  権兵衛  2020年4月4日(土) 23:53

4月3日の日中は南乃至南東の風。4月5日が北西風とのことで、前倒しで、三つの「密」から解放されるトンボ観察に出かけました。
溜池でアジアイトトンボが色付いていました(画像1)。3月28日の個体は羽化間もなく薄茶色でしたが、この日は、見慣れた色合いの成虫ばかりでした。
川では当日羽化のダビドサナエ。発見してからしばらくの間、翅を閉じたままでしたが、ふと、翅を開きました(画像2)。ところが、風に煽られて翅を閉じてしまいました(画像3)。
なお、翅を開いて、草に止まっていた別個体には逃げられてしまいました(記録画像なし)。

トンボではないですが、ツマキチョウが閉翅のままナズナに止まっていました。ツマキチョウはひたすら擬態状態でいたので、当日羽化だと思います。

モンキチョウは餌が咲かない2月から飛び回っていましたが、アジアイトトンボ、気の早いダビドサナエ、それと、ツマキチョウは羽化時季に暖冬の影響はなかったように感じました。

 ニホンカワトンボ  権兵衛  2020年4月4日(土) 23:57

昨日は、ニホンカワトンボの姿を求めて川へ行きましたが、気の早いダビドサナエしか見られませんでした。タチヤナギ以外の樹木は葉が出ていないので、ダビドサナエも大変ではないかと思いました。

本日は時間が足らなかったので、当日羽化のダビドサナエに的を絞りました。ところが、ダビドサナエの姿はありませんでした。昨日と同じような気象条件でしたが、目の届く範囲内では羽化しなかったのかもしれません。
それでもダビドサナエの代わりにニホンカワトンボが多数羽化したようです。昨日は姿のなかったニホンカワトンボが当たり前のように目に付きました。川の草から逃げていく様子から当日羽化の個体ばかりでした。
ニホンカワトンボも羽化時季が暖冬の影響はなかったようです。

画像1 羽化殻の近くで飛べるようになるまでひたすらに待つ♂。
画像2 羽化場所から飛んでちょっと移動した♀。
画像3 垂直に草にしがみ付くように止まっていたが、いざ飛行準備とばかり体勢を変えた♂。

昨日は飛び回るツマキチョウは目に付きませんでしたが、本日は当たり前のように沢山飛び回っていました。
画像4 オオカワヂシャで吸蜜♂。

明日は、北西風の予報。用事が済んだら、山麓の陽だまりにシオヤトンボの姿を探してみようと思います。もし、発見できれば、1〜2週早いことになります。

新型コロナウイルスの感染拡大は止まる所を知らない勢いですね。明日は我が身と思いながら、スーパーなどにお遣いに出掛けております。
特定の地域に新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言を発令したとしても、既に手遅れのよう思えてなりません。


 そちらの方がトンボ出現が早い?  管理者  2020年4月5日(日) 19:15

ご投稿ありがとうございます.

カワトンボが出ているのを見て,早いと感じました.そちらの方がこちらより北の方だと思いますが,トンボの出現が早いように感じました.こちらではカワトンボやダビドサナエは例年では中旬くらいです.兵庫県でも北部は意外と早くトンボが出てくるので,いつも不思議に感じます.

今年は3月に出てから,まだ本格的にトンボを見に行っていません.色々とやることがあって,足踏み状態です.ちょっと所用ついでに県外のトンボを見に行ったら,シオヤトンボがいました.今年は幼虫などの調査活動を中心に活動予定で,トンボ観察はビデオに撮れていないものを中心にねらうつもりなので,季節を追いかける活動にはなりそうにありません.みな様の投稿で,この掲示板がその役目を果たせると嬉しい限りです.

ゲストにルリタテハです.

またのご投稿お待ちしております.

 昨日もダビドサナエ(4月8日)  権兵衛  2020年4月9日(木) 23:47

当地は山国で寒冷地です。兵庫県北部よりも緯度が高いと思います。決してトンボ出現が早いとも思えません。記憶が定かでないのですが、日照時間の長い地域と聞いた覚えがあります。ニホンカワトンボやダビドサナエが4月上旬に羽化するのもその環境の日照時間の影響かもしれませんね。
なお、昨年まででは、シオヤトンボは早い年で4月の第2週です。

先日(5日)は、昼過ぎに用事は済んだのですが、朝から曇りで暗くて、シオヤトンボ探索へは行けませんでした。
昨日(8日)は所用のついでにダビドサナエを見てきました。1件目と2件目の経路の途中での道草でした。南東風は肌寒いが気温は20℃でした。
シオヤトンボ探索も気掛かりでした。が、方面が違ったので、シオヤトンボは次の機会を待つことにしました。

画像1 コンクリート壁面でオスが羽化していた。肉眼で羽化殻を見落とすような日陰の環境。
画像2 気付いてから30分ほどすると腹部は伸び、しきりに肛門水を排出中だった。
画像3 流水脇の草むらでひっそりと時を過ごす♀
画像4 初飛行したものの翅を閉じて止まり続ける♂

次はシオヤトンボ狙いでしょうか。
昨年、羽化殻画像からご教示いただきましたサラサヤンマも課題のまま残っています。