神戸のトンボ広場の記録

  暑い1日、1種だけでした。  toranosanta  2019年5月26日(日) 21:20

多分全国的に昨日今日は苦しいほどの暑さに見舞われていたのではないでしょうか。思わず暑中お見舞い申し上げそうになりそうです。
こんな暑さの中ちょっと山の湿原に入りました。
やはりいました。26・ハッチョウトンボです。今日は500mlのお茶がすぐになくなりましたので同一♂・♀未熟1頭だけ撮影してすぐに帰りました。皆さんも熱中症と場所によってはマダニに注意してください。

 こちらは山の中にこもりました  管理者  2019年5月26日(日) 21:46

ご投稿ありがとうございます.

こちらは,こういう暑い日は,標高の高い林の中の源流域で動かずにトンボを待つという作戦にしました.今日はヒメクロサナエを見に行きました.この暑さのおかげで林内も「暖かく」トンボたちは元気に活動していました.

ところが,帰りが大変でした.車のクーラーが壊れたようで,暑い中窓を開けて走り帰ってきました.死にそうでした.

来週は私用の連続で観察に出られません.再来週あたりから,初夏のトンボ観察に移行する予定です.お互い健康に気をつけて頑張りましょう.

それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  アオモンイトトンボの多型現象についてお伺いします。  toranosanta  2019年5月24日(金) 15:50

神戸のトンボ・デジタルトンボ図鑑には♀は3通りと掲載されています。異色型・薄緑・水色ですが、下段の説明から推察すると成熟によって色に変化を生じていくので、最終的には2通りになると言う事でしょうか。
♂にも薄緑と水色に2種類あるのでしょうか、それとも水色が成長過程の色なのでしょうか。、

 まとめてお返事  管理者  2019年5月24日(金) 18:08

ご投稿ありがとうございます.

オオイトトンボは,南部にもいますね.でも産地が減っている感じです.コフキトンボオビ型の話は聞いています.発見者本人に写真も見せてもらいましたので,間違いありません.クロイトトンボは,粉を吹くとなんとなく汚らしく見えます(笑).ショウジョウトンボのあちこちで見かけるようになりました.夏が早くやって来ている感じがします.

サラサヤンマやムカシヤンマはいよいよ繁殖シーズンです.忙しくなります.

さて,アオモンイトトンボですが,メスについては,最初から二通りの色があり,橙色の♀が緑褐色になり,オス型は最初からオス色です.オス型メスの老熟には,薄緑色と水色がありますが,これは成熟による色の変化か,はじめからそのような違いがあるのかは分かりません.水色になる個体は総じて黒い部分が広く,黒化型と言われる場合もあります.

オスは単一の色しかありませんが,青みの強い個体もあるそうです.私は見たことがありませんが...したがって通常は,二通りあるとは言わないと思います.

今日はあまりに暑くて,近所の公園でトンボを見て終わりました.もう少ししたら,サラサヤンマですね.

それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  22日確認の3種を追加します。  toranosanta  2019年5月24日(金) 13:38

23・モノサシトンボ♂、副性器が写っています。24・ムカシヤンマ♂、この木にとまっていたハムシの一種を食べた後です。25・サラサヤンマ♂、まだ成熟したばかりか巡回飛行を繰り返しあまりホバリングしてくれません。撮り直し対象とします。

神戸のトンボ広場の記録

  21日に確認した4種を追加します。  toranosanta  2019年5月24日(金) 0:56

19・オオイトトンボ♂、豊岡ではたくさんるのですが、南東部にも少々いて、毎年確認できます。20・コフキトンボ♂何かの情報で大阪でオビ型がいたとの話があるようですが…。21・クロイトトンボ♂何年か前に豊岡で見た同種はもっと色がきれいだったのですが。22・ショウジョウトンボ♂成熟の一歩手前の段階でまだら模様が残っています。

神戸のトンボ広場の記録

  公園の池  umbr  2019年5月21日(火) 23:56

また公園に戻って来ました。小さな池があってその周辺を探したところアオイトトンボを発見。この池は去年の夏には池の中を歩けるくらいに干上がっていて心配していました。何とか生き延びていたらしいが数は少ない(2匹)。
池の周りではシオカラトンボが飛び交っていました。その中で翅に比べて胴の短いトンボを見かけたので撮影。これは都会では珍しいヨツボシトンボではないでしょうか??。

 ヨツボシトンボです  管理者  2019年5月22日(水) 6:52

ご投稿ありがとうございます.

2,3枚目の写真はヨツボシトンボで間違いありません.もうかなり老熟している時期で,色もくすんでいますね.

アオイトトンボは,夏の間は成虫で過ごしているので,昨年の渇水はあまり問題はないと思います.産卵期の秋が問題です.それでも,干上がって水のない池でも産卵するアオイトトンボがありますので,不思議です.卵は植物の組織内で冬を越し,翌年の春に孵化します.よって卵の間も水は必要ありません.ですから,早春から今くらいにかけての幼虫期に水があればよいという,乾燥に適した生活史を持っています.この時期日本ではだいたい雨がよく降りますものね.日本の気候にうまく適応しています.こちらの方でも,17日にアオイトトンボの羽化を確認しました.

それでは失礼します.


 カップル  umbr  2019年5月22日(水) 22:23

どうも有難うございました。ヨツボシトンボを撮る時に靴が水没しました。この池は今年の初めごろから水が入れられたようです。公園の池は時々水草やゴミの除去の為水が全面的に抜かれる事があります。

ところで相変わらずアオモンイトトンボは多いのですが、色も模様もほとんど同じでまるで♂同士で交尾しているようなカップルを見つけました。いくらLGBTが流行っているとはいえトンボの世界にまで・・・とか思ったが、下のトンボの方が胴体がやや太いのでやはり♀だったのでしょうか??

 アオモンイトトンボメスの多型現象  管理者  2019年5月22日(水) 22:41

おっしゃるとおり,アオモンイトトンボのメスです.

アオモンイトトンボには,成熟に伴う色の変化の他に,成熟色にもオス型とそうでないものがあります.さすがにLGBTとは言いませんが(笑),アンドロモルフといって,直訳するとまさにオス(アンドロ)型(モルフ)です.

添付写真をご覧ください.通常のメスは,未熟なときは橙色の胸(1枚目)をしていて,それが緑褐色のメス(2枚目)になっていきます.対して3枚目のようにはじめからオス色のものもいます.

それでは失礼します.

 色々  umbr  2019年5月23日(木) 20:01

詳細な説明有難うございました。時期によって、あるいは最初から色々の模様と色があるとはアオモンの♀は面白いです。どうりで青緑色のヤツが多いと思いました。あれは何パーセントか♀が混じっていたのですね。
神戸のトンボ広場の記録

  クロスジギンヤンマ(産卵)  RONNIE  2019年5月21日(火) 22:14

久しぶりにクロスジギンヤンマの産卵を見ることができました。
他に見ることができたトンボは、ヤマサナエ、シオヤトンボ、タベサナエでした。

 産卵  管理者  2019年5月22日(水) 6:38

ご投稿ありがとうございます.

クロスジギンヤンマ,えらく浅いところで産卵していますね.雨上がりの晴れ,というのが,産卵を見るチャンスです.トンボのメスは,ある程度は産卵時期を調節できるみたいで,雨など天候の悪い日は,生理的に産卵できる状態にあっても,産卵するのをを止めて天候がよくなるのを待てるみたいです.ですから,雨の後は,待っていたメスがわっと出てくる可能性があるので,産卵を観察しやすくなるみたいです.私も今日などでかけたいのですが,今日はあいにく私用があってできません.残念!

そろそろ夏のトンボの移り変わり始めています.これからもよい報告をお待ちしています.

それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  コシアキトンボ  木佐浩之  2019年5月18日(土) 19:58

こんばんは。
ご無沙汰していましたが、今季もよろしくお願いいたします。
久しぶりにトラフトンボに挑戦してみようと、近郊の池に出撃しました。
最初に出迎えてくれたのは羽化したばかりと思われる数頭のコシアキトンボ。
歩いていくと一斉にヒラヒラ舞い上がっていきました。
新鮮な個体は腰のクリーム色が綺麗でウットリしてしまいますね。

もう一枚は近くで見つけた羽化殻です。
これもコシアキのものかどうか確認願えますでしょうか。
ちなみにシオカラトンボ、シオヤトンボ、トラフトンボ、オオヤマトンボ、フタスジサナエ、ホンサナエといった面々もいました。


 羽化殻はコシアキトンボです  管理者  2019年5月19日(日) 7:00

ご投稿ありがとうございます.

羽化殻はコシアキトンボで間違いありません.コシアキトンボの背棘は特徴的で,腹部第2節から腹部第10節まであります.腹部第10節のは小さくて,背面から見たときは第9節のものに隠れて見えません.横から撮れば見えることがあります(写真2).貴兄の羽化殻は確実腹部第2節から9節までは確認できます.この腹部第2節(から第9節)に背棘があるトンボは非常に少なく,他にはミヤジマトンボくらいです.また,後半の背棘は背中の正中線が山形に盛り上がったような背棘です.

よく似た形態の羽化殻にはオオメトンボがありますが,沖縄のトンボでこの付近には分布しません.また腹部第2節に背棘はありません.

なお,羽化殻各部の用語は以下を参照してください.

https://www.odonata.jp/05exuviae/nomenculature/body/index.html

いよいよ夏のトンボが出始めましたね.春のトンボは遅かったですが,夏のトンボはいつも通りか,少し早い感じです.

今年もよろしくお願いします.それでは失礼します.

 コシアキトンボ  木佐浩之  2019年5月19日(日) 20:19

管理者様、こんばんは。
早速の回答と詳しいご説明ありがとうございます。
今日も同じ池を訪れましたが、コシアキは続々と羽化しているみたいです。
この画像のような状況なら迷うことはなかったですね。
先の羽化殻も今日の個体も岸から5m以上離れた草地で見つけました。
途中には植物が密生し石ころなどの障害物もありますが、
ヤゴはそれらを乗り越えてトコトコ歩いてきた様子です。
何故、わざわざ水辺から離れて羽化するのか不思議に思いました。

神戸のトンボ広場の記録

  山地の渓流にて  権兵衛  2019年5月17日(金) 1:29

先ず、お尋ねです。
画像4 はヒメクロサナエのつもりで撮ったのですがダビドサナエに見えてしまいます。やはりダビドサナエでしょうか。
不明瞭な画像が1枚しかなくて恐縮です。ヒメクロサナエの姿を探している時に突然に眼前の枝に止まったので後ずさりして撮りました。
胸側の黒条が翅の陰ですが2本に見え、腹部第7節(?)腹面側の鈎状のものと併せて、残念ながらダビドサナエに思えました。


2019年5月4日、山地の細流にて、運良く羽化途中と、羽化直後のヒメクロサナエ♂を観察しました。
羽化途中の個体を観察中に、腹部背面が虎縞に見えたトンボが悠然と私の脇を通過しました。彼のトンボは上流方向に行ったので、戻りが確認できるかと思ったのですが、ヒメクロサナエの観察を続けたので、その後は未確認になってしまいました。
そして、5月11日。未確認のトンボが気掛かりで、細流の上流を目指してみました。途中、ヒメクロサナエの羽化殻なども見えず、細流でのヒメクロサナエの羽化は終わったものと判断しました。
上流は明るく開けた谷で、直ぐに伏流になってしまいました。成果もなく諦め、下りの途中、小さな飛翔生物を発見。止まった姿を確認すると若いアサヒナカワトンボでした(画像1)。摂食活動中でした。
眼が慣れると、あちらにも、こちらにも、小さな飛翔生物。全てアサヒナカワトンボに見えました。
若いメス(画像3)もどうにか確認できました。

本流に戻り、残り時間もなくなった頃、ヒメクロサナエと思ったトンボが眼前の枝に止まったのです。
翅休めで止まったのでしょうが、地形的に胸側側に回りこむことも出来ず、不明瞭な画像が1枚しか撮れませんでした。

5月18日も天気次第で山地のトンボ探しの予定です。


 石の上のダビド君が見られない  権兵衛  2019年5月17日(金) 1:35

今年は、流れの石の上でメス待ちをするダビド君を見ていません。
野周り観察点では羽化不全で飛べない個体を複数。羽化失敗で息絶えたオスなどを見ました。羽化殻は数十個確認しているので、それなりの確率で成熟個体がいるはずですが姿を見ることはできていません。

[そんな今年ですが、移動途中に一服点けて、樹上のダビド君を見ることができました]
2019年5月11日、山地の沢に移動途中に樹上のダビド君を見ました(画像1、2)。トンボの気配があったのでファインダを覗くとダビドサナエ♂でした。
お尋ねその1。
別個体♂が近くの葉に止まったら追い払ってしまいました。樹上でも縄張りを主張するものなのでしょうか。

[帰路、川原を覗くと、交尾態が飛んできました]
日も長くなっているので、夕刻でしたが、川原石でメスを待つダビド君を見に寄り道しました。
川原石には点々とニホンカワトンボのオスの姿が。何故か、ダビド君の姿はありませんでした。仕方ないので、別の場所に期待して、ツルヨシの藪に入り移動を始めました。すると、前方から黒色に見えた交尾態が飛んできました。交尾態は眼前に止まってくれたのですが藪の中。ツルヨシの葉の隙間を探してどうにか撮影(画像3)。長い交尾になるのかと思ったら、ヒトの気配が嫌だったのか、交尾場所を変えてしまいました。
ツルヨシばかりで目印はないのですが、着地を確認して追いかけました。着地地点らしき所を覗き回したのですが、見当違いだったか、それとも再移動してしまったのか、交尾の姿は見出せなかったです。
相手は飛行生物。こちらは歩行生物なので移動時間の関係で分が悪かったです。
ツルヨシの藪から抜け出る途中、葉の上にトンボの姿。ファインダを覗いたらメスでした(画像4)。

確証は全くないのですが交尾を解いた後のメスとも思えませんでした。昨年、日没後も交尾を続ける姿を確認しています。また、オスが簡単にメスを離すとは思えません。
お尋ねその2。
交尾のためにオス探しに来たものの、オスがいなかったので躊躇していた。と、いう可能性はありますでしょうか。


 写真はダビドサナエです  管理者  2019年5月17日(金) 7:25

ご投稿ありがとうございます.

正体不明のサナエトンボは,ダビドサナエです.添付の写真をご覧ください.ダビドサナエ(属)のオスには,腹部第7節下面の後縁に,突起物のようなものが見えます(写真白矢印).そして第8節下面が少しへこんだように見えます(写真黄色矢印).しかしヒメクロサナエにはそういった特徴はありません.

二つ目のお尋ねですが,「縄張り」という語には注意が必要です.私も安易に使ってしまうことがありますが,本当は慎重に使う言葉です.その定義は,トンボの場合ですと,好適な産卵基質などそのオスにとって重要なもの(一般に「資源」と呼びます)をオスが「占有」するために,他のオスを寄せ付けない「排他的防衛空間」を持つ場合,「縄張りを形成している」と呼びます.したがって,そこに他のオスが侵入してきた場合,追い払う行動が観察できます.

ところが,他を追う行動は,縄張り以外でも見られます.特に注意しなければならないのは,それは「追い払う行動か」「追いかける行動か」の区別です.トンボのオスは,種によって違いはありますが,基本的にメスを見つけると「追いかける」行動をとります.しかし,オスには近くにいるトンボがメスであるかどうか見つけた時点で分かっていないことが多いようで,とりあえず接近して確認するために「追いかける」こともあるようです.だからよくオスは他のオスを「追いかけ」ます.

ということで,樹上で縄張りを形成するかどうかは.1回の追う行動の観察だけでは判断できません.例えば日当たりによい場所が「資源」だとし,そこを排他的に占有するような行動をとっていると,そこに縄張りを形成しているということになるでしょう.さらに「占有」という語には「時間的継続」という意味が含まれますから,その状態がある程度の時間継続していることも,縄張りを形成しているかどうかの判断には重要です.

ということで,残念ながら,今回ははっきりとしたことを申し上げることができません.私も含めて,トンボを観察している人は,簡単に「縄張り」と言ってしまいます.でも縄張りを形成していることを確認するには,それなりの時間をかけた観察が必要です.

また次のような場合もあります.例えばオオヤマトンボのように,複数が同じ場所を時間差でパトロールしている場合,その周回コースは占有されていませんから,このコースはオオヤマトンボの「縄張り」ではありません.

ごめんなさい.しつこくなってしまいました.

質問の三番目です.通常メスからオスに交尾を求めるということはないようです.それでも,メスが交尾を求めるときは,オスの縄張りに入って行って,すんなり交尾を受け入れる,といった行動をとるのではないかと思います.メスがオスを積極的に誘うという行動が発見されると,これはちょっとしたニュースです.したがって,メスがオスを探しに来たということは,今の知見からは考えにくいと言えましょう.

一説によれば,メスは一度交尾すれば,一生分の精子がメス体内の精子貯蔵器官に蓄えられるそうですから,再々の交尾はメスにとってはうっとうしいだけかも知れません.

それでは,この辺で.

 やはりダビドサナエでしたか  権兵衛  2019年5月17日(金) 18:36

ご教示をありがとうございます。
全てがよい勉強になりなす。


『腹部第7節下面の後縁に,突起物のようなもの』、『そして第8節下面が少しへこんだように見えます』が、ダビドサナエ(属)のオスに見られる特徴とのこと。
ダビドサナエ属は、まだダビドサナエしか知らないのですが、オスの「腹部第7節下面の後縁の突起物状のもの」が気になっていました。機会をみてお尋ねしようと思っていました。

「縄張り」は慎重に使うべき言葉。分かり易く解説して頂きありがとうございます。しつこくないです。
特に『オスには近くにいるトンボがメスであるかどうか見つけた時点で分かっていないことが多いようで,とりあえず接近して確認するために「追いかける」こともあるようです.だからよくオスは他のオスを「追いかけ」ます』は興味深かったです。このことは別種のオスのメスに対する行動で気になることがあったので機会をみてお尋ねするつもりでした。ちょっと合点がいくことがありました。

ツルヨシの葉に止まるダビドサナエのメスの質問は言葉足らずでした。
「交尾のためにオス探しに来た」の表現は、「交尾の意思があり、オスたちが待ちうけるであろう川原石にやってきた。ところがオスがいなかった」といった感じです。
確かに、オス漁り的な行動はありえないと思います。


お蔭様で、観察時の視点に幅が広がりました。また、観察の愉しみも増えました。
ところで、5月5日に偵察した止水域ではオオヤマトンボが周回飛行をしていました。

貼付画像は5月4日のヒメクロサナエです。
画像1 薄暗い沢の中で、羽化不全と思ったら翅を延ばしているところだった。
画像2 同一個体、飛び立ちの瞬間。撮影に専念してしまったので、何処へ飛んだか目で追えなかった。
画像3 別個体。開けた場所に、翅が濡れているためか飛べないでいた。
画像4 何故翅が濡れているのか。下方を見ると、流れの際辺りに羽化殻(赤色矢印)。恐らく、この個体のもの。そして、成虫は羽化後、開翅したら雫で濡れてしまった。と、想像ばかり。



神戸のトンボ広場の記録

  ようやくハラビロトンボ・撮り直しのクロスジギンヤンマ♂  toranosanta  2019年5月15日(水) 21:45

18・ハラビロトンボ♀をようやく確認できました。クロスジギンヤンマ♂は偶然2m程度横にとまってくれました。今までにない経験でした。やはりきれいなトンボですね。

 撮ってみたい そのアングル  権兵衛  2019年5月16日(木) 20:17

クロスジギンヤンマ、好いですね。
私もいつかは撮ってみたいものです。羨ましくて、つい書き込んでしまいました。
過去に、止まったオスは何回か撮っているのですが貼付した画像のようなアングルしか撮れてません。

 クロスジギンヤンマ  管理者  2019年5月16日(木) 21:32

お話盛り上がっているようですね.

クロスジギンヤンマは私も好きなトンボです.ただみなさんとちょっと違って,私はメスの渋い色彩が好みです.ちょっと焦げがついた竹みたいな色です.こういう色をしたトンボは,日本産ではちょっとないように思います.しかも胸部の色が黄色っぽいものと緑っぽいものがあります.これは成熟度合いが違うのかどうか,よく分かりませんが...

ちなみに,私はまだ,クロスジギンヤンマのオスが近くに止まったという幸運に出会ったことがありません.添付の写真は,事故?で道に落ちていたオスを拾って止まらせてとったものです.早くみなさんのような幸運に出会いたいです.

それでは.

 宝くじに当たったようなものだったのかも  toranosanta  2019年5月16日(木) 23:27

クロスジギンヤンマの感想ありがとうございます。皆さん同じ思いをしていたんですね。私も♀の産卵写真は撮っているのですが、♂はどうしても飛翔状態でしかありませんでした。本当にラッキーな日でした。
もう一つだけ私の好きなサラサヤンマ♂の写真を加えておきます。自然の色合いは本当に美しく素晴らしいですね。

 サラサヤンマ探しは今季の課題です  権兵衛  2019年5月17日(金) 1:21

toranosantaさん
FBなサラサヤンマですね。
サラサヤンマは、我が野周りフィールドにも生息している可能性がありますので、今季の課題です。
ローカルにトンボ屋さんがいないのか、それとも、私が知らないだけなのか。また、トンボ屋さんがいても情報発信していないのか、トンボ探しは常に暗中模索状態です。

サラサヤンマの画像、目の保養になりました。

管理者 様
「種明かし」で、思わず噴出してしまいました。
言われてみれば、前脚と左後脚が不自然に見えました。

トンボノート「No.688. ムカシトンボの観察.2019.5.16.」拝読しました。
ムカシトンボの産卵しそうな場所の目星をいくつか着けているのですが、限られた時間で当たりを探すのは大変で、この課題も暗中模索です。

次のトンボノート、何が出てくるかいつも期待しています。


神戸のトンボ広場の記録

  地元の山にて  RONNIE  2019年5月16日(木) 20:21

忙しくてなかなか行くことができなかったのですが、今日は、久しぶりに地元の山に行ってきました。
そこで見たトンボは、タベサナエ、シオカラトンボ、シオヤトンボ、クロスジギンヤンマ、ヤマサナエ、ムカシヤンマでした。
ムカシヤンマは、今年も健在でよかったです。
クロスジギンヤンマの羽化殼は10頭ほどありました。

 ムカシヤンマ  管理者  2019年5月16日(木) 21:36

ご投稿ありがとうございます.

出かけられているようですね.春のトンボも本当に盛りになっています.ムカシヤンマがいるところがあるのですね.こちらもあるにはありますが,うまく見られないこともあります.ちょっと偶然に左右されている感じです.去年,卵を産みそうなところで待っていると,オスが肩に止まりました.よくあるんですね,ムカシヤンマが人の体に止まるっていうこと.また木の幹にべたっと止まる止まり方が独特で,これが面白いです.ムカシヤンマ以外には,オオルリボシヤンマくらいですかね,こんな止まり方をするのは.

それではこの辺で失礼します.