今晩は。9月4日の台風21号以来さっぱり居なくなったアオイトトンボ。 毎年居た場所では今も見られませんが200mほど外れた全く違う場所で発見しました。 ここはアオモン(アジア?)イトトンボが沢山居る池の周囲でえらく大きなイトトンボが飛んでいるなと、よく見るとアオイトトンボでした。 アオモン(アジア?)イトトンボも夏よりひとまわり小さくなっていましたが健在で、紅葉しかけの植え込みで交尾するカップルが居た、これは来年に備えて子孫を残そうとして居るのでしょうか。 写真は2枚とも10月21日撮影。
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イトトンボ umbr 2018年10月24日(水) 2:57 |
どうもアオモンとアジアイトトンボの見分け方がよく判りません。この2種類は混在する事はないのでしょうか。 とするとハイブリッド(混血)もありうるのでは??とか思ったりもします。
この日は暑くて(24℃)昼から上着を脱いで半袖シャツ1枚でも平気でした。池に居たのはギンヤンマ、シオカラトンボ、ウスバキトンボとなぜかコシアキトンボまで飛んでいたので驚きました。 |
アジアイトトンボとアオモンイトトンボ 管理者 2018年10月27日(土) 7:15 |
ご投稿ありがとうございます.
アジアイトトンボは今頃個体数が多いですね.各地でたくさんのアジアイトトンボを見かけます.もちろん,来年に向かって子孫を残そうとしています.アジアイトトンボとアオモンイトトンボは同所的に生息することもあります.しかし,あまり異種間交尾は見たことがありません.ハイブリッドは少ないと思います.
アジアイトトンボとアオモンイトトンボの区別は,特にメスにおいて難しいと思います.慣れてくると,色彩だけでだいたい区別がつくようになりますが,それまでは,腹部第1節背面の黒斑の有無で区別するとよいでしょう.未熟な個体は腹部まで橙色になるのがアジアイトトンボで,アオモンイトトンボは腹部は緑色です.慣れるまでは,採集して標本をつくり,よく観察してください.標本は95%エタノールに浸けるのがよいです.
オスは腹部第8,9節の色の違いで区別するとよいでしょう.
それでは失礼します. |
Re,イトトンボ umbr 2018年10月28日(日) 18:28 |
いつもながら詳細な解説ありがとうございました。
過去に撮ったアオモン?・アジアイトトンボ?の写真を見てみましたがなにせ小さいので判別できるのは何枚もありませんでした。やはり標本を採って調べるのが一番のようですね。写真はアジアイトトンボでしょう。 |
その通りですね 管理者 2018年10月29日(月) 21:12 |
写真はアジアイトトンボですね,第一腹節背面に黒斑があります.分かりやすい写真です.またたくさん並べて,体色の緑色を比べると微妙に色合いが違います.
それでは. |
共食い umbr 2018年10月30日(火) 0:12 |
どうも有り難うございました。
写真は9月撮影。 |
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