ムカシトンボ科は,本サイトでは不均翅亜目の中の一つの科と位置づけているが,ムカシトンボ亜目を認める考え方もある.国内では一科一属一種である.別種はヒマラヤと中国にいて,世界に3種しか知られていない.
羽化殻は,通常水辺では見つからず,流れから離れた林床で見られることが多い.写真のように,まったく水のないような場所で見つかる.
羽化殻は,通常水辺では見つからず,流れから離れた林床で見られることが多い.写真のように,まったく水のないような場所で見つかる.
01.源流域に生息し,一見サナエトンボ科の幼虫に似ている.サナエトンボ科は触角に特徴があり,通常4節からなっていて,その第3節が幅広かったり長かったりと,特徴的な形態をしているものが多い.対してムカシトンボ科は触角が5節からなり,細いムチ状である.・・・ムカシトンボ属−ムカシトンボ
流れの近くの樹林内で見つかる羽化殻.