ようちゅう (ヤゴ) のせいかつ
■ようちゅうのいろいろ

 とんぼのようちゅうは、ヤゴとよばれます。ヤゴには、いろいろなかたちのものがあります。おやのトンボは、どれをみてもにたかたちをしていますが、ヤゴは、ほんとうにさまざまですね。これは、ヤゴのくらしているばしょと、ふかいかんけいがあります。

いろいろなかたちのヤゴ

 みずくさのなかでくらしているヤゴは、からだがほそながくなっていて、みずくさのくきに、つかまりやすいようになっています。くきにつかまったとき、ほそながいと、みつかりにくいのです(したのしゃしん)。うえのずの、1ばんから6ばんのヤゴは、みずくさのなかで、くらしています。

みずくさのなかでくらすヤゴ

 いっぽう、みずのそこの、どろやおちばのなかでくらしているヤゴは、からだがひらたくなっています。ひらたいと、どろやおちばのなかにもぐりやすいからです(したのしゃしん)。うえのずの、7ばんから12ばんのヤゴが、どろやおちばのなかにもぐって、くらしています。

どろにもぐるヤゴ

■エサをとるヤゴ

 ヤゴはみな、にくしょくです。ちいさなこんちゅうや、エビなどをとって、たべます。エサのとりかたには、まちぶせがたと、おいかけるハンターがたがあります。

エサをまつオニヤンマ

 まちぶせがたは、どろやおちばにもぐるタイプのヤゴにおおいです。ハンターがたは、みずくさのなかでくらすタイプのヤゴにおおいです。クロスジギンヤンマのヤゴは、ハンターです。ビデオでみてください。したくちびるを、いっしゅんのはやわざでのばして、あっというまに、エビをとらえました。

クロスジギンヤンマのエサとり

 つかまえたあと、こんどは、おしりのさきの、するどいとげで、エビをさらにこうげきします。

クロスジギンヤンマのエサとり

 あまりのはやわざで、みにみえないかもしれません。しゃしんをしたにのせておきますね。

クロスジギンヤンマのエサとり

■ヤゴのこきゅう

 ヤゴは、ほとんどれいがいなく、みずのなかでせいかつします。そのために、ヤゴは、えらでこきゅうをしています。ところで、えらはどこにあるかしっていますか? せいかいは、おしりです。こうもんからみずをすって、ちょうのなかにあるえらでこきゅうをします。きんしるい(いちばんうえのず、1ばんから6ばん)では、3まいの、びさいとよばれる、こきゅうするためのそうちをもっています(したのしゃしん)。

びさいをもつ、コバネアオイトトンボ

■めずらしいヤゴ

 やごは、ふつうは、みずのなかでくらしていますが、かわったところでくらしている、めずらしいヤゴを、さいごにしょうかいしておきましょう。トゲオトンボのなかまは、みずがわきでるようなばしょで、せいかつしています。したのしゃしんのように、いわにはりついたりして、くらします。これいがいにも、つちにあなをほってくらす、ムカシヤンマのようなヤゴもいます。

ヤンバルトゲオトンボのせいかつばしょ

<このページの漢字>
 1.にくしょく:肉食
 2.えら:鰓
 3.びさい:尾さい,尾鰓
 4.こきゅう:呼吸

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