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 K040.オナガサナエ Melligomphus viridicostus 
 ▲オスの静止.2009.8.6.,神戸市北区./神戸市RDB:


各区の記録状況 (●:2005年以降の記録,○:2004年以前の記録,×:公表記録なし)
北区 西区 垂水区 須磨区 長田区 兵庫区 中央区 灘区 東灘区
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 オナガサナエの神戸市での過去の記録は,北区の1例だけしかありません.これはおそらく宝塚昆虫館の所蔵標本の記録で(日浦,1966).実に1930年代の記録です.

 また「雌岡山(松本,1982)」というのもありますが,これは三木市と記載されていて,神戸市内とはなっていません.これは雌岡山の麓の三木市側で採集されたものかも知れません.筆者も三木市内の志染川ではオナガサナエの幼虫を採集してますから,この付近に最近までは生息していたことは確かです.

 神戸市内では非常に分布が限られていますが,決して珍しい種ではなく,兵庫県では各地に広く分布しています.大きな河川に生息する例が多く,神戸市ではそのような環境がないことが記録の少ない原因であろうと思われます.

 しかし市内でも,縄張りと思われるオスの静止,メスの産卵,幼虫の生息,羽化と一通りの生活史は確認できています.1991年は羽化殻を35個採集しましたが,その数は決して多くはありません.羽化時期は神戸市内の生息地では6月の下旬頃です.

 最近の神戸市内での観察例は確実に減少しており,神戸市RDBではDランクになっています.

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