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 K055.タカネトンボ Somatochlora uchidai 
 ▲幼虫の写真.2005.6.19.,神戸市北区.


各区の記録状況 (●:2005年以降の記録,○:2004年以前の記録,×:公表記録なし)
北区 西区 垂水区 須磨区 長田区 兵庫区 中央区 灘区 東灘区
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 体が金緑色に輝くトンボです.かつて神戸市では,六甲山地など山間部に広く分布していました.しかし,最近はめっきりすがたを見なくなってしまいました.本種に限らず,エゾトンボ属のなかまは神戸市から姿が見えなくなっています.本種はまだ神戸市RDBではランクインされていませんが,今後の調査でランクインする可能性が最も高い種の一つです.

 7月になってから成虫の姿を見ることができるようになり,9月中にはすがたを見ることができなくなります.以前であれば,7月ころの未熟な時期には,六甲山地のハイキングコースなどで,せわしなく同じ場所を行ったり来たりしながら摂食(せっしょく)する本種を見ることができました.

 盛夏になると,オスはやや薄暗い池の周辺を,グリーンの目を輝かせながら,ホバリングを交えて飛び回っています.メスは,そういった池の岸辺で産卵をします.産卵動作はなかなかユニークで,まず岸辺でいったん池の中心の方に向き,腹端を水につけます.その後,体の向きを岸辺の方に変え,腹端についた水とともに卵を岸辺に飛ばします.

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