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 K053.オニヤンマ Anotogaster sieboldii 
 ▲オスの静止.200.,神戸市北区.


各区の記録状況 (●:2005年以降の記録,○:2004年以前の記録,×:公表記録なし)
北区 西区 垂水区 須磨区 長田区 兵庫区 中央区 灘区 東灘区
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 オニヤンマは日本でいちばん大きなトンボとして有名です.しかし,それほど珍しい種類ではありません.ところが,2010年に六甲山の渓流を3時間ほど歩いたのですが,全くオニヤンマのすがたを見ることがありませんでした.数は確実に減少していると思われます.普通種がある日突然見られなくなるといった例にならないことを祈るばかりです.

 6月ころに羽化が始まり.未熟なうちはよく峠付近の道路上を往復しながら飛んでいます.国道428号線の丹生山地を越える峠付近では,毎年6月中旬頃には本種が悠然(ゆうぜん)と飛んでいるすがたを目にしました.7月下旬からは成熟したオスが,ハイキングコース沿いの渓流や,水田の用水路などに沿って,低いところを往復しながらパトロールするのを見ることができます.幼虫はこういった山間の渓流(けいりゅう)や,水田の用水路などで見られます.

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