No.731. アオモンイトトンボの観察.2020.5.21.

今夕,やっと兵庫県の緊急事態宣言が解除されました.県内であれば気兼ねなく出かけられるようになりそうです.まあまだ今日はその段階に至っていませんので,家の近くの池に行ってきました.今日のねらいはアオモンイトトンボです.実はトンボ歳時記の総集編を書いていて,この時期にアオモンイトトンボの観察に行ったことがほとんどないことに気づきました.

この時期といえば,サナエトンボやカワトンボをねらって,源流域や中流域,あるいは池へ出かけることが毎年のルーチンでした.この時期しかいないトンボが総出になるので,アオモンイトトンボを見に行く所まで手が回らないというのが本当のところ.今年は遠出を自粛しているので,逆にこれ幸いとアオモンイトトンボを優先したというわけです.

▲アオモンイトトンボのオス,摂食中.
▲アオモンイトトンボのメス,未熟色.
▲アオモンイトトンボの若い成熟個体.

午前中に着いたときには,アオモンイトトンボはたくさんいました.午前中というと交尾の時間帯ですが,意外と交尾しているカップルは少なかったです.数ペアというところ.

▲未熟色のメスとの交尾.
▲若い成熟色メスとの交尾.
▲オス色型メスとの交尾.

メスは結構たくさんいましたが,ほとんどが未熟色の個体でした.さらにどんどん羽化している状態でもありました.どうもアオモンイトトンボは,まだ少し早い感じがしました.オスの成熟度合いは測りにくいので分かりませんが,メスの成熟個体の姿がほとんどありません.それが証拠に,昨日,今日と,午後に産卵を見に来ましたが,見られたのはたったの1頭だけでした.

▲まだ若い感じのするメスの産卵.2020.5.20.

産卵が本格化するのはあと1週間ぐらいはかかりそうです.出現が早いトンボなので,もうこの時期バンバン産卵をやっていると予想していました.しかしこの時期あまり観察に来ていないことがたたって,生態についてちょっと不明な点があったようです.

さて,それ以外のトンボは,ショウジョウトンボとコフキトンボでした.コフキトンボはこの時期,早い出現の個体です.

▲コフキトンボのメス.まだ若い.

今日はビデオカメラを持って行ったので,写真はすべてそのリッピングです.さあ,この週末ぐらいから少し活動を活発化させたいです.

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