観察記について

 この「トンボノート」には3つのカテゴリーがあります.その一つが「観察記」です.

 このカテゴリーは,2018年に一応終了した「トンボ歳時記」「トンボ観察記」の続編に該当するものです.2008年から始めた,写真撮影を中心としたトンボ観察は,10年間の記録を「アーカイヴ」としてまとめてあります.過去の観察記を参照したい方は,右のメニューのリンクから,トンボ歳時記・観察記アーカイヴを選んでください.

 私のようなアマチュアが唯一誇れるのは,「フィールドの状況に詳しい」ということだと思っています.今から50年も前であれば,トンボを学術的に研究するプロなどは日本にはほとんどいないといってよい状況で,アマチュアが研究者のまねごとのようなことをしても十分通用する時代でした.しかし近年は,博士号を持ったプロの研究者が,トンボを材料にして,分類学,生態学など数多くの研究をしています.その機材・方法論や論文収集力は,とてもアマチュアが太刀打ちできるものではありません.

 そんな状況の中,私は,アマチュアである限り,フィールドに出てトンボたちと接する機会をなくしてはいけないと信じています.そしてトンボたちの現況を肌で感じ取り,それを発信していくことこそアマチュアの使命だと思っています.また私は,トンボ分野を専門に,貴重な野生動植物保存推進員としての活動をしています.そのためにも,フィールドに出て調査活動をすることは重要な責務となっています.

 2018年の「トンボ歳時記」では,一つのトンボを見るために,車で往復6時間以上も走り続け,いつ来るか分からない,ひょっとしたら来ないかもしれないトンボを待ち続けるようなことをして,記録を撮ってきました.このように,季節を追ってトンボを濃密に紹介していくことは,経済的にも体力的にも苦しくなってきつつありますので,今年からはフォーカスを絞って観察を進めていくつもりです.なお,観察記の記事だけを選んで読んでみたい方は,右メニューのカテゴリーがら「観察記」を選んでください.