ハナダカトンボ科  Chlorocyphidae Cowley, 1937

 日本産のハナダカトンボ科には,西表島に分布するヤエヤマハナダカトンボと,小笠原諸島に分布するハナダカトンボの2種がある.いずれも額が天狗の鼻のように突き出ていて,他のトンボとの区別は容易である.また,これら2種は分布が大きく隔たっているため,新種が迷入しない限り分布域で同定して差し支えない.

 ハナダカトンボは小笠原諸島の弟島,兄島,父島,母島,姉島から記録がある.このうち姉島では絶滅,父島でもおそらく絶滅したものと考えられている(苅部,2004).
 
苅部治紀,2004.小笠原固有トンボ類の現状.−トンボ類はいつころ,なぜ減ったのか− 神奈川県立博物館調査研究報告 自然科学 第12号.


ハナダカトンボ科 Family Chlorocyphidae
  ハナダカトンボ属 Genus Rhinocypha
CR+EN  022. ハナダカトンボ Rhinocypha ogasawarensis
023. ヤエヤマハナダカトンボ Rhinocypha uenoi


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