ビデオによる生態紹介
ウチワヤンマの繁殖活動
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H038.ウチワヤンマ Sinictinogomphus clavatus clavatus 
 ウチワヤンマは,池で棒の先に止まっていたりして,よく目立つトンボである.オスはメスを見つけると捕まえて交尾を行う.交尾は池の畔や,池のすぐ外側の草地や樹林で行われる.棒の先に微妙なバランスを保ってオスが交尾態を支えている.交尾がほぼ終わりに近づくと,交尾態のままで池の周囲や中央部を広く飛び回る.これはおそらく産卵基質(浮遊する植物体)のある場所を探す行動だろうと思われる.時にはその池を出て近くの他の池に行ってしまうこともある.適当な産卵基質のあるところを見つけると,オスはメスを放し,メスはすぐに間欠的に打水して産卵を始める.ウチワヤンマの卵には糸状の付属物が付いていて,それが水に触れてほどけ,時にメスの尾端から打水した水面に伸びているのを見ることができる.動きをよく見えるようにするため,一部スローモーションにしている.
 ウチワヤンマの繁殖活動.2006.7.22., 8.6., 8.27., 2007.6.23. 4'59"